『マッドマックス』シリーズで知られるジョージ・ミラー監督の言葉が深いです。
スナイダーが監督するようになってから、DCコミックファンやヒーロー映画ファンの間では「スーパーマンらしさ」についてよく議論されるようになりました。この手の議論は大体平行線を辿るのですが、スーパーマンのコミックの出自に着目するか、映画として魅力的な物語を求めるか、のどちらに立つかで意見が割れるといった所でしょう。
ここでミラー監督が言っているのは「スーパーマンはコミックブックのままに作っても芸術または文学として退屈だから、外部要因でも内部要因でも良いから彼の悪魔を引き出す必要がある」という内容であり、スナイダーが『マンオブスティール』三部作で臨んだアプローチと同じであることが分かりますね。映画とは、コミックブックの映画化である前に、魅力的な映画として追求するべきだ、という考えだと言えるでしょう。
スナイダーカットは葛藤する主人公たちに示される「選択」が幾重にも折り重なって、深い感動を呼んでいました。これについては別記事にまとめたので、興味があれば読んでください。
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了。