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【記録】中学生ソフトボーラーとの軌跡

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2020年6月の記事一覧

見える景色。(2019/1/27)

見える景色。(2019/1/27)

土曜日が、おもしろい。

午前中に川崎市の中学校の部活へ、午後は付属中の部活へ行く生活である。

この両校は『中学女子 ソフトボール部』というカテゴリーは同じだが、練習頻度や練習体制、所属部員の性質やチーム目標に至るまで、異なることの方が多い。

同じことは、ただ1つ。
中学生ならではの素直さと純粋さ。

それゆえ、両校の選手への、自分のアプローチというのは、大きく変わる。
午前と午後で『自分』が

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誰のための部活か。(2018/12/28)

誰のための部活か。(2018/12/28)

今日は日々、中学生と部活動をする中で感じた、環境の違いについて、そして、学校教育についての考えたことを残そうと思う。

ここでは、私が10月から足を運びはじめた、川崎市立の中学校の部活動について書いていく。
この学校は、顧問の監督さんは、前任校にて全国ベスト8の成績を収め、日本代表選手を輩出した経験もある方だ。

選手に対するソフトボール脳の教育を徹底しており、それは、攻撃ではランナーを進める打撃

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人生最高の喜び。(2018/10/20)

人生最高の喜び。(2018/10/20)

新人大会は、下馬評を覆し、
4戦3勝1敗、ブロック予選2位で通過した。

3回コールドで相手を下した試合もあり、そこでは
ピッチャーが8奪三振と捕邪飛で、9つのアウトを取りきった。

ピッチャーの成長は、一目瞭然だった。

自分が指導に携わることができた生徒の活躍が、こんなにも嬉しいとは思わなかった。

前日は不安で眠れなかった、初の公式試合だったはずが、
彼女達は大金星をあげて締めくくった。

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指導者としての『自負と責任』。(2018/10/15)

指導者としての『自負と責任』。(2018/10/15)

10月7日。
秋の新人大会ブロック予選が行なわれた。

さかのぼること、1ヶ月前。9月7日。
現役1、2年生チームは、学校史上最高の成績を残して引退した3年生との紅白戦を行なった。

結果は、3回時間コールド
「22-1」敗戦。

ピッチャー2人で与えた四死球は15を数えた。

ソフトボールは、「試合の8割はバッテリー」
と言われることもあるくらい、ピッチャーキャッチャーは重要なポジションを占める

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