見出し画像

第1回同級生会

おはようございます!
急に寒さが厳しくなってきたここ数日。
思えば昨日は二十四節気の大雪。そりゃ寒い・・。
大学院の入り口にある木々も紅葉が綺麗だったのですが、今朝門をくぐったらほぼ葉が散っていました。いよいよ年末も目前ですね。

さて、前回の投稿で今の学校の忙しさなどをお伝えしたのですが、
そんな中、先日家に同級生数人をお招きしました。
え?なんで?忙しいんじゃないの?と思われるかもしれないのですが。
これには私なりの理由があります。

もともと、私は実家の両親がたとえどんなに家が狭かろうと手料理で人をおもてなししたり、お話ししたりするのが好きだったため、私も特に結婚してからは折に触れて人をお招きすることが多かったのですが、今回大学院に入学するにあたって、どんなに忙しくても同級生を家に定期的に呼ぼうというのは心に決めていたのです。
というのも、通っているコースの趣旨が各国の若手の将来のリーダーたちと日本の政治・経済・国際関係について学び友好関係を深めるということなので、せっかく彼らが日本に来ているのに勉強だけではもったいない、
日本を好きになってもらいたいし、少しでもああ、楽しかったなあ〜嬉しかったなあという経験や気持ちを持って母国に帰ってほしいと思っているからです。
そもそもこのコースはそういった趣旨があるにも関わらず数年前まで参加者が外国人オンリーだったようです。せっかく日本に来て日本についてもたくさん学んでいるのに議論に日本人が加わらないのはとても勿体無い、ということで日本人も若干名受け入れるようになったのだと理解しています。というわけで、私はコースの中では勝手に・・ですが日本代表のような気持ちでいるのです。といっても日々授業の中で自分の知識の足りなさや他の国の歴史などへの理解の浅さに辟易とすることも多いのですが・・。
学ぶことはもちろん同級生のことを理解したり仲良くなったりすることも特に私はとても大事にしていきたいと思っています。

そんな理由から先月、記念すべき第1回の同級生会を開催。
1回目はコースの代表のブルガリア人の女の子とトルコ人の男の子、そして入学式の日に最初にお話ししたオーストラリア人の女の子でした。

お料理は日本について知ってほしいという思いと同じ釜の飯を食う、という発想で、メインをおでんに。
他は、食べ慣れているものもという思いからローストビーフ。前菜はお豆腐とアボカドのサラダにクリームチーズとジャムをつけたクラッカー。デザートは愛媛から届いたばかりのべにまどんなと和菓子。

ローストビーフは大きな塊がなくなりました。
食べ方としてはワサビや醤油をつけて食べる方法をご紹介。
寒い日にはおでんかなあ・・と。結果好評で良かった。
カゴに入れて南天をあしらって少し和風に。



結果、とても喜んでもらえました。おでんだねの説明や土地ごとの具の違いについての話も盛り上がった。
何より授業のディスカッションだけでなくてこうしてゆっくり家でお話すると仕事のことも業務内容に留まらずどうして今就いている仕事を選ぶに至ったのかや自分の生まれ育った場所の話、文化や価値観の違いについての話などにまで及ぶことが多く、とても面白かったです。みんなの話を聞いていると国家公務員の給料やインセンティブ、制度など、本当に国によって違うようです。

そして、それぞれお土産を持ってきてくれたのですが、それらもまた個性が出ていて興味深かった。トルコ人の男の子はトルコの焼酎のようなお酒を。薬草のような味と甘味が混在していて水と割ると透明だったお酒が白くなるのです!不思議。
ブルガリア人の友人はブルガリアの首都の写真が入った写真集と、ブルガリアについて学べる塗り絵を息子のために持ってきてくれました。
そしてオーストラリア人の友人は日本のワイン。(笑)この子は以前も日本に住んでいたことがあるので、日本についても詳しいのです。

まあここまで書いていて薄々お気づきかと思いますが、、色々理由を並べたけれど私はまず人をもてなすのが好きなんですよね。お料理も本当に家庭の料理ですが、作るのも食べるのも大好き。
大学院に入って、ゆっくり料理をすることが減っていたので、この日は私にとっても良い気分転換になりました!!

実は課題に追われながらも今月も第2回を企画中。
次はお招きする同級生に配慮してハラルな会になりそうなので、今メニュウを考案中。
また、色々なテーマの合間にこの会のご報告もしていきますね。


Thank you so much for coming!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?