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ミスは責めるより、その後のリカバリーを褒める

今更ながら、多くの人が絶賛している「7つの習慣」最近は読んでいます。
この本は自己啓発本なのか?ビジネス本なのか?よくわからないが、
1996年にこの本が最初に出版されたというので驚きだ。
だって、1996年ってWindows95が発売されて間もなくだから、今の時代とは全く違いますよね。
けど、何だろう、今の時代でも重要な習慣がしっかり書かれている。
この習慣はどの時代でも普遍的なんだろうな。

今日はその中でも第一の習慣からnoteを書きたいと思います。

▽第一の習慣 『主体的である』

著者のスティーブン・R・コヴィー博士は主体性の定義こう記していました。

主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。
人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。
私たちの行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択である。
(中略)
主体性のある人は〜〜
自分の行動に責任を持ち、状況や条件づけのせいにしない。自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、価値観に基づいた自分自身の選択の結果であることを知っている。

『7つの習慣』より

第一の習慣「主体性である」から既に心に響いております。笑

全てにおいて、その出来事や状況による自分自身の反応や行動は自分自身の価値観に基づいて「自分自身で選択して決めている」ということですね。

もし、その出来事や状況のせいにして「○○じゃなかったら〜」とか「〇〇のせいでこうなった」と考えていたとするならば、それは「主体的(proactive)」ではなく「反応的(reactive)」ということになります。

私たちは自分の身に起こったことで傷つくのではない。
その出来事に対する反応によって傷つくのである。

『7つの習慣』より

▽人は『反応的』になりやすい

私も反応的になっていた時期がありました。
自分のやりたい事ができずに、もがき苦しんでいた時に、
「この会社の体質が悪いから」とか
「上司が理解してくれないから」とか
「〇〇さんが全然働いてくれない」
といったように自分のマイナス感情や状況に対する責任を周囲のせいにしていました。

ずっと反応的に周囲に責任を押し付け、愚痴を言いながら働き続けていたらきっと今も変わらず同じ状況に不平不満を言いながら我慢をしていたことでしょう。

大きな変化を組織に起こそうと行動を起こす勇気もなく、自分自身のせいではなく、周囲のせいにしたほうがきっと楽なのかもしれませんね。

だけど「自分がやりたいと思える仕事をする」と主体的になり、自分がやりたい事ができる環境に身をおく為に転職を決意しました。
おかげで今は仕事に満足し充実した生活ができています。


▽ビジネスシーンで「反応的」な上司

例えば、職場にこんな人はいませんか?

一緒に働いている誰かがミスをして、自分のところにクレームが来たとします。

お客さんからクレームを言われ「◯◯にせいだ!」と反応的になりミスを責める上司がいました。すると職場の環境はどうなるでしょう。

それ以降、従業員は「怒られないように仕事しよう」とか「ミスが起きても怒れれるからバレないように隠そう」みたいな心理がはたらき、本来の仕事の目的がズレてきてしまいます。
そうなると当然サービスの質も下がってきてしまい、やがて売上が下がるという問題が上司に降りかかってきます。

 こんな状況こそ主体的に考えてみる

ミスが社内で起きた時、私がいつも心がけるのは
「ミスは誰にでもあるもの」
「ミスをした人を責めるのではなく、自分がミスを防ぐために何かできなかったか?」
と自分自身に置き換えて考えるようにしています。

この状況の時の私の選択はミスを責めるのではなく、自分にできる事を考え、その後のリカバリーを褒める(感謝する)です。

誰かのミスを責めたら自分がミスできない状況に追い込んでいるような気もするしね。

そのような主体的な思考になると怒りのような感情は湧いてこず、従業員もミスを恐れず本来の仕事の目的にそって働いてくれると思います。
結果、ミスが起きた時も隠さず正直に報告をするようになり、問題を小さくすることができます。

どちらが良いかは言わなくてもわかりますよね。

いかに反応的ではなく主体的になることが良いという事がわかると思います。


今日は午前中からずっとzoomで喋りっぱなしな1日。
ではこの辺で、週明けからお疲れ様でした。


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