いずみの代表

サービスは人がつくり出すものです。リハビリテーションや介護のプロフェッショナル育成に力…

いずみの代表

サービスは人がつくり出すものです。リハビリテーションや介護のプロフェッショナル育成に力を入れてます。医療や介護に携わる人を少しでも守るために、会社も経営しています。あと、理学療法士として現場にも出ています。現場が好きな人間です。 https://lit.link/arukunpo

最近の記事

積み重ねる意識や行動の大事さ【後半】

今回の記事では、「積み重ねる意識や行動の大事さ」について、前回記事の続きとしてまとめてみたいと思います。 前回記事では「小さなことをコツコツ続けた後にようやく気づける大事なものがある」という内容でした。 「自分が本当にやりたいことって何なんだろう?」進学するときとか、就職するときとか、様々な転機をきっかけにして考えることがあるかと思いますが、 結論「色々と行動してやってみないと分からない」のです。 10代20代の頃にハッキリと自分がやりたいことが見えている方がおそらく稀で、

    • 積み重ねる意識や行動の大事さ【前半】

      今回の記事では、「積み重ねる意識や行動の大事さ」についてまとめてみたいと思います。 ざっくり言えば、小さなことでもコツコツと続けることがやっぱり大事だよねという話で、そのコツコツ続けた後に見えてきて気づける大事なものがあります。 *書きたいことがたくさんあって長くなってしまったので、前半後半に分けて投稿しています。これはその前半の記事です。 はじめに私が理学療法養成校(現、大阪保険医療大学)を卒業する日の最後の授業、担任のN先生から私も含めた約40人の卒業生に向けて贈られた

      • 利己と利他

        今回の記事では、「利己」と「利他」の違いと、その違いによって生まれる行動の差などを、言葉自体の定義から挙げて考えてみたいと思います。 *この記事では後半に有料部分がありますが、前半の約3,000文字程度は無料で読むことが出来ます。 言葉の定義まずは言葉の定義から。 利己とは? 利他とは? 利己と利他は対義語になるかどうか?は様々な意見があるようですが、 ここでは利己と利他は対義語である、というように考えて以下にまとめていきたいと思います。 利己的な考えとそれから生ま

        有料
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        • 理学療法士とジョブ型雇用

          今回の記事では、最近参加したPT(=理学療法士)協会の指定管理者研修のグループワーク内で聞いた話をきっかけに、採用担当者や経営者目線でPTを採用する際に気をつける点について少し考えをまとめてみたいと思います。 終身雇用が良いか悪いかは置いておくとして、 年功序列で給料が上がるのではなく、こなしている業務内容によって給料が変わるジョブ型雇用にとても賛同している立場の人間です。 #これが前置き ちなみに終身雇用や年功序列なんかについて書いているのが以下の記事 ジョブ型雇用に

        積み重ねる意識や行動の大事さ【後半】

          終身雇用と年功序列とPTの世界

          今回の記事では、大企業では終身雇用・年功序列が終わると言われているがそれは私たちPTには関係あるのかどうか、リハビリ業界のことも踏まえながら自分の考えをまとめてみたいと思います。 終身雇用の特徴終身雇用制度といえば、1人の労働者を雇う際にまず前提として終身にわたって雇用を継続するつもりで雇い、基本的には毎年昇給し、様々な社内部署での業務や同期の間でのポジション争い等を経て役職へと昇進する人もいれば出来ない人もいて、それでもみんな定年を迎えた際にはある程度の退職金をもらって辞

          終身雇用と年功序列とPTの世界

          プランを立てる理由

          今回の記事では、「プラン(=計画)を立てる理由」について、自分なりの考えをまとめてみたいと思います。 プラン(計画)を立てるのがめんどくさい今の日本の世の中的には行動しない(行動できない)人たちが多いので、そんなマス向けに対して「考えるよりもまずは行動してみよう!」みたいな発信も増えていると思われます。 実際にプラン(計画)を立てるというのはとても面倒くさくって、地味だしあまり気が進まない。 プラン(計画)を立てているうちになんか現実的に難しいんじゃないかと思えてきて、や

          プランを立てる理由

          「判断をする」という仕事

          今回の記事では、仕事の中では「判断をしなければならない」立場の人がいて、その人が何を基準にして判断をしているのか?について、自分なりの考えをまとめてみたいと思います。 #久々の投稿 #書きたくて仕方がない内容 「判断をする」ことが仕事の人 判断をすること自体が仕事となる人は、チームのリーダーだったり部署のトップだったり、会社の経営者だったりします。 要は、その組織(チームや事業)の舵取りを任される人がそうであり、その人がどの方向に進むのか?舵を取るのか?によって組織の未来

          「判断をする」という仕事

          やたらに長く感じた1年

          今回の記事では「今年1年を振り返ってみて」自分自身が感じたことをまとめてみたいと思います。 一般的にこういう記事はだいたい年末くらいに書かれるものかもしれませんが、うちの会社では9月が決算月であり、この10月は前期を振り返る上でちょうど良いタイミングとなるので書き残しておこうと思います。 *例の如く、このnoteは自分の頭の中を整理する目的で書いているので、分かりにくい・読みにくい部分があるかもしれませんが、予めご了承ください。 この1年、どう感じたのか? この1年を振り

          やたらに長く感じた1年

          仕事をする上での当たり前の意識(2)

          今回の記事では、前回の記事で書いた「仕事をする上での当たり前の意識」をした上で、じゃあどのように行動すれば良いのか?についての具体例を挙げてみたいと思います。 前回の記事を読んでいない方はこちらから 前回のまとめ 仕事には、直接売上につながる業務と、そうではない間接業務があって、 訪問リハビリでいえば、実際の訪問業務が直接売上につながり、カルテ作成業務などは間接業務に分類されて、 売上となる訪問業務が少ないほど「ゆっくりと仕事が出来て楽だ」と感じ、 カルテ作成業務などを

          仕事をする上での当たり前の意識(2)

          仕事をする上での当たり前の意識(1)

          今回は「仕事をする上での当たり前の意識」について、まとめてみたいと思います。 至極当然のことをおそらくこの後書いていくと思いますが、そんな当たり前のことが「出来ない・していない」というのも、よくあることなのかなとも思います。 思いあたる方には耳の痛い話になるとは思いますが、それでもとても大事なことなので意識してもらえればと思います。 主な日本の働き方 一般的なサラリーマン、社員というのは、1日に8時間とか1週間で40時間とか、契約上ではその時間分を働けば給料がもらえる、と

          仕事をする上での当たり前の意識(1)

          看護師さんを雇用する際に考えておきたいこと(通所・入所系施設および訪問看護の立場より)

          今回の記事では、看護師さんを複数人雇用する立場から「看護師さんが感じやすいプレッシャーや悩み」について、自分の考えをまとめてみたいと思います。 *私自身は看護師では無く、またごく限られた範囲内での経験や想像なども含めた考えですので、偏りなどがあることを予めご了承ください。 前提として看護師さんの話をする前に、まず医療関係者・介護関係者に共通する部分について触れておきたいと思います。 医療関係者・介護関係者の多くは、苦しんでいる人や困っている人を助けたいという思いで従事する

          看護師さんを雇用する際に考えておきたいこと(通所・入所系施設および訪問看護の立場より)

          ビジネスモデルを構築する

          今回の記事では、NPOで行なっている事業(ビジネス)モデルを紹介し、ついでにお金についても触れてみたいと思います。 いつも通り、このnoteは自分の頭の中を整理する目的で書いているので、分かりにくい・読みにくい部分があるかもしれませんが、予めご了承ください。 NPO Re Stepとは?NPO Re Stepとは、 リハビリの専門職である理学療法士や作業療法士らが集まって出来た特定非営利活動法人のことで、 2019年10月に開設しました。 はじめはそれこそ「ただの勉強会」

          ビジネスモデルを構築する

          好きな仕事でも、なかなか腰が上がらないことがある

          今回の記事では、これまでに何度か書いたような先送りにしてしまう人間の特性みたいな内容になると思います。 というのも、みんな頭で分かってはいるけど、それをなかなか始められないという性質があって、 これはどうやら自分だけではなく、あらゆる業種・ジャンル・分野のすべての人に当てはまることで、 いくら自分の好きなことを仕事にしている人であっても「それを始めるのが億劫で」「サボろうとしてしまう」ということがあるようなので、 そういった部分を踏まえて整理してみたいと思います。 日本人

          好きな仕事でも、なかなか腰が上がらないことがある

          超個人的な目標

          今回の記事では、これまでに自分が書いてきたnoteの記事を読み返してみて改めて感じた点を踏まえて、さいごには今後の個人的な目標なんかにも触れたいと思います。 これまでの振り返り noteをはじめて1年以上は経過していますが、これまで書いた記事は概ね、 ・自己紹介系 ・ワークライフバランス系 ・理学療法士やリハビリ業界の個人的見解系 に分けられます。 noteのすごいところは、どの記事が、いつ、どれくらいの数読まれているか?、といった分析が出来るところで、 上記の中では意外

          超個人的な目標

          アウトプットと成果

          今回の記事は、なんかこれまで自分(+うちのスタッフさん)たちがやってきたことをまとめてみようと、ふと思い立って書いています。 大々的なタイトルの割に、中身が全く伴わない可能性がありますので、そのあたりはご了承ください。 #タイトルの言葉が強すぎる いち理学療法士だった自分が起業した理由の一つに、 「頑張っている人を応援したい」 というものがあります。 ちょうど上の記事なんかがその中身を記しているような感じになっています。 去年の終わりくらいから、うちのスタッフさん(ほぼ

          アウトプットと成果

          仕事を丸投げすることと、任せることの違い

          今回は、仕事を丸投げする人とそうでない(きちんと仕事を任せる)人の違いについて、整理してみたいと思います。 様々な種類の仕事がある中で、自らがその全部を行うのは正直かなり非効率です。 世の中には各分野ごとに専門家(スペシャリスト)がいるので、自分が苦手な事や要領を得ない事は自分以外の人にその仕事を振ってしまった方が良いこともたくさんあります。 #私の場合はデザインとか単純作業とか掃除が苦手 #デザインセンスは皆無 それはそうなのですが、その仕事の振り方(任せ方)においてか

          仕事を丸投げすることと、任せることの違い