発想力がある人に共通する思考習慣
アイデアを生み出す5つの思考習慣
実は、発想力のある人は、共通の思考習慣をもつ。
それは、「驚く」「観察する」「遊ぶ」「妄想する」「眠る」という5つの習慣である。 これらの習慣を意識的に実践することで、誰でもアイデアを創出しやすくなる。
1. 「驚く」ことの重要性
思考を始めるきっかけは「驚き」である。
「なぜ?」「不思議だ」と感じることで、興味を持ち、深く考え始める。
哲学もまた、「驚き」を意味する古代ギリシア語の「タウマゼイン」という言葉から始まったと言われている。
驚きを感じやすくするためには、物事を疑う。 当たり前を疑い、異なる視点から物事を見る。すると、新たな発見や気づきがある。
これは、子供の頃の純粋な心で世界を受け止め、「すごい!」と感動するような素直な気持ちを持つことにもつながる。
2. 「妄想」からアイデアを生み出す
アイデアは、「妄想」から生まれる。
ありもしないことを想像し、既存の概念にとらわれずに自由に発想する。
これまでにない新しいものが生まれる。
妄想は、対象を多角的に捉え、様々な可能性を探求する行為である。
ドイツの哲学者ニーチェは、これを「パースペクティブ(解釈)」と呼んだ。
多くのパースペクティブを持つことで物事の本質が見えてくると説いた。
これは、DX推進においても重要な視点である。
デジタル技術の活用方法や、それがもたらす未来を多角的に「妄想」することで、新たなビジネスチャンスやイノベーションに繋がるかもしれない。
驚き、妄想しよう
企業は常に新しいアイデアやサービスを生み出すことが求められる。 そのためには、従業員一人ひとりが「驚く」ことや「妄想する」ことを積極的に行い、発想力を高める。これらの思考習慣は、個人だけでなく、組織全体の創造性を高める原動力になる。
中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定しました。具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめます。スキマ時間でサクッと読める内容を目指しています。