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エアー母ちゃんは息子の心のオアシス

療育中、基本親は支持がない限り、我が子を遠目から見ている。

息子は自分ができた時や不安になった時や心細い時、振り向いて私の姿を確認して、そしてまた息子な世界に戻っていく。
ママは子供のオアシスなのだ。オアシス役に徹する。

特にアドバイスするわけでもなく、近くに行って励ますわけでもなく
ただただ遠目で見ていてアイコンタクトのみでエアー会話をする。

民間の療育は完全個室。
ママは窓の外から息子の様子を見る。
が中の息子からは見えない。マジックミラーってやつ。

中からは見えないが「ママがあそこから見ている」ことは知っている。


中からは見えないのに息子は
マジックミラー越しに私をじっと見てくる。
アイコンタクトをしてくる。
できた時は窓に向かってエアーハイタッチをする。

間違いなく息子からは私は見えない。
見えないのに見ているのだ。

物理的に私はそこにはいない。
エアー母ちゃんの私と
リアル母ちゃんの私は
同じ働きをしてる。

いつの間にそんな想像力がついたんだろう。
しかもメチャ私のことを信頼しとるではないか。

私はそっちを見ていないかもしれないよ?
お茶しに行っちゃってるかもだし、
携帯イジイジしてるかもだし
車に戻って昼寝してるかもしれない。

でも息子の中のエアー母ちゃんは息子をじっと見ているらしい。
いい仕事してますな、エアー母ちゃん。

もっと大きくなって、
「エアー母ちゃんがオレのこと見てるぜ。だから大丈夫だぜ」って意識も息子が忘れてしまうくらい成長しても、
エアー母ちゃんは息子を見てるし、リアル母ちゃんもみていたい。

エアー母ちゃんにハイタッチ
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