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NYでのデザイナー生活、はじめました。

ご無沙汰しています。MASA(アメリカでのニックネームに改名しました)です。21世紀の人類のためのデザインを探求すべく、NYにあるパーソンズ美術大学のDesign&Technology学科(MFA)に入学しました。

7/28の土曜にNY入りし、1週間が過ぎたところです。
私の学部では、9月の秋学期開講に先駆けて、3週間の夏の集中Bootcampという名物コースがあり、渡米早々、7/30の月曜からがっつり9-18時で授業が始まり、週末返上でホームワークと制作にどっぷり追われる密度の濃い時間が早くも幕を開けました。このBootcampの内容はまた詳しく書きますが、まずは生存報告まで。

今どこにいるの?

NYのパーソンズ美術大学のDesign & Technology学科 (以下DT)にいます。
パーソンズ美術大学はQS University Ranking(Art&Design部門)にて全米1位(世界2位)のデザインスクールです。

マンハッタンの下の方、学校が多くあるグリニッジビレッジというエリアにあり、ファッションや音楽、ビジネスデザインなど多くの学部がある総合美大の中で、私のいるDTはアート、デザイン、エンジニアリングそれぞれの教授がおり、先端技術と人間との関係性、インタラクションを多面的に探求する学部です。

パーソンズの中ではこのDTだけがアメリカのSTEM教育コースに登録されており、卒業後、アメリカに3年間(通常の学部は1年間)残り、アメリカの企業で働いたり、就労ビザを発給してもらえる期間が長く取れるのも、私がパーソンズを選んだ大きな理由です。

どんな人がいるの?

学部全体で70人くらいいる大きな学部なのですが、年齢・国籍・デザイン経験を問わず、本当に多種多様な人がいます。

平均年齢は27-29歳くらいです。社会人を経験して戻ってきた人の割合が高く、私も30代ですが全く珍しくはないどころか、皆社会人を経てさらに高みを目指すため、自分のセーフティゾーンから飛び出すため、より尖ったことをやるためなど、社会人を経て来ているからこその貪欲さや強烈な個性があります。良い意味で、普通の人生を外れた、ならず者が集まる場所といった感じでしょうか。笑

国籍面では、ざっと中国/韓国5割、アメリカ2割、インド1割、その他2割、といった感じでしょうか。アメリカはどこに行っても中国人・韓国人の留学生は本当に多いなという印象で、日本人としては危機感を感じます。ちなみに今年の日本人は私1人なので、ぜひこれを読んだ皆さん、出願しましょう。
留学までの道のりや出願のテクはこちらにまとめています。

経験面では、Design & Techといっても必ずしもデザインやエンジニア経験のある人ばかりではありません。コーディング経験0の人とエンジニアが共存しているのがこの学部の面白いところです。建築事務所で働いてたけど、キャリアチェンジするために来たドイツ人や、超名門CMUのビジネスマネジメントで学士を取りながら、もっと手を動かして作りたくなって修士は美大を選んで来た韓国人など、皆本当に地頭が良いな、と思うメンバーが多く、21世紀のキャリア形成は本当に色々な形があり面白いです。

何を勉強しに来たの?

デザイン x 経営宣言なども出され、デザインの時代が確実に来つつある今、社会人としてサービスデザインの現場でバリバリ楽しく働いていた中でしたが、21世紀のグローバルデザインリーダーになるためには、今のユーザーに必要なソリューションだけではなく、もう少し長期的な未来のため、21世紀の人類ためのデザインを探求しないといけないのではと感じ、スペキュラティブデザインをはじめとした未来志向・可能性志向のデザインを学びに来ました。

今のパーソンズにはスペキュラティブデザインの開祖 Dunne&Rabyがいる他、MIT Media Labから来たRichard The、Wearable Techの世界的な研究者でありアーティストであるKatherine Moriwakiなど、世界トップレベルのデザイン・エンジニアリング・アートの各方面の教授とこれからやりあう日々が始まり、とても授業が楽しみです。

また、卒業後はアメリカで働けたらいいなと考えており、日本から出て行くデザイナーのキャリアモデルを作りたいと思っています。

NY暮らしやすい?

暮らしやすいです。酷暑もなければ豪雨もないです。逆に授業中の冷房が効き過ぎていてフリース必須くらいの勢いです。


Newportという場所に中国人と部屋をシェアして住んでいます。川を挟んでニュージャージー州ですが、学校までは地下鉄で30分ほどで一本で行け、マンハッタンと違って静かで眺めも良く、家賃もなんとか住める価格で、とても良い場所です。マンションの25階で、ジムとプールもついてます(!)

ブルックリンに皆行きがちですが、ニュージャージーが穴場です。日本人の赴任の方も多く住んでいるエリアで、川沿いに見るマンハッタンの夜景が綺麗なんですよ。

物価は高いと言いますが、確かに外食やらコーヒーやら全部買ってたり、日本食にこだわっていたりしたらそれは大変なことになりますが、こちらはこちらで肉だパンだと安い食材はあるので、昼は弁当箱にサンドイッチを作って持っていく、レンジでパスタ作れるタッパーを使うなど、工夫&自炊すればそこまで生活費は高くならないです。幸い怒涛のホームワークに追われて今のところ、飲みに行く時間なんてありません。笑
とはいえ学費(奨学金もらっててもそれでも)や家賃で正直、予算はカツカツなので、その辺の財テクももし反響があるようでしたら発信していこうと思います。卒業後金が尽きるのが先か、仕事見つけるのが先か、人生をかけて戦いたいと思います。

ということで、まず最初にDTで叩き込まれたのは、形(マテリアライズ)しないものは無価値ということなので、自分の人生においてもなかなか無いこの機会、今年のパーソンズDTの唯一の日本人が学校のこと、就活のこと、生活のことなど、こちらで学んだことをどんどん発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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読んでくれてありがとうございます!
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NY在住のデザインリサーチャー。東大 → IBM Design → 現在はスペキュラティブデザインを探究すべく、NYのパーソンズ美術大学にてアンソニー・ダンに師事。日本から出て行くデザイナーのキャリアモデルを作りたい。学術と藝術のあいだで。

コメント8件

ありがとうございます。ちなみにIELTSのスコアはどれくらい必要ですか?
IELTSの必要点数もTOEFLと共に併記されていることが多いですので、こちらも学校のページをご確認・問い合わせください。パーソンズは7.0です。基本的にはTOEFL100かIELTS7.0を取得すればだいたいどの学校でも出願できますが、MITはIELTSのみだったり、ハーバードなどトップ校はTOEFL105/IELTS7.5を課す学校もありますので、適宜ご確認ください。
ありがとうございます!留学目指して頑張ります。
すごいですね!シンプルにかっこいい!応援しています!
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