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自分が心地よい方向へ舵を切る

2023年は「自分が心地よい方向へ舵を切る」をテーマに掲げました。

これは決して"都合の良い楽な方を選ぶ"という意味ではありません。
何かを得ようと前のめりになるのではなく、心地よく打ち込めることに正直になることで”今の自分に在るものや出来ることに気付いていくこと”を大切にしていきたいと考えています。

皆さんは『風の時代』という言葉を耳にしたことはありますか?
『風の時代』は”見えないもの”を感じ取る精神性の豊かさに価値がもたらされる時代のことです。

これまでは経済的・物質的な豊かさがもてはやされていた『地の時代』でした。
ですが、地位やブランド物など欲しいままにしても常に情緒不安定でハングリーだったり、何不自由なく誰もが羨む生き方をしているように見えて悲しい末路を辿ってしまったりというケースが多いのが事実です。

人は欲を満たすだけでは幸せにはなれないという真理に少しずつ世界中が向き合い始めました。

私も少なからずそれを体感しています。
2021年の末に緊急入院してしまった事を教訓に2022年は「自分と仲良くする」をテーマとして、本職にとらわれず好奇心の赴くままに心身の調和と健康作りについて探求してきました。

ヨガやアーユルヴェーダなど5000年以上前から今に受け継がれるホリスティックな思想を学ぶ切っ掛けにも繋がり、教える事ができる資格の取得に至る成果を挙げられ充実した1年だったと思います。

ただその反面「あれもこれもやらなければ」という強迫観念が徐々に大きくなっていく感覚もあり、時には不安が溢れ出して負の感情が暴走する事もありました。

何年もかけて改善してきた事を、今度は維持しようと強く意識しすぎて頑なになっていた所があったかもしれません。
緊急入院はもう二度としたくないという大きな恐怖もありました。

そしてネガティブな思考が内側に沸き起こる度に”己を律する”という名目で自分に制限をかけ、いつの間にか”心の鍵”を沢山かけていたことに気付いたんです。

そこで、今年のテーマを「自分が心地よい方向へ舵を切る」に決めました。

『風の時代』に乗ることで、俗に”らしさ”と言われる個々のアイデンティティが尊重され、ボーダーレスな感覚を育む事で多様性を受け入れながら社会と調和することで自身の幸福度を高めることができます。

<純粋に楽しんで打ち込めること>こそが<本当に自分が始めたいこと>

この”サイン”を受け取れるアンテナを内観することで研ぎ澄ませることが出来れば、特別気を張らず自然体で新しいチャレンジを行動に移せると思うんです。

完璧を求めるよりも行動!というスタンスで、今の自分が心地よいと感じる選択に正直でありたい。

そのために、あえて築いてきた習慣やこだわり、そして人間関係さえもリリースする事があるかもしれません。
でもそれはリスタートのための通過点。

手放す事があったとしても、自分らしく心豊かにのびのびと生きる中で作られる余白の中に、新しく誰かとの絆が培われるとしたらそれはきっと一生モノ。
そんな同志やメンターとの出会いもいつか果たしたいです。

傷ついたり苦しんだりした経験があったからこそ人の痛みが分かるように、どんな出来事も必ず意味があり、誰かのためになる力を得るための儀式だと思えるようになりました。

将来は自分の実体験を財産にして、誰かの助けになる取り組みへと発展させていきたいので、今年はそういった長期的な視野を持って種まきしながら芽吹きの一年にしたいと思っています。

最後に「2023年やってみたいことまとめ」
・アーユルヴェーダを取り入れた生活をメディア発信
・ヨガ指導実績の拡張
・UI/UXデザインセミナー開催
・ノートに手書きでアウトプット
・読書
・海外旅行の再開
・積み立て投資
・ 富士登山

今年もどうぞ宜しくお願いします!

#多様性を考える


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