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五日市まちづくりnote

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東京の西の端っこ五日市が面白い👀!移住や起業、様々なヒトが行き交うこの街を様子をお届けします〜!🏘
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空き店舗見学会に参加してオープンしました!〜平日をもっとのほほんと〜10代のお休み処『100日荘』

空き店舗見学会に参加してオープンしました!〜平日をもっとのほほんと〜10代のお休み処『100日荘』

檜原街道沿いJAあきがわ向かいに「100日荘」をオープンしました。店主の末岡が仕事をしながら週に2日オープンデーとしてまちに開放しています。

建物は2階建てで1階土間スペースは誰でも立ち寄り可能。ボードゲームやミニ卓球台、漫画などが置いてあるので放課後にちょっと寄っていける場としても利用でき、観光客の方がまち歩きの途中に休憩していかれたりご近所さんがおしゃべりしていかれたりすることも。

2階に

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わたしと五日市〜宝物のガラス石〜

わたしと五日市〜宝物のガラス石〜

次男は野球少年だ。彼が野球に打ち込む姿にいつも励まされている。グラウンドには、選手の弟、妹たちが集まって賑やかになることがある。ある夏の日、ポシェットいっぱいに詰めたガラス石を見せてくれた子がいた。得意気な表情が微笑ましかった。「私も宝物のガラス石を持っているよ」。負けじと自慢をしてしまった。

次男が保育園の年長時、お迎えの際に先生が「お母さんにプレゼント!」と渡してくださったのが、河川公園のお

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乙津でオープンしました!〜人と自然を地産地消の食で繋ぐ〜『石舟 Dining』

乙津でオープンしました!〜人と自然を地産地消の食で繋ぐ〜『石舟 Dining』

2016年に開業した(株)do-moは、五日市を拠点に地域資源を活かした「食・自然・物」というジャンルのサービスで、訪れた人達へ地域の魅力を届け、地域活性を目標としています。do-moという社名には「“どうも”ありがとう」という感謝の気持ちが込められています。今年4月、秋川渓谷瀬音の湯内に 『石舟Dining』をオープンしました。店名の由来は瀬音の湯そばの素敵な吊り橋「石舟橋」をイメージし、観光名

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まちの活性化のために物件活用しませんか?

まちの活性化のために物件活用しませんか?

五日市活性化戦略委員会では、地元での開業を検討している方々にご参加いただく「空き店舗見学会」を毎年開催しています。昨年の見学会では、参加された方が希望する物件に出会い、開業への準備に至りました。このまちでの開業への関心は高まりつつありますが、まだまだ貸していただける物件数は限られている状況にあります。お手持ちの空き店舗や空き地がございましたら、これからの事業者や起業家にとっての貴重なスタート地点と

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〜闇の魅力に惹かれて〜体験作家&闇歩きガイド│中野純さん

〜闇の魅力に惹かれて〜体験作家&闇歩きガイド│中野純さん

闇の世界にはまり、闇の中を散策するツアーを企画している中野純さん。闇歩き(ナイトハイク)の楽しみを色々な人と共有したいとの思いから、2002年、本格的にツアーをスタートさせた。

中野さんが闇の魅力に気付いたのは、1994年。もともと山歩きが好きで、その日も夜行列車で目的地に向かおうとしたが、なんと列車は高尾どまり。とりあえず高尾まで足を運び、始発までの暇つぶしにと草戸山の登山口に足を運ぶと…、そ

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隠れ家的な場所で、川のせせらぎを聴きながらいただくヤマメ料理『水哉亭』のご紹介

隠れ家的な場所で、川のせせらぎを聴きながらいただくヤマメ料理『水哉亭』のご紹介

水哉亭は、養殖のヤマメ料理を中心とした、季節のお料理がいただける。場所は戸倉の林道を道なりに行くと見えてくる、大きな看板が目印。

養殖と、お店を営んでいるのは、故長井雄喜男さんと喜美代さんご夫婦。雄喜男さんのお父様が始めた養殖を引き継いで60年になる。なぜこの場所で始めたのか訊ねると「病気にさせないために、この場所が必要だった。健康にヤマメが育つようにミネラルを含んだ沢の水を引いて使っている」と

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金田一春彦さんの声

金田一春彦さんの声

あきる野・五日市には、いろいろな歌碑が存在しています。その一つに国語学者で知られる金田一春彦さんの歌碑があります。

初めて見つけたのは、2017年の冬のある日。私は、勤めている東海大学の広報メディア学科の水島久光先生ゼミの五日市地域フィールドワークの事前調査でひとり秋川の佳月橋の近くを歩いていました。その際、橋の脇に真新しい辞書の形の歌碑が建っているのを見つけました。2017年に建てられたそれは

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家族で守る自然の造形美『三ツ合鍾乳洞』〜緑あふれる山間で自然を満喫しよう〜

家族で守る自然の造形美『三ツ合鍾乳洞』〜緑あふれる山間で自然を満喫しよう〜

養沢川沿いの都道から三ツ合線林道に足を踏み入れると、夏鳥オオルリの声が響き渡り、あたりは初夏の陽気に包まれました。しばらく登っていくと、終点に木造の建物が見えてきます。迎えていただいたのは、竹縄伸子さんと息子の正人さんのおふたり、三ツ合鍾乳洞の管理人です。

ここ三ツ合鍾乳洞は、山林の持ち主であった竹縄佐助さんによって発見され、内部を整備し昭和50年5月にオープンしました。

その当時は、八王子実

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〜麺づくり一筋〜地域に親しまれ創業150年『寿美屋』

〜麺づくり一筋〜地域に親しまれ創業150年『寿美屋』

乾麺技能士でもある岸忠史さんは寿美屋四代目。伝統の味を守り続け、熟成させて作る昔ながらの乾麺づくりを続けている。

創業当初は、炭問屋の傍ら家庭で作るのが難しかったそうめんを、寒い時期に仕込む寒そうめんの製造をしていた。蔵で6か月寝かせる事で、強いコシのある麺が出来ると言う。初代の岸忠左衛門さんは、忠史さんの曾祖父にあたり、東大和から養子に入ったそうだ。五日市近代化の父と呼ばれており、電気、鉄道、

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お店探訪♪『家庭料理  むう』〜自宅のリビングのようにくつろげる〜

お店探訪♪『家庭料理 むう』〜自宅のリビングのようにくつろげる〜

山田交差点から北東に位置する住宅街の一角に、2017年開業の『家庭料理 むう』がある。店名の由来は「夢が有るように」=「夢有」という意味から。

このお店を切り盛りされているのは、静岡県三島市生まれの高橋清美さん(62歳)。小学校1年生の時にお母様のご実家がある、あきる野市に引っ越した。以前はデパートなどで販売の仕事をされていたそうだ。前々から高幡不動(日野市)で飲食店を経営されていたお母様と一緒

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心癒される、橋から眺め見る絶景

心癒される、橋から眺め見る絶景

今から20年も前のことだが、就職1年目、無理をし過ぎてGW前に疲労から声が出なくなってしまった。沈んだ気持ちでいた私に「気分転換に行こう!」とドライブに連れ出してくれたのは、当時付き合っていた、今は亡き夫だ。行き先は、秋川渓谷。何処から川に下りたのか、何橋を渡ったのかは、すっかり記憶に無いのだが、澄んだ川の流れ、瞳に優しい新緑、柔らかい空気にすっかり癒されて、満たされた気持ちで帰途に着いた。

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お店探訪♪地球と自分に優しく生きる大人が集まるカフェ『earth cafe』

お店探訪♪地球と自分に優しく生きる大人が集まるカフェ『earth cafe』

取材にお伺いしたのは月曜日、店内に入るとスパイスの香りが満ち、たくさんのお客さまでにぎわっていました。

OWNPレンタルキッチンをお借りしてカフェをオープンしているのは、木住野未央さん(通称 MIOさん)。長野県下諏訪町出身で、現在ふたりのお子さんのお母さんです。MIOさんは大阪の語学学校を卒業後イギリスに3年間留学、ステイ先のご夫婦が経営されているカフェに影響を受け、日本に帰国後イタリアンバー

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〜70周年、これからも地域の繁栄を願い、ともに歩む〜『西武信用金庫  五日市支店』

〜70周年、これからも地域の繁栄を願い、ともに歩む〜『西武信用金庫 五日市支店』

西武信用金庫五日市支店は当初の名前を武陽信用金庫といい、昭和27年11月19日に現在のいなげやina21五日市店の辺りに設置されました。その後、昭和43年3月4日、現在の東町に移転しました。そして、昭和44年6月30日、中野に本店のあった協立信用金庫と合併し、西武信用金庫となりました。昨年70周年を迎え、御歳七十、古希となった西武信用金庫五日市支店。同級生の方々も沢山いらっしゃるのではないでしょう

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うどん・ほうとうの思い出

うどん・ほうとうの思い出

あきる野市の乙津にある『瀬音の湯』が出来る前、その敷地の一部に東京都五日市青年の家(1962~2001)があり、東京都の社会教育施設でした。施設では、野外教育・森林教育が行われ、夏には子供達を対象としたキャンプがあり、様々な料理を作りました。特にうどん作りとほうとう作りが記憶に残ります。

うどん作りでは、図書館で料理の本を調べ、手打ちうどんを作り、歯ごたえのある大変美味しいものができました。そし

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