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妊婦生活|生理トラブルと妊娠後の体の変化。

妊娠前は毎月のようにPMSや生理痛に悩まされていたわたし。

ところが、妊娠したことによって体質が変化しました。

今まで自分が悩んでいた不調の原因がわかったのでお伝えします。

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生理 妊娠 PMS

生理のトラブルがないって楽!


まず結論から言いたいですが、生理のトラブルがないってすごく楽です!


妊娠前、私にとっての健康的悩みはもっぱら「生理」のことでした。
振り返ってみると長い間、月経のリズムに翻弄されて最良のパフォーマンスを発揮できないでいたと思います。

男性の皆さんは驚かれるでしょうが、女性にとって「1ヶ月の半分近くがなにかしら”しんどい”状態」というのは、決して珍しいことではありません。

もちろん、妊娠中には様々なマイナートラブルに悩まされることも多いです。
貧血、息切れ、精神的不安、性器の痛みや痒み、お腹のハリ…など
ざっと挙げてもキリがありません。

ですが、そんなに多くのトラブルが発生していても
「生理前・生理中の辛さに比べたらずいぶん楽だなぁ」と思えるのです。

今回はその理由と、出産後に試してみようと思っている対策についてお話しします。

現在生理関係のトラブルに悩まされている方は、参考にしていただければと思います。

※生理関にまつわる不調と妊娠中の不調に関しては、あくまで私にとってはということです。生理のしんどさ・妊娠中のしんどさについては一概に比べられるものではなく、個人差が大きいものなので、人によって感じ方は違うことをご理解ください。



妊娠前の私の月経サイクル

生理 妊娠 PMS


■生理不順ではないけれど…

まず前提として、私は特に生理不順だったわけではありません。

生理のサイクルはだいたい32日周期。
平均よりは少し遅いくらいですが、生理の予定日は月経管理アプリの示す日程通り。
ナプキンを付け忘れるなどの失敗はほぼない状態でした。

だからと言って、決して毎月問題なく生理と付き合っているわけではないことをここに記しておきます。

■PMSに苦しめられる

私を最も苦しめていたのは毎月生理前の時期に起こるPMS(月経前症候群)でした。

PMS(月経前症候群)とは…
月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの。
(引用:公益社団法人日本産科婦人科学会HPより
http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=13)

PMSが起こる原因についてははっきりとわかっていません。

ですが、黄体期後半に黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2つのホルモンが急激に低下することが原因、と考えられているそうです。

PMSには、どんな症状に悩まされるのかにも個人差があります。

私の場合は主に下記の症状がひどかったです。
・常に気持ち悪く不快感でいっぱい
・朝、身体を杭で打ち付けられたように起き上がれなくなる
・手足のしびれ
・貧血のような症状(めまい、ふらつき)


会社に勤めていた頃にはほぼ毎月PMSに悩まされていました。
そのため、フレックスタイムを使って午後から出社したり、ひどい時には欠勤してしまうことも。

PMSがひどい月の法則は特に決まっていませんでしたが、

・ストレスを感じることが多い月
・カフェインを摂取しすぎた時(毎日コーヒーを飲むなど)

には、症状が強く出ることが多かったように思います。

しかし上記のことを避けていても、PMSがひどい時はひどく、もはや法則はないに等しい状態でした。


■PMSの無い月にも…

と言っても、やはり時にはPMSがない月もありました。
ではその月は快適に過ごせるのかというと決してそうではありません。

PMSがない月には決まって重い生理痛が…。
特に1日目・2日目は経血が非常に多く、夜用ナプキンをしていたのにイスを汚してしまったこともあります
会社でその失敗をしてしまったので、死ぬほど恥ずかしかったです。

また、そこまで生理痛と出血が多い時には、鎮痛剤が効きません。
薬を飲んでも、1日中寝込んでしまうことになるのでした。


■どちらも予測が出来ない

そして難しいのが、どちらも予測が出来ないということ。
いつ寝込むかわからないので、一ヶ月に一度は必ず予定が狂ってしまうことになります。

でも当時の私にとって、産婦人科受診のハードルはとても高かった。
こんなにしんどいのに、なぜか産婦人科に通おうという気になれませんでした。

妊娠してから変わった体調の変化

生理と妊娠とPMS


ところが、妊娠が発覚し、約6週間ほど続いたつわりが治った頃から体調が急激に変化しました。

PMSから解放されたのはもちろん、
(生理前)「そろそろ月経が来そうでしんどい…」
(少しでも遅れると)「まだPMSから解放されない…」
(生理中)「生理痛ひどい…」
という毎月のストレスがなくなっていることに気付いたのです。

もちろん、妊娠中は疲れやすいし、急に体調が悪くなって寝込むこともありました。
でも、生理があった時のように、「いつ終わるのかわからないしんどさ」に振り回されることはなくなっていました。

排卵がストップし、生理そのものがない状態であるというのが主な理由かもしれません。

しかしその他にも、妊娠したことによって良い方向に転じた変化はいくつかありました。


■変化①体温の上昇

私は妊娠前は体温が低く、いつも35.2℃くらいでした。
ですが、妊娠してからはおおむね36. 5℃くらいをキープしています。

そのため冷えからくる自律神経の乱れがなく、情緒不安定やイラつき、肩こりなどから解放されました。

妊娠前はひどい冷え性だったので、そのことが生理トラブルの大きな要因になっていた可能性は多いあります。

■変化②体重が増えた

妊娠前の私は身長164cm49kg、BMI18のいわゆる「やせ型」でした。
しかし妊娠8ヶ月の現在、体重は58㎏まで増えています。

私の妊娠前の体重から考えると、臨月には62㎏くらいにまでなってもいいと医師に言われています。

体重が増えたことで単純に体力がつきました。
食事の時間や量も規則正しく増えたので、免疫力がアップしたのを実感しています。

おそらく、
・生理(=排卵サイクル)がストップしていること
・体温が上昇したこと
・体重が増えたこと


これらの要因から、妊娠前よりも体調が安定したのだと思います。

出産後に実践したい生理トラブル対策

生理と妊娠とPMS


■体重は増えてもいい


妊娠前、すらりと痩せているのが自慢でした。

身長が高いということもあって、太ってしまうと大柄に見られるのでは?
そんな不安から、かなり厳しめに体型管理をしてきました。

でも今では、「出産後は52〜3キロくらいに戻すのがベストかも」と思っています。
正直そのくらいの体重でも全然問題ないですし、以前よりは少し太っていた方が月経や排卵も安定するのではないでしょうか。

あまり痩せすぎてしまうと、その分生理トラブルに見舞われる可能性は高くなります。

体重は戻したいが、妊娠前より少し増えるくらいが理想的だと思っています。

■低用量ピルの使用

出産したらぜひ使用しようと思っているのが低用量ピルです。

避妊のイメージが強い低用量ピル。
実は排卵を抑えることによって月経のサイクルを整えてくれ、様々な生理トラブルを解決してくれるのです。

最近では通販でも購入できるようですが、産婦人科に通うのがおすすめです。
それでも毎月3,000円くらいの出費です。

月3,000円で生理のトラブルから解放されるなた、決して惜しい出費ではないと思います。

ただし、低用量ピルには血栓症などのリスクなどもあるので(特に喫煙者はその傾向が高くなる)、使用する際にはぜひ医師に相談してみてから考えてみてください。

■運動で代謝を上げる

実は妊娠するまでに、1年弱の時間を要しました。

なかなか妊娠できずに悩んでいた私。
ですが、2021年の年明けにクロスバイクを購入し、1日15〜20kmくらい走る習慣をつけたらすぐに妊娠しました。

1日中PCに向かっていたため、運動量が足りていなかったのでしょう。

クロスバイクで運動することで
・32日周期だった月経サイクルが28日周期に変化
・下半身が痩せた
・汗をかく習慣がついた


という良いことが増えました。

出産後、陰部の傷も元通りになったら、なるべく毎日クロスバイクに乗るつもりです。

■産婦人科は気軽に利用すべし

最後に声を大にして言いたいのが、「もっと産婦人科を気軽に利用してほしい!」ということです。

産婦人科に行くのは子宮頸がんや子宮体がん検診の時だけ…
という方も多いのではないでしょうか?

「診察台に乗るのが苦手…」という方もいらっしゃるでしょう。
実は妊婦健診の時でさえ、必要な時以外は診察台に乗ることはありません。

また産婦人科というと、かなり混んでいるイメージがあると思います。
ですが、WEBやアプリによる予約システムが完備されている病院が多いです。

きちんと事前予約していけば受付から会計まで1時間弱という場合もあります。

良い医師を見つけ出すことが出来れば、どんな些細なことでも親身になってくれますよ。
産婦人科に苦手意識を持っている方は、ぜひその意識を見直してみていただければ幸いです。

最後に

生理と妊娠とPMS


妊娠前の私は、度重なる生理のトラブルについて「仕方のない」ものだと諦めていました。

だから月経サイクルに合わせた生活を送っていましたし、寝込んでしまった日には色々なことを諦めざるをえませんでした。

「生理ってこんなもの」
「みんな我慢してるんだから仕方ない」

そう思って、生理の辛さと付き合っている方も多いと思います。


ですが、生理トラブルは決して「仕方のない」ものではありません。

「薬などで無理なく改善できるもの」
「諦めなくていいもの」
なのです。


生理トラブルがない今は、そういう意味では非常に楽な状態です。

出産後も二度とトラブルとは付き合っていきたくないし、そのために行動していこうと思っています。


月経に悩まされている方がいらっしゃったら、ぜひ参考にしていただきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければこちらもご覧ください。



これからもよろしくお願いいたします。


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