血縁以外の家族をつくるイメージ

ぼくが真剣に古民家でやりたいことは、これ。


血縁以外の人たちが家族みたいに関わることを実現してみたいし、とにかくまずは実験的にでもいいからやってみたい。



だから週末だけってのもいいし、年に数回しか帰ってこないのだっていい。なんせ、家族のようなコミュニティができないかと思っている。それってなんだ、というのは分からないけど、とにかく血縁しか家族じゃないっていうのでは救われない人だっているはずだ。



血縁家族が作れる人はいいけど、そうじゃない人もけっこう増えてきていて、そういう人たちは色々と人との関わりをどうしていくもんだろう。


僕はとりあえず、そういう人たちが、各人で家を個々で持つくらいなら、僕の家でみんなで一緒にご飯を食べて、暮らしていってもいいんじゃないかという気がしている。



僕だってどうなるか分からない。



息子が2人いて、彼らが成人するまでは本当にいろいろと関与できたらいいなと思っているけど、彼らは彼らの人生があり、僕は僕の人生を生きていきながら、僕の人生を終わりに向かって歩いている。



そこまで彼らの面倒もみていない僕が、彼らの世話になるのかというと、そうではないような気もするし、てかそんなことを11歳と10歳になるばかりの息子たちを前に考える自分もどうなんだろうという気もするが。



少子化という問題は高齢化とひとくくりで呼ばれるが、将来介護をしてくれる家族のいない現役世代が生まれるという問題のことでもあると思う。


その世代が幸せに生きるために、血縁でないが、とても結びつきを感じることができるひとつの集合体はないと困っちゃう人だっているんじゃないのかという思いがある。


いまだって、もしも家で1人で暮らしている人がいて、なんかすこし寂しい気持ちなんだったら、我が家で一緒にメシを食うのがルールだからね!っていうことだけが決まってしまえば、すこし1人でご飯を食うのは味気ないなっていう人が救われるかもしれない。


こういう空き家がそういうことに使われたらいいなという気がしているし、もちろんライダーにだって、コミュニケーション下手さんだったり、焚き火好きだったり、いろんな可能性を試したい人にとって、なんでもできる遊び場にしたいと思っているから、なんでもしてくれた方が事例になっていく。



ちょっと大きい感じに見えてしまうかもしれないけど、社会課題の中で、「なんかさみしいかもー」とか「ちょっと退屈かも」ってそんなくらいのことが解決したい。忘れるといけないから、とりあえず書いておく。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。