見出し画像

297☆ストウブでトリッパ

ぼんじょーるの!
めずらしく朝から晴れた日曜日です。
ランチは友人宅で新酒&焼き栗の会!!!楽しみ過ぎる。。。
そのために朝からカボチャを日本風に煮てました。
マントヴァのカボチャは日本のとよく似てるので、それを使って。

さて、先週はトリッパを仕込んで1週間ずっと食べてました。
コレステロール、大丈夫かなと心配になり、半分ぐらいは冷凍庫(汗。

トリッパは牛の胃袋ですけど、日本だと「ハチノス」なんですってね。
というわけで、スーパーで気軽に買えるのかな?

画像1

網の目みたいにゲージがあって、たしかにハチの巣みたいな見た目です。
昔の日本同様、イタリアでも内臓は庶民の大切なタンパク源。
精肉なんてめったに口にできなかったらしいです。

ローマのトラステヴェレにはお肉の解体市場、と殺場があったのですけど、やはり庶民の口に入るのは胃袋や腸などの内臓で、今ではローマ名物の1つになってます。

さて、トリッパは下処理済みのものをスーパーで買えるので調理も簡単です。
上の写真のような状態にまでなっていて、10分ほど塩茹でするだけですぐに使えます。

画像2

オリーブオイルでニンニクのみじん切りを炒め、香りが出てきたら……

画像3

玉ねぎ、にんじん、セロリのみじん切りと塩少々を入れ、蓋をして弱火で無水調理。

ストウブのフィッシュココットは煮込み料理を作るのにとても便利です。
本来は魚のブイヤベース用に開発されたお鍋ですけど、お肉の煮込み料理にもバッチリ、良い仕事をしてくれます。

画像4

香味野菜から水分が出てしんなりしたら、食べやすい大きさに切ったトリッパ、赤ワインを入れてひと混ぜ。
アルコール分が飛んだら、スパイス、バジル、トマト缶を入れて1時間ぐらい煮込みます。

画像5

こんな感じ。
最後に塩味を調整したら出来上がりです。

トリッパはもう十分にやわらかいのですけど、このまま余熱で1時間ぐらい。
そうすると、もっと美味しくなります!!

初日はこのままいただいて、2日目、さらに1時間煮込んでから……

画像6

リガトーニに絡めてパスタにしていただく。
あ、唐辛子も入れました。
ピリ辛なトリッパ、とっても美味しい……もつ煮込みに七味唐辛子みたいな。

そして、3日目、さらに1時間煮込んだのでもう本当にトッロトロ!!

画像7

今度はロングパスタのブカティーニを絡めていただきました。
穴の開いたスパゲッティね。

画像8

穴が開いてるからちょっとムニムニした食感になるのですけど、
それがトリッパのグニュグニュといい感じ。
リガトーニは硬めな食感なので正反対の歯ごたえを楽しむ感じ。

合わせるパスタによって、けっこう味わいに違いが出るのも面白いところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?