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12.3ヵ月のイタリア滞在でアレルギーが治った!

3ヵ月のイタリア滞在で良かったことはいろいろありますが、アレルギーが治ったというのもそのひとつ。
長年悩まされていた花粉症や手指の湿疹がすっかり治って驚きました。
私のアレルギー源はもしかしたら「会社生活」だったのかもしれません。


花粉症

30歳になるころ、突然、花粉症を発症しました。
目がかゆくなって涙も出て、鼻水は出るし、肌もカサついて不快だし。
たいてい3月終わりごろから症状が出て、ゴールデンウィークごろまで続いていたのでスギではなくヒノキの花粉症だったのだと思います。

クスリを飲んでも完全に治るわけではなく、症状が和らぐ程度。
それなのに粘膜や肌の乾燥は進むし、眠くなるしで、クスリを服用してもしなくても辛いという、せっかくの春なのに気の重い季節でした。

それがイタリア滞在中は春だったのにもかかわらず、その症状がまったく出なかったのです。
アレルギー源のヒノキがなかったからなのか、イタリアの春の花粉に私の耐性があったからなのかは分かりません。

手指の湿疹

花粉症の発症からほどなくして、今度は手指の湿疹にも悩まされるようになりました。
これは通年なので季節性の花粉症よりもっとツライ。
指がひび割れてあかぎれのようになっていて、お箸やペンを持つのも痛くて患部に当たらないよう変な持ち方をしていたほどです。

もちろん皮膚科へ行き塗り薬を処方してもらっていました。
先生も何が原因なのか特定できず、とりあえず塗り薬を出したという感じ。
ベトベトするので不快でしたけど仕方なく寝る前には必ず塗ってケアもしていたのに一向に治らなかったのです。

イタリアへもその塗り薬を持っていきました。
でも花粉症同様、気づいたら1ヵ月ほどで症状が治まってきていて、3ヵ月の滞在が終わるころにはすっかり完治。

以来20年、1度も再発していません。

アレルギー耐性が高まる?

イタリアでの3ヵ月間は今考えてみても人生の中でもっとも幸せな時間だったと思います。
完全に移住しているわけではないので長いバカンスを過ごしているようなものです。
滞在ビザや住まいの心配もなく、お金もあるので生活費の不安もありません。

見るもの、体験することの何もかもが目新しく新鮮でステキに見えました。
相変わらずイタリア語は不自由でしたけど、それでも近所を散歩をしているだけで幸せホルモンが出るし、青空市場で季節の野菜を買うだけで高級ブランドのバッグを買う時ってこんな感じなんじゃないかと思うほどアドレナリンが出まくり。

ブラにある眺めの良い公園からの景色

そんな生活を3ヵ月間。
それだけで花粉症も湿疹も出なくなったのです。

人はストレスフリーな環境にいると免疫力が高まって、アレルギー耐性も強くなるのではないでしょうか。
会社での責任や人間関係のしがらみから解放された完全なる自由な世界で、私の免疫力が爆上がりしたのだと思われます。

それにしても数年に渡って悩まされていた諸症状がたったの3ヵ月で治まるなんて、ストレスってホントに怖いですね。

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