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思い入れが浅い憧れのグラバー園

どうも、石山です。

本日は大阪・長崎旅の最終編。前回は佐世保市内の話をしましたが、今回は佐世保から長崎に移動した後の話になります。

一旦、今までの旅の流れを整理すると、

金夜:大阪到着

土午前:友達とアルティメット

土夜:違う友達と鶴橋でホルモンを食す

日午後:佐世保到着、教会を観光、佐世保バーガーを食す

日夜:長崎ランタンフェスティバルに行く

月午前:佐世保、九十九島の方に行く、レモンステーキを食す

といった感じです。長崎市内に到着したのは月曜日の午後一番でした。長崎市内でのお目当ては、この旅最大の目的である"グラバー園"に行くことです。

グラバー園でやはり一番有名なのはグラバー邸。グラバー邸とは、鎖国の時代が終わった頃のイギリス人で貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの住居です。グラバー氏は、21歳で来日、最初はお茶やその他の産物、武器、艦船などといったものを取り扱う一介の商人でした。しかし、その後グラバー氏は一介の商人の枠から飛び出た活躍をしています。例えば、後に初代総理大臣となる伊藤博文氏や朝ドラ"あさが来た"でディーン・フジオカさんが演じて一躍話題になった五代友厚氏などの若者に、国際的な目線を取り入れる重要性をグラバー氏が感じ、彼らの多く海外留学へ斡旋しました。その彼らが幕末維新でドタバタした日本の中で大活躍したのは歴史の教科書で習ったとおりです。また、造船や炭鉱、ビールなどの産業の分野を開拓、さらに新橋−横浜間に鉄道が通る7年も前に大浦海岸に蒸気機関車を試走させたりしています。

他にも色々ありますが、本筋からそれるのでこの辺で。詳しくは以下の参考にしたサイトをあげますので、興味ある方は飛んでみてください。

参考サイト

さて、肝心なグラバー邸。

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絶賛工事中でした。

ナンテコッタ。

入り口で工事中の看板を見たときはそう思いました。しかし、結果的にこの工事中の光景を見れたのはとても貴重。グラバー邸は日本最古の木造洋風建築なのですが、それがよくわかる。見た目で日本最古はわからんでも、木造洋風建築というのに関しては、"はい、確かにその通りでございますね"という圧倒的な説得力がありました。

工事中なので、この部分しか見れないのは残念ではありますが、一方で中の構造をじっくり観れる機会などそれこそ工事中のときくらいしかないので、これはこれでよかった。結果オーライ。

グラバー園にはグラバー邸しかないわけでなく、他は工事していないので色々見て回りました。

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旧オルト住宅

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旧リンガー住宅

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旧スチイル記念学校

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旧三菱第2ドックハウス

それぞれ中では展示が行われていました。グラバー氏の功績のパネル展示だったり、当時のリビングが公開されていたり。"外観が綺麗だね、おしゃれだね"だけでは終わらない充実した展示。しっかり堪能しました。欲を言えばもう少しゆっくり見て回りたかったかも。

また、グラバー園が小高い場所にあるので眺望も良い。

三菱の前

長崎市内が一望できます。しかし、グラバー氏、いいところ住んでたんだなぁ。。。


色々見て回って疲れたのでケーキを食べて休憩。

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アップルパイ。カステラという選択肢もありましたが、気分的にアップルパイを選択。窓際を陣取りましたが、その窓から見える景色もかなり良し。思いがけず優雅な時間になりました。

次にグラバー園に来るときは、グラバー邸の工事が終わってから。"長崎市内だとグラバー園行ってないから行ってみたいなぁ"という浅い感じ、だけど"行ってやるぞ"というよくわからん無駄な使命感に突き動かされて訪れたグラバー園。結果的に訪れて大正解。歴史が好きで景色の写真を撮るのも好きな自分としては最高な場所でした。

このグラバー園でゆっくりしていたら他のものを見て回る時間がなくなりました。というのも、18時頃には特急に飛び乗らないといけなかったのです。なので、グラバー園のお隣にある大浦天主堂は次回にお預け。

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外からだけ堪能。ちゃんと時間をかけて見にきたい。

そして特急に飛び乗り、目的地は博多。次の日の朝に東京に帰りたい、しかしそうすると長崎からだと帰れなそう、それならLCCが飛んでる福岡まで行ってしまえ、という得してるのか損してるのかよくわからん移動を行いました。

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特急かもめ、長崎発博多行き。なので、これに乗ってれば博多につく。

のですが、九州新幹線に乗ってみたいという鉄オタじゃないけど鉄オタみたいな発想で、新鳥栖で下車。

新幹線、乗ってびっくり。

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席、豪華すぎ。座り心地抜群。新鳥栖から博多まで約10分。もっと座っていたかった笑。

そして夕食は天神でもつ鍋。

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一人前から頼めるお店を街ブラしていたら発見し、即決で入店。もつ鍋はやはり安定の美味しさでした。次の日が早いのと福岡は約3ヶ月前に訪れていたので、夕食後はおとなしくホテルに帰りました。


というわけで、今回の大阪・長崎旅はこのnoteを含めて6本の大長編でした。お付き合いいただいた方はありがとうございました。まだ読んでないところがある方はぜひ他のnoteも読んでみてくださいね。次回、少し番外編として、この旅行はもともとどんな予定のつもりでいたのか(決まってた予定は何?)とか、少し書きそびれた話をできればと思います。

大阪のついでに長崎にも寄って帰るという、普通なら企画しないであろう無茶苦茶な行程。大阪に一緒に行くはずの友達が突然のキャンセル、声をかけた友達からのお誘いで大阪に行って観光もせずスポーツをして、鶴橋でホルモンを食べ、長崎空港に着いた瞬間に"長崎ランタンフェスティバル"の存在を知って予定変更を決断、一番の目的地であったグラバー園のグラバー邸はまさかの工事中。まさに珍道中。ある意味ハプニング連発でしたが、こういう旅こそ面白い。

そして、これら一連のnoteを書いている中、実は新潟・山形の旅をしておりました。というわけで、大阪・長崎編が終わってすぐではありますが、新潟・山形の旅もお届けします。楽しみにしてくれたら嬉しいです!

それでは本日はこの辺で。ではまた。

今までの大阪・長崎旅のnote>

大阪に行ってアルティメットをやったらその後3日間筋肉痛になった話

美味しい大阪らしくない大阪ご飯の話

大阪のついでに長崎に行った話

長崎ランタンフェスティバルに行った話

初めて佐世保に行きました


自己紹介note


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