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もう女性に任せたほうがいいじゃんと思った件

女性脳と男性脳は違う。
仕事柄マーケティングを勉強するが、10年以上前に女性脳と男性脳に関するビジネス本を何冊か読んだ。
結婚して19年になるが、当時妻が買うバックについて
「あのバック、このバックがあるのにまた買う・・・」
「それらのバックとは違うのよ!」
という感じの会話を何度もし、男には理解できないなと思っていた。

また、仕事でも当時雑貨通販の企画を担当していたので、この婦人靴が売れて、あの靴が売れないのがわからず女性スタッフによく聞いていた。その際、彼女はあれがちょっと・・・ココがいい・・・というのだがその感性はなんとなく「そうなんだ」としか理解できず、「こういうのが明文化できるといいのだろうな」と思っていた。

男性脳はロジカル。だからスペック重視で買い物をする。
女性脳は感性や直感。「こういうのがいい」「なんかいい」
その部分が男には理解できない。
僕は、男には理解できないことだとこの仕事をして理解したのだ。

女性脳・男性脳に関する情報はググるといっぱいあるので検索してもてください。例えば、こんなの

それが理解している会社の上司たちがいたとしても、会議の発言力や決定権は男性ばかりいいいい。若い女性バイヤーは商品会議では感性や直感では上手く伝えられずよく悩んでいたし、今も悩んでいるだろう。男性陣に納得させるには「ロジカル」にしないとなかなか難しい。

当時バイヤーチームのマネージャーをしていた時は、どうにか女性陣にロジカルさを習得してもらいたいと思っていたが、だんだんオジサンになっていくにつれそうじゃないと思うようになった。

数年前、数社の通販会社の人たちと出会うことがあった。その人たちは女性社員で通販のCRM(※顧客一人ひとりに最適な商品・サービスを提供し、顧客満足を高め、顧客との良好な関係を構築し顧客の購買行動を維持し、購買額を最大すること。)を担当してる人たちでした。
彼女らと話していると「お客さんが喜んでくれるコト」をとても楽しんでやりがいをもってやっているんだと言うことがヒシヒシと伝わってきたのだ。

その時、「ああ~、CRMって女性の方が向いているな」と。
ウチの扱う商品はほぼ女性向きの商品でもあるし、購入者や購入するかもしれない女性が「いいな」とか「嬉しい」と思ってくれるのは「コレだ」ともいつけるのは男性(オッサン)より、女性の方がいい筈である。
今さらながらにその時やっと気づいたのである。イヤ、薄々気づいていたが、努力すれば男のオレでも近づけるんじゃないかと思っていた。
これまで女性雑誌、SNSやブログなどから女性の感性というのはどういうのものかと情報を得ようとしていたが、No.1のホストかゲイとかじゃないと女性脳を得られないなと。。。 オッサンには限界がある。

今、美容健康品のネットショップや通販チラシなどを担当しているが、サイトの制作や通販チラシの制作など制作会社に依頼しているし、同梱するチラシなどの制作しているが、僕も含めて男ばかりなのが現状だ。女ココロがわかっていない男どもが一生懸命キャッチコピーを考えたり、ランディングページの商品サイトをを考えたりしている。
まあ、そんなんじゃ 女性の「いいな」をなかなか得られない筈である。

直感・感性の部分は女性に任せ、男は仕組み化、分析、予算組みなどを行えばいい。「口を出さず、金だけだす。」って感じで。

それが、全て上手くいくとは思えないが、オッサンたちが奮闘している今よりはいい筈だと思うのであった。


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