山本一成🚗TURING

🚙自動運転EVスタートアップTURINGのCEO 🚗名人に勝利した将棋プログラムPonanzaの作者

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      noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。

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    イーロン・マスクを偉大なる愛おしい次の魔王にしようと思った。

    「山本さんはPonanzaおじさんにはなりたくなかったんですね」 TURING共同創業者の青木さんにそう言われた時、ぎくりとしたが正直そのとおりだった。 スタートアップをはじめた最初の個人的理由はすべてそこに集約されていた。 2017年、私が作った将棋プログラムが名人を破った。10年間の結実がそこにはあった。そして魔王を倒した勇者の後日談が急速に物語性を失うように、人生の色合いの急速な消失を招いた。 それも悪くないと思ったが、しかし人生は長い。すべてを捧げたと思ったが、

      • amazonのすごい会議を読んで

        この記事は3分で読めます。 結論会議の成功は資料作りと会議形態の設計でほぼ決まる。世界的企業であるamazonは会議について非常に大胆な施策をとっている。 背景amazonは現在複数の商売を抱えるテクノロジー企業である。 この会社のコミュニケーション形態を研究することは極めて価値が高いと考えられる。 「amazonのすごい会議」という本があったので、著書の内容を紹介する。 また 本書の解説youtube もレベルが高かったので同時に紹介する。 会議の成功は資料作成で決ま

        • スタートアップは発明だ!

          前世紀であれば価値は、高速鉄道・道路・ダム・大規模工場など誰もが理解できる形で提供されていた。国家や銀行はこれらの価値にお金を安心して提供すればよかった。 そして21世紀、間違いなく世界の価値創造はソフトウェアに傾いている。例えばたった140文字のインターネット短文サイトがこれほど価値ある存在だと、しかし国会や銀行が推定するのは非常に難しい。 これらの金融の空白の入り込んだのがベンチャー投資家たち(以下VC)だ。彼らのスキームの大筋はこういったものだ。 ① VCは起業家か

          • Teslaはどうやってスタートしたのか?

            Teslaは2003年創業。そしてそれから約20年、2022年現在のTeslaの時価総額は100兆円・年間生産台数は100万台となっている。重厚長大な自動車産業をゼロから立ち上げるのは到底無理だと多くの人に思われている中、どうやって彼らはスタートしたのだろうか? Teslaは最初は改造車をつくっていた Teslaは創業から5年ではじめてEVを市販した。名前を Roadster という。このクルマはTeslaが創業から5年もかけてゼロからEVを作った・・と思いきや実はそう単

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            ライオンはいない

            新しい選択を考える時、本能は無条件で反対する。 本能はサバンナにいた時とコンクリートジャングルは区別がついてない インターネット上の暴言で傷つく。 遺伝子は村の構成員が30人だった時と同じように反応するようにできている。 餓死より過食が多くの人を死に追いやっている時代。 身体はしかし過剰な砂糖を渇望している。 ライオンはいない。 不安など感情によって自分が考える合理的な選択が正しく取れないと感じる時いつも、先天的・遺伝的に決まったセロトニン受容体の性質によって合理性を

            ハンドルがない自家用EVが10年以内に生まれる可能性

            Tesla の Full Self-Driving は日々進歩している。カメラを入力からの大規模ニューラルネットワークでの学習をすすめて人と車と大量の路駐車がある複雑な状況をらくらく運転している。 これを持ってもうすぐハンドルがない自家用EVがすぐ生まれると断言するのは簡単には言えないだろう。完全にハンドルがない自家用EVを作るには自動運転AIには例えばこんなことが求められるだろう。 ① 乗客のあいまいな自然言語の指示を理解 ② 他のエージェント(歩行者、自転車、他の車な

            We Overtake Tesla という勘違い

            日本で生まれた時から景気はあんまり冴えない感じで、バブル経済ってなにって感じ。一方でアメリカはいつも強かった。ずっと経済成長を遂げていた。 この現実に色々議論はあれど、原因はシンプルな話だと思っている。世界を変えると勘違いしてはじめる人がアメリカにはたくさんいるのだ。 Apple、Google、Facebook、Microsoft、Amazon、それにTesla。どこかのタイミングかはわからないけど、みんなが気がつくずっと前に彼らは自分達ならできると勘違いをし始めたのだ。

            [TURING社内向け]バットサプライズを減らす

            結論会議の場所でバットサプライズを減らそう。 理由急に言われた側はなにも準備できてないので時間の無駄になる。 絶対じゃないけどゆるくこれらも守ろう・事前議題を共有しよう。(全員が議論に参加できるようにもなる) ・最後にネクストアクション決めよう。 ・終了の時間を意識しよう。

            TURINGのマスタープラン(2021年12月)

            自動運転をどのように作るべきか、現在TURINGが考えているマスタープランを共有したいと思う。 ① 走行データを取得する。 単純にドライブレコーダ画像があればいいという問題ではない。車の内部データも含めて取る必要がある。幸いカメラのような比較的安価なセンサーだけを使う場合、走行データを自分達で撮ることは金額的にそれほど厳しいことではない。 ② 強学習器によるアノテーション。 人間の知識が大量に埋め込まれた学習器はすでに多数存在している。それらの学習器に走行データをアノテー

            [TURING社内向け]重要だけど緊急でない問題を拾おう

            (結論) 重要だけど緊急でない問題に気がついたら、気がついた人がオーナーシップを持って達成させる。メモ まずはオーナシップを組織に浸透せさる。仕組み化はJIRAなりカンバンなりを使えばいいが、まずはオーナシップを周知することから。 ※ 「運営とルールは同時に成長しないとうまくいかない」より 概要 気がついたら、オーナシップを持とう。 人の協力が必要なら、その人をずっとPINGを送るなりなんとかしよう。

            [TURING社内向け]①組織は今どういう状態で ②そのために何をしているか

            これはなくなりました 結論毎週月曜日に全体MTGを開いてるが、以下の2つを全員書くことにしてみる。 ① TURINGは今どういう状態・何が問題で ②そのために何をしているか 理由自分達の状態を正しく理解して、enigma(=TURINGが解くべき課題)を正しく見続けることができれば必ず We Overtake Tesla は実現できる。

            [TURING社内向け]ルールを減らすルール

            結論✅ 性善説でやっていこう ✅ ルールを減らす方向の圧力をいつもかけよう 理由組織の中でルールは人よりも重くなりがち。誰も幸せにならないルールで苦しんでいる事はみんなも絶対に経験があるはずだ。ルールは絶えずメンテナンス可能な状況になってないと行けない。 ふわっとした話・トラブルがあった時にルールを書きたくなる気持ち、待ってほしい。 ・過剰なルールはルール無視を常態化させる。 ・運営とルールは一緒に成長しないと行けない。 ・新しい人が入った時にルールの量で圧倒させてはいけ

            [TURING社内向け] 確信度を伝えてコミュニケーションを円滑にする

            このルールは削除されました。 https://note.com/issei_y/n/n7b306cfe72b2 結論 確信度を先に伝えようTURINGではなにか提案する時、確信度を会話する時の先頭につけてほしい。そうすれば例えば山本が60%の確信しかない時に、「60%なんだけど」と話せばより提案を私は受けやすくなる。また控え目なタイプの人は自分の意見に安心感を持って伝えることができる。 前提 コミュニケーションはコストが高い会社規模や業種によって変わるが、業務の中でおよそ

            The world is a game. ゲームから自動運転そして汎用人工知能への道

            知能とは予想する機能将棋も囲碁もテレビゲームもとても楽しいものだ。その楽しさの一端は自分の行動でより良い未来を獲得するというプロセスだ。私が将棋プログラムPonanzaを作っていた時も同じようなプロセス、強化学習で評価関数を学習させていた。評価関数は盤面を入力にその勝率を推定する関数だ。 しかし単純に評価関数を強化するというプロセスでは強さに限界がある。現在もっとも強いDeep Learning系の評価関数を使っても、それだけで人間棋士を倒すのはなかなか困難であろう。そう探

            海外自動運転・EVスタートアップと日本の立ち遅れ。

            車は、紛うことなき日本の基幹産業だ。日本のGDPは、およそ500兆円。自動車関連産業はその約1割を占める。そして、その歴史は深い。長らく世界の自動車メーカーの時価総額ランキングの首位に立っていたトヨタは、設立80年を超えている。そんなトヨタの王者の座を奪ったのはTesla。創業は2003年、20年経たずして企業価値は89兆円を超えた。しかし、問題はTeslaのだけではないのだ。以下の表を見てほしい。歴史の浅い新興自動運転車・EVスタートアップ会社が2000年代以降雨後の筍のよ

            それは現在を扱う仕事か、未来を描く仕事か?

            山本一成と青木俊介は一ヶ月ほど前にLv5完全自動運転車スタートアップを始めた。ありがたいことに早速インターンの人が数名入ってきたくれた。物事が進み始める強いチカラを感じている。 仕事をするなかで非常に重要なことに気がついた。それはあらゆる仕事には二種類あるということだ。①現在を扱う仕事と②未来を描く仕事だ。①の仕事は今ある枠組みを整理したり改善したりするものだ。これはとても大切なものであるがそれだけではスタートアップは前進しない。 ②未来を描くことが必要だ。Lv5完全自動