山本一成🚗TURING

🚙完全自動運転EVの量産を目指すTuringのCEO ☗名人を倒した将棋プログラムPo…

山本一成🚗TURING

🚙完全自動運転EVの量産を目指すTuringのCEO ☗名人を倒した将棋プログラムPonanzaの作者 🧑‍🏫愛知学院大学特任教授

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    noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。

最近の記事

AI開発の勝利のパターン

名人を倒したプログラム こんにちはみなさん、これはTuringアドベントカレンダー2023、最終日の記事です。書いている人は山本一成といいます。今は完全自動運転EV量産を目指すTuring株式会社でCEOをやっていますが、以前は名人に勝利したコンピュータ将棋プログラム「Ponanza」というものを2008年から10年ほど開発していました。表題の「AI開発の勝利のパターン」がなにかを説明する前に、少しだけ将棋プログラムの話をさせてください。 当時のコンピュータ将棋の開発状況

    • ナラティブにワクワクするなら、そのプロジェクトは成功する。

      組織は、合意と説得の積み重ねによって前進している。多くの組織において会議体やその運営は非常に重要なファクターであろう。最近注目している一つのアプローチとしてナラティブがある。先日、下記のようなツイートをし た。 Turingでは会議体にこだわっている。組織の人員拡大とともに会議も増えたため、2023年の年明けから方針を決めたのがキッカケだ。会議体は「意思決定会議」「進捗管理会議」「ナラティブ」の3つを基本としている。 意思決定会議と進捗管理会議は想像に容易いだろう。一方でナ

      • LLMがなぜ完全自動運転に必要なのか

        生成AIやLLMの本質は世界を理解していること生成AIやChat GPTに代表されるLLM(Large Language Model, 大規模言語モデル)は表面的にはお絵描きやチャットボットという印象を持つかもしれません。しかしこれらのAIの本質は世界を認知・理解している点です。だからこそ、これらのAIは素晴らしいアウトプットを出せるのです。Chat GPTとの対話は時に大きな示唆を提供してくれます。また、画像生成AI「Stable Diffusion」はTuringのコンセ

        • イーロン・マスクを偉大なる愛おしい次の魔王にしようと思った。

          「山本さんはPonanzaおじさんにはなりたくなかったんですね」 TURING共同創業者の青木さんにそう言われた時、ぎくりとしたが正直そのとおりだった。 スタートアップをはじめた最初の個人的理由はすべてそこに集約されていた。 2017年、私が作った将棋プログラムが名人を破った。10年間の結実がそこにはあった。そして魔王を倒した勇者の後日談が急速に物語性を失うように、人生の色合いの急速な消失を招いた。 それも悪くないと思ったが、しかし人生は長い。すべてを捧げたと思ったが、

        AI開発の勝利のパターン

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        記事

          amazonのすごい会議を読んで

          この記事は3分で読めます。 結論会議の成功は資料作りと会議形態の設計でほぼ決まる。世界的企業であるamazonは会議について非常に大胆な施策をとっている。 背景amazonは現在複数の商売を抱えるテクノロジー企業である。 この会社のコミュニケーション形態を研究することは極めて価値が高いと考えられる。 「amazonのすごい会議」という本があったので、著書の内容を紹介する。 また 本書の解説youtube もレベルが高かったので同時に紹介する。 会議の成功は資料作成で決ま

          amazonのすごい会議を読んで

          スタートアップは発明だ!

          前世紀であれば価値は、高速鉄道・道路・ダム・大規模工場など誰もが理解できる形で提供されていた。国家や銀行はこれらの価値にお金を安心して提供すればよかった。 そして21世紀、間違いなく世界の価値創造はソフトウェアに傾いている。例えばたった140文字のインターネット短文サイトがこれほど価値ある存在だと、しかし国会や銀行が推定するのは非常に難しい。 これらの金融の空白の入り込んだのがベンチャー投資家たち(以下VC)だ。彼らのスキームの大筋はこういったものだ。 ① VCは起業家か

          スタートアップは発明だ!

          Teslaはどうやってスタートしたのか?

          Teslaは2003年創業。そしてそれから約20年、2022年現在のTeslaの時価総額は100兆円・年間生産台数は100万台となっている。重厚長大な自動車産業をゼロから立ち上げるのは到底無理だと多くの人に思われている中、どうやって彼らはスタートしたのだろうか? Teslaは最初は改造車をつくっていた Teslaは創業から5年ではじめてEVを市販した。名前を Roadster という。このクルマはTeslaが創業から5年もかけてゼロからEVを作った・・と思いきや実はそう単

          Teslaはどうやってスタートしたのか?

          ライオンはいない

          新しい選択を考える時、本能は無条件で反対する。 本能はサバンナにいた時とコンクリートジャングルは区別がついてない インターネット上の暴言で傷つく。 遺伝子は村の構成員が30人だった時と同じように反応するようにできている。 餓死より過食が多くの人を死に追いやっている時代。 身体はしかし過剰な砂糖を渇望している。 ライオンはいない。 不安など感情によって自分が考える合理的な選択が正しく取れないと感じる時いつも、先天的・遺伝的に決まったセロトニン受容体の性質によって合理性を

          ライオンはいない

          ハンドルがない自家用EVが10年以内に生まれる可能性

          Tesla の Full Self-Driving は日々進歩している。カメラを入力からの大規模ニューラルネットワークでの学習をすすめて人と車と大量の路駐車がある複雑な状況をらくらく運転している。 これを持ってもうすぐハンドルがない自家用EVがすぐ生まれると断言するのは簡単には言えないだろう。完全にハンドルがない自家用EVを作るには自動運転AIには例えばこんなことが求められるだろう。 ① 乗客のあいまいな自然言語の指示を理解 ② 他のエージェント(歩行者、自転車、他の車な

          ハンドルがない自家用EVが10年以内に生まれる可能性

          We Overtake Tesla という勘違い

          日本で生まれた時から景気はあんまり冴えない感じで、バブル経済ってなにって感じ。一方でアメリカはいつも強かった。ずっと経済成長を遂げていた。 この現実に色々議論はあれど、原因はシンプルな話だと思っている。世界を変えると勘違いしてはじめる人がアメリカにはたくさんいるのだ。 Apple、Google、Facebook、Microsoft、Amazon、それにTesla。どこかのタイミングかはわからないけど、みんなが気がつくずっと前に彼らは自分達ならできると勘違いをし始めたのだ。

          We Overtake Tesla という勘違い

          [TURING社内向け]バットサプライズを減らす

          結論会議の場所でバットサプライズを減らそう。 理由急に言われた側はなにも準備できてないので時間の無駄になる。 絶対じゃないけどゆるくこれらも守ろう・事前議題を共有しよう。(全員が議論に参加できるようにもなる) ・最後にネクストアクション決めよう。 ・終了の時間を意識しよう。

          [TURING社内向け]バットサプライズを減らす

          TURINGのマスタープラン(2021年12月)

          自動運転をどのように作るべきか、現在TURINGが考えているマスタープランを共有したいと思う。 ① 走行データを取得する。 単純にドライブレコーダ画像があればいいという問題ではない。車の内部データも含めて取る必要がある。幸いカメラのような比較的安価なセンサーだけを使う場合、走行データを自分達で撮ることは金額的にそれほど厳しいことではない。 ② 強学習器によるアノテーション。 人間の知識が大量に埋め込まれた学習器はすでに多数存在している。それらの学習器に走行データをアノテー

          TURINGのマスタープラン(2021年12月)

          [TURING社内向け]重要だけど緊急でない問題を拾おう

          (結論) 重要だけど緊急でない問題に気がついたら、気がついた人がオーナーシップを持って達成させる。メモ まずはオーナシップを組織に浸透せさる。仕組み化はJIRAなりカンバンなりを使えばいいが、まずはオーナシップを周知することから。 ※ 「運営とルールは同時に成長しないとうまくいかない」より 概要 気がついたら、オーナシップを持とう。 人の協力が必要なら、その人をずっとPINGを送るなりなんとかしよう。

          [TURING社内向け]重要だけど緊急でない問題を拾おう

          [TURING社内向け]①組織は今どういう状態で ②そのために何をしているか

          これはなくなりました 結論毎週月曜日に全体MTGを開いてるが、以下の2つを全員書くことにしてみる。 ① TURINGは今どういう状態・何が問題で ②そのために何をしているか 理由自分達の状態を正しく理解して、enigma(=TURINGが解くべき課題)を正しく見続けることができれば必ず We Overtake Tesla は実現できる。

          [TURING社内向け]①組織は今どういう状態で ②そのために何をしているか

          [TURING社内向け]ルールを減らすルール

          結論✅ 性善説でやっていこう ✅ ルールを減らす方向の圧力をいつもかけよう 理由組織の中でルールは人よりも重くなりがち。誰も幸せにならないルールで苦しんでいる事はみんなも絶対に経験があるはずだ。ルールは絶えずメンテナンス可能な状況になってないと行けない。 ふわっとした話・トラブルがあった時にルールを書きたくなる気持ち、待ってほしい。 ・過剰なルールはルール無視を常態化させる。 ・運営とルールは一緒に成長しないと行けない。 ・新しい人が入った時にルールの量で圧倒させてはいけ

          [TURING社内向け]ルールを減らすルール

          [TURING社内向け] 確信度を伝えてコミュニケーションを円滑にする

          このルールは削除されました。 https://note.com/issei_y/n/n7b306cfe72b2 結論 確信度を先に伝えようTURINGではなにか提案する時、確信度を会話する時の先頭につけてほしい。そうすれば例えば山本が60%の確信しかない時に、「60%なんだけど」と話せばより提案を私は受けやすくなる。また控え目なタイプの人は自分の意見に安心感を持って伝えることができる。 前提 コミュニケーションはコストが高い会社規模や業種によって変わるが、業務の中でおよそ

          [TURING社内向け] 確信度を伝えてコミュニケーションを円滑にする