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#エンジニア 系記事まとめ

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noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
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記事一覧

カヤック×クラシコム合同勉強会開催いたしました 2024夏

テクノロジーグループの冨田です。 2024/07/19金曜日にSRE、データ基盤周りでお世話になっている面白法人カヤックのエンジニアさんと合同勉強会を開催いたしました。 コロナ禍前はクラシコムの旧オフィス、コロナ禍ではオンラインで勉強会を開催しておりましたが、4月に新オフィスに移転して初の勉強会開催となりました。 『OpenAI/Gemini APIを使って EPUBを翻訳するCLIツールをつくってみた』私が個人で開発しているEPUBの翻訳ツールの開発動機、EPUBの構

サイバーセキュリティ?冗談でしょ?

サイバーセキュリティに関する考察ニューヨークへの休暇のフライト中、そして最近のCrowdstrikeの混乱を考えると、サイバーセキュリティについて考える時間ができました。 数年前、オースティンでのセキュリティカンファレンスLasconに参加した際、同僚が「『私たちは皆、運命づけられている』と思うようになるだろう」と言ったのを覚えています。 彼が言わんとしていたのは、100%安全なものは存在しないということです。 Crowdstrikeの状況について簡単に説明すると、Crow

地元徳島で神山.swiftを開催しました!#神山swift

全国から徳島県神山町にSwift好きが集まって、大自然の中でリフレッシュしながら、LTやSwiftについてワイワイ議論し、みんなで楽しむイベントを開催しました。 開催のきっかけ徳島県でiOSDC、DroidKaigiなどの主にモバイルアプリ開発者向けのカンファレンスのセッション動画をみんなでわいわい見るコミュニティがあり、そのコミュニティのきっかけで、技術についてわいわい議論するのがとても楽しい!自分ももっとその議論の輪に入っていけるようになりたい!と思い、iOSエンジニア

プログラミングが消滅する未来に備えて。生成AIで何が変わっていくのか。

こんにちは、入江慎吾です。 僕がIT業界に入ってもう20年近くたちますが、そのほとんどをエンジニアとしてプログラミングで生活してきました。 やがて生成AIがでてからは、生成AIにコードを書いてもらうようになり、今ではほとんどゼロからコードを書くことがなくなっています。この1年をみても生成AIのモデルの進化はすごいものがありますし、この先もそうでしょう。 サジェストは次のコードを予測して書いてくれるし、Cursorのようなエディタに生成AIも統合されコピペする必要すらあり

Vision Proでコーディングするときの必須アプリ

Vision Proが快適すぎる。今この文章もVision Proで音声認識で入力している。リビングに寝転がりながら頭上には120インチ位のSafariが開いていてそこに音声で入力している。ここまで1度も修正してない。 さすがにプログラミングは難しそうだが、Bluetooth接続のハッピーハッキングキーボードスタジオをつなげばほぼ家にいるのと変わらない。 プログラミングするのにMacが必要と言うのも不便なのでVision Pro単体でプログラミングする方法を考えてみた。

100万握ってワーホリ行ったら外資のエンジニアになって帰ってきた話

状況だけまとめてタイトルにしたらなんとも胡散臭くなった。 自分は現在カナダ在住で、アメリカのヘルステック企業でシニアフロントエンドエンジニアとして働いている。以前物議を醸した日本のエンジニア達は海外に出なければいけないという記事を書いたりした。 来歴を端的にまとめると以下の通りになる。 日本では定員割れのモンスター高校を卒業後、4年間フリーター 2017年に100万円を元手にカナダへワーキングホリデーを使って渡航 2019年に未経験からエンジニアとして現地のスタート

【開発からリリースまで4日間】 選挙ポスターマップ開発の舞台裏(技術編) #安野たかひろ

こんにちは、安野たかひろ事務所 技術チームの植田です。(実はプロダクションチームにてデザインや公式Webサイトの制作をしたり、一部政策提案もしています!) 前回は、東京都全域に設置された1万4千箇所の掲示板にポスター貼り付けるプロセスがいかに進化していったかをご紹介しましたが、この記事では公開後SNSやボランティアの方々から好評をいただいた新「ポスターマップ」のシステムについて、開発背景と技術的な構成について解説してみようと思います。 大きな組織力を持つ場合は選挙区ごとに

「GitHub難しい!!」を30分で解決するサイトを共同開発しました🚀

はじめに先日、初心者でも簡単に参加できる GitHub チュートリアル 『First Contributions JA』を共同開発しました! 振り返りも兼ねて、プロジェクトの背景や使用技術について、紹介していきます。 ▼ GitHub のリンク: なぜ First Contributions JA を構築したのか?さて、First Contributions JA には、次のような特徴があります: 上記を踏まえて、プロジェクトの経緯は、主に2つあります。 (技術スタッ

なぜぼくらは「コミュニケーション能力が低い」と言われるのか?

求められるコミュニケーション能力ソフトウェア開発の業界に身をおいて10数年。「ソフトウェアエンジニア(以下、エンジニア)なら人と話さなくても仕事できていいな!」なんて思っていた私ですが、エンジニアとはいえコミュニケーション能力が求められる場面は少なくない、という事実と日々向き合っています。 エンジニアに求められるコミュニケーション能力には以下のようなものがあります。 技術的な内容を分かりやすく説明する力 チーム内での協力、情報共有 相互の建設的なフィードバック 問

ソフトウェアエンジニアになってから: 昇進と異動(と最高評価)

ありがたいことに、いわゆる文系・ビジネス職からベイエリアでソフトウェアエンジニアになった前回の記事は多くの方に読んでいただきました。改めてお礼を申し上げます。とはいえ、当然ですが、ソフトウェアエンジニア(以下、SWE)になって終わりではなく、SWE になってからもそれ以上に大切であり、実際に SWE 転向後、どのような経験をしたのか、現実的な点も含めて、この記事では書いてみようと思います。 結論から言うと、初めは知識や経験の浅さから苦労しましたが、最終的には社内査定でも最高

予告「きのこカンファレンス」を開催します

この記事はITエンジニアに向けた新しいカンファレンス開催のご案内です。 イベント:エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス2025 略  称:きのこカンファレンス2025 開催日時:【前夜祭】2025年3月8日(土)【本編】2025年3月9日(日) 開催場所:docomo R&D OPENLAB ODAIBA(東京都港区) 開催規模:最大300名程度(関係者を含む) 公式サイト:https://kinoko-conf.dev 公式X:https://x.

ウォータフォールはやめて2024年の開発をやろう!

 今回の記事は特に私の意見であり、所属会社の意見ではないことをお断りしておきます。  最近になってまたウォータフォール vs アジャイルの議論を見かけることが多くなってきたので、私が勤務する米国の世界規模のクラウドプロバイダーでは2024年現在どんな開発をしているのかをご紹介したいと思います。私はこれが「正解」といいたいのではなく、何らかのポイントが皆さんの何らかの参考になったらいいなと思って筆をとりました。 ちなみに、2016年時点で私のウォータフォール開発に対する考え

エンジニア兼作家が東京都知事選挙の出馬表明記者会見をした会見全文

昨日、都庁にて出馬表明記者会見を行いました。会見の全文を文字起こししたものを公開いたします。 会見全文本日は大変お忙しい中、急な呼びかけにもかかわらずお集まりいただきありがとうございます。 私、安野たかひろは、7/7に行われる東京都知事選挙に立候補いたします。本日は1)私が出馬に至った理由2)注力したい政策3)選挙期間中に行う3つの日本初のキャンペーンについてお話させていただきます。 自己紹介 まず簡単に自己紹介をさせてください。私はこれまでに、3つの職業を経験してき

SES界隈が混とんとしてきたので分類してみた

就活生向けにIT業界の各種業態について説明などをさせて頂いていることもあり、就活生からの相談で「経験を積みたいのでSESが良いと思いますがいかがでしょうか」などとご相談を頂くことが定期的にあります。 一方でXでは定期的に盛り上がるSESに関する論争があり、System Engineering Serviceという元々の名称では一括りにできないほど多様化が進んでいます。今回はSESを巡る論争を整理していきたいと思います。 有料設定していますが、最後まで無料でお読みいただけま