【冬至】氣を取り戻す薬
私も含めて中小企業の経営をしている者にとって、
一番困るのが「氣が落ちる」ことです。
ちなみにこの「氣」は物理的な力の強さではなく、
心の中のエネルギー的なものです。
往々にして「氣が落ちる」現象は、
資金繰りに懸念が発生したとか、
大きな取引先との取引終了が決まったとか、
「金銭的なマイナス事象」が発生したときに生まれやすいです。
そして、ここぞとばかりに脳内に描いてしまう、
「悲惨な未来予測」が、
エネルギーを奪っていきます。
中小ベンチャー系経営者にとって自分の報酬を安定的に獲得するには、
安定的な収入源の確保に加え、狩猟生活のように日々を重ねる必要もあります。
結果、外からは安定的に見えても、
まるで、水面を優雅に泳ぐ鴨のように、
わりと足は見えないところでバタバタとしています。
「がんばるぞー!」と、
バタバタできているときは大丈夫です。
力も氣もまだ落ちてないので進んでいけます。
ところが、
たった一瞬の「悲惨な未来予測」によって、
「もう無理かもしれない」という負の想像が脳内を支配すると、
たちまち頭で数字をはじきはじめ、
今月大丈夫だろうか?
来月はさらに悪くなるのでは?
再来月にはもう底をついてしまうかもしれない?
といった感じで、
大体、
計算しやすい3ヶ月くらい先まで、
「収益や収入がない状態の未来」を試算しています。
身体は今、ここにあって、その未来は現実化していないのに。
このパターンは深みにはまると、(心の健康的に)中等度・もしくは重症化します。
いわゆる金銭ストレスが増大するわけですね。
そんな時に持っておきたい心の常備薬がこちら。
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優良事案思考
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(ゆうりょうじあんしこう)
まるで全てが無くなる悲惨なイメージにとらわれたなら、
これを使うタイミングです。
<使用方法>
『うまくいってることにだけ意識を向ける』
そうすると、
向う3ヶ月先まで収益がない状態を想像する自分からまず抜け出ます。
次に、うまくいっていることを増やせばいいと思えるようになります。
そして、そこにしっかり意識を向けていきます。
その状態になったところで、もう一度、
うまくいってないことをどうするか考えてみると、
大体、わりと潔く、「今、自分のやるべきことをやろうは何だろう」
という気持ちに変わっています。
効果を上げるためのポイントは、
うまくいってないことに対して、
脳内を満たすマイナスのエネルギーではなく、
違うところにあるプラスのエネルギーを持ってきて、
そのエネルギー状態で見てみることです。
利害関係のない人と会うのもいいです。
うまくいかない未来を想像している状態では、
何を考えても、行動力も思考力も戻ってきません。
それはみなさんも体験していてご存知ですよね。
例えば、
一度、(気持ちを)落ちるところまで落とすという方法もあります。
ただその前に、この方法が効果があると、
そこまで落ちる必要もなくないですから。
そんなときに、
この薬を思い出して、
自分に処方してみてください。
私も最近何度か使いまして、
かなり楽に未来の設定を変えることができました。
習慣性はありませんので、
安心して常用ください。
審神者 一斎
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