この文字世界において、年寄りってのはもう愚か者と同義になってきている。 最近Twitterで「おっ、冴えたこと言ってるな」ってやつのプロフィールを見ると14歳とか書いてあってたまげる。「オイオイ、こんな賢いガキいてたまるかよ」と自分の立場を危ぶみ他の投稿を上から下までじっと見てみるんだけど、ちゃんと14歳らしいところは14歳らしく、歌い手の夢小説読んでたり、クラスメイトにしょーもないマウントとかしててんだけど（かわいい）、ジョークや理屈の組み立てみたいな部分は正直そこらへん
普段常々から、何か呟かねば何か報いねば、と強迫観念に駆られてるんですけど今日は嬉しい告知が出来て気が楽になりました。何か言って呆れられるのは怖いくせに、何も言わないでいるのも忘れ去られたり憎まれたりしそうでそういう焦燥感に背中を常に蹴られている。だから嬉しい報告ができるとプラスが増えるというよりはマイナスが減るような気持ちになる。そのくらい恐怖と焦りがいつも背を焼いている。ジョジョ四部の岸辺露伴も何がそんなに不安なんだ？とコウイチくんに訊かれて「原稿が完成して評価の声が聞こえ
酒を飲むたびに「唇に大きな傷跡があるから誰からも愛されることができないよ」と泣いていた友達が結婚した。俺は気にならなかったけど、人のコンプレックスっていうのは得てして他人には理解されないもんで、俺も三白眼が恥ずかしくって、下のまぶたを上げて目をすぼめる癖が治らない。そのことを人に言ったら「そんなことを気にしていたのか、もっと人間的に破綻しきってるところたくさんあるのにか」と笑われたことがある。コンプレックスなんか人には気にならないもんなんだなと嬉しかったけど、いまだに癖は治ら
ハリーポッターのダニエルラドクリフが水死体になって死後硬直チョップや腐敗ガスジェット噴射で大活躍をする映画を見た。ホグワーツ出てなにしてんの。 少し前の話 俺の友達のMという奴が女にこっ酷くフラれ落ち込んだ弾みで仕事をやめ、やめた弾みで薬物を売っていた。そして売りすぎた弾みで捕まっていた。捕まった弾みで連絡が来た。恋人を失い、執行猶予を得た男。地獄のフェアトレードを終えてきたそいつに最近会った。 「で、最近なにやってるの」 「マジメに働こうと思ってるよ」 「あの子と
天気予報を見ないので、傘を711円で買った。 漫画やアニメじゃ、陰口悪口嫌がらせみたいなわかりやすい悪意に、わかりやすく勇気を振り絞って立ち向かえば、悪者のキャラクターがハ！とした表情をしてなんやかんや事態が全て好転するけれど、現実でそういう同級生や上司、親戚、知らんネットの人間、そういうのに声を荒げても絶対になんともならない。ならないよ。キモいヤツと嘲られておしまい。理不尽だ。理不尽だけど、そりゃそうだよ。別に世の中は俺たちの納得が行くかどうかを基準に作られてないし。
昔の作家が「夏、死のうと思ったけど冬の羽織をもらってしまって冬まで生きようと思った」みたいなことを言っていた。死がカジュアルすぎる。歯医者行くぐらいの感じで死のうとするなよ。と思ったけど、そのクフフと笑う頭の反対岸で俺や俺以外のほとんどの人もまあそう変わらないのかもなとも思った。 「人生辛いことと嬉しいことはだいたいおんなじぐらいになるんだよ」 小学校の嫌いな先生が言っていたけど、オイオイ嘘つけババア！と幼心に思った憶えがある。ちなみに嫌いだった理由は「うんうんうん、わか
以下は、昔まだ文字書いたりで何とか飯を食えていた時に何とかかんとかとか言う文学賞に応募しないかと誘われ書いたまま送らなかったやつです。 ーーー 二、三回の気まずい性行為で手に入れたfenderのストラトが、一番の荷物だった。 何度かあった家出だけれど、今度ばかりは二度とこの川辺を歩いて帰りたくない。中学の時この辺で暴漢に襲われたとかで、顔も知らない先輩の岸本さんが不登校になったな。犯人は知的にどうとかで不起訴になったっけな。あ、コンタクト持ってくるの忘れた、まだたくさん
メモ供養 ・俺いま毒物にハマってるから！！！ （公園の子供） ・うわ、鬼TikTokじゃん… （女子高生の集団に対してサラリーマン） ・有名曲歌えばそりゃ再生数は稼げるけどそれじゃ人はついてこないじゃん （タリーズコーヒーにて、銀髪のお兄さん） ・やっぱり成功してる歌い手はみんなプライド持ってやってるから （同上） ・もう9時！？ （6時の上野駅にて、どこからともなく） ・さーて、そろそろ反撃と行くか？ （たぶんシャドバをやってる中学生の子） ・イルカも泳げるよ
今日の狂人情報 ・元カノの自撮りでTinderネカマをすることで元カノ側の気持ちを理解しようとするも、マッチしたイケメンのことが段々本気で好きになり性転換をしようか迷っている24歳男性 椎名林檎は幸福論を高校生の時にはもう録り終わってるのに、大人の俺が青臭い幸福論をあーだのこーだの言うのは恥ずかしいけれど、とにかく幸せなんてのは台風の中でトランプタワーさせられてるような賽の河原ウルトラハードモードで、フロムソフトウェアが作ったスマブラみたいにクチャクチャのゲームバランスで殴
「うわあ、嫌だなあ」と思うことが一ヶ月に100回あるとして、声を上げて泣いたり怒ったりできることは月に一回もない。 例えば今日の俺の話だと、熱帯魚屋さん行って 「この種類の魚がほしいんですけど、気が強かったり他の魚と喧嘩したりしちゃいますか？」 と訊いたら 「は？そんなん魚次第なんでわかんないスね」 と一言。 いや俺とあんたが熱帯魚だったら絶対喧嘩っスよ。俺がギリ人間でマジでよかった本当に。お互いに。 まぁ、店員さんにヘソ曲げられちゃ魚飼えないし、そもそもそのぐ
医者に「服用後、何時間かは食事しないでくださいね」と言われ、薬を真水で飲みながらエレベーターを降りた。 その間いろんなことを考える。 ついこの間プロレスラーの女の子が死んじゃったばっかりなのに、不倫した人をまたみんなで殺そうとしていること。「不倫は罪だから」と言うけれど罪人なら不快に思っただけの第三者が一方的に殺していいのか？ということ。ネットフリックスにBig Bang Theoryの新シーズンが配信されたこと。匿名の人格否定にショックを受けても死ぬほどではなくて、でも
