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#洋楽
Billboard Top100を振り返る 1980 1st Blondie 'Call Me'
1980年の年間チャート1位になったのは、Blondieです。この'Call Me'という曲は映画'American Gigolo'の主題歌でして、彼らのオリジナルアルバムには収録されていないんですね(多分)。だから、この記事の頭に貼り付けた彼らのデビューアルバムの画像には、この曲は入っておりません。お気を付けください。
はてさて、かなりハードな曲調の曲がなぜ1位になったのか、という疑問もあった
Billboard Top100を振り返る 1980 3rd Olivia NewTon John 'Magic'
1980年の第3位は、Oliviaさんですね。映画'Xanadu'のサウンドトラックより、'Magic'です。
私はこの映画は見たことはないのですが、調べてみるといろいろと面白いことがありますね。
この映画、'Xanadu'は映画作品としては、散々に酷評されたとのことでねえ、こうした作品を年度ごとに表彰して、後世の方々の記憶にとどめておこうということで、あの'Golden Raspberry
Billboard Top100を振り返る 1980 5th Captain & Tennille 'Do That To Me One More Time'
1980年の年間チャートの5位はCaptain &Tennilleさんの'Do That To Me One More Time'が入っています。
1970年を代表する夫婦のDuetです。彼らのデビュー曲である'Love Will Keep Us Together'が何といっても有名です。この曲のポップセンスってすごいんですよね。それこそ1970年を代表する曲の一つだと思います。
で、1980
Billboard Top100を振り返る 1980 6th Queen 'Crazy Little Thing Called Love'
6位にQueenのこの曲が入るんですね。Queenとしてアメリカでは最高位を記録したのがこの曲という事なんですが、まあ、アメリカ向けの曲ではありますよね。
Queenというのも不思議なバンドで、いろんなジャンルの曲を自分たちの音として実現してますよね。この曲だって一昔前のロカビリーを思わせるような感じですが、やっぱりQueenの曲なんですよ。曲調が全然違うBohemian~とか、Save Meと
Billboard Top100を振り返る 1980 7th Paul McCartney 'Coming Up'
1980年は大事件とよばれるものが少なくとも2件ありまして、そのうちの1件がPaulさんの大麻所持による逮捕ですね。日本の警察をなめんなよ、という感じですが、この事件のことは新聞、テレビも凄かったし、Snakeman Showでもネタにされたりそれこそ日本中がこの話題でした。小学生だった私でも覚えてますもの。このアルバムのジャケはMag shotみたいでこれは冗談でしょうかね。
国外退去処分とな
Billboard Top100を振り返る 1980 8th Lipps Inc.'FunkyTown'
8位はLipps IncのFunkytownです。良くも悪くも1979年という一時代を象徴する曲ですよね。1980の曲を振り返るにあたって、いろいろとWEBとか資料を見て回ると、この曲、当時は評価が真っ二つなんですよね。新しいもの好きにはいいでしょうが、カントリーや、R&Bなど従来のTop40が好きな人は拒絶するでしょうね。
エレクトロニクスを駆使した曲とはいっても、曲調自体はR&Bっぽいところ
Billboard Top100を振り返る 1980 9th Billy Joel 'It's Still Rock and Roll to Me'
チャート的にはカントリーとかが多くて、保守的な感じも受けるんですけれど、やはりNew WaveとかPunkとかの影響も強かったんだよね、と思わせるのがこの曲です。9位に入ったBillyさんのこの曲は、そうした新興勢力に対しての痛烈な一発ですね。
と言っても歌詞では従来のロック、ロック・ミュージシャンのスタイルに対しての揶揄とも思えるような内容が列挙されてますので、アメリカ人らしいジョークというか
Billboard Top100を振り返る 1980 11th Rupert Holmes 'Escape The Pina Colada Song'
1980年の11位は年間チャート2曲目となるRupert Holmesさんの’Escape The Pina Colada Song’です。歌詞と解説を読んでみると、意味深な歌ですね。新聞の出会い欄を信じて、新しい恋を求めて愛にいくと、奥様に出会っちゃっよ、という内容です。まあ、という感じもしますが、夫に偽手紙を書いて、呼ばれてできてた旦那をBabushuka被って見に行くという歌もあったので、こ
もっとみるBillboard Top100を振り返る 1980 13th Smokey Robinson 'Cruisin''
Smokey Robinsonさんの人気って、日本にいるとよくわからないと思うんです。もちろんMotown時代から一時代を築いた人だし、それこそ伝説的な人物という扱いを受けるというのもうなずけるんですけれど、でも、80年代、90年代を通じてヒットを量産する人ですからね。ここまで根強い人気を誇る、そこまでの理由って何だろうと思うわけです。
で、13位はそのSmokey RobinsonさんのCru
Billboard Top100を振り返る 1980 15th Air Supply 'Lost In Love'
15位は年間チャート2曲目のAir Supplyさんですが、こちらの曲の方が、アメリカでの初のチャートインした曲なんですね。ポップチャートで3位。アダルトコンテンポラリーで1位と、素晴らしい記録を残しております。
といっても、母国のオーストラリアでは1970年代後半から活躍されてましたので、その人気に火が付くのも時間の問題だったのかもしれませんが。
この曲は彼らにしては、淡々とした曲ですね。恋
Billboard Top100を振り返る
16位にElton Johnさんが入っていますね。Little Jeannie。1980年のこの時点でElton Johnさんが原点に戻ったと評判になった作品ですね。
人気の点で言えば、1970年の前半がピークでしてねえ、名曲多いですよね。この曲もその1970年代前半のEltonの曲と言われてもおかしくないくらい、いい曲です。Elton節が楽しめますよ。
その1970年から非常に多作でも知られ
Billboard Top100を振り返る 1980 17th Christopher Cross 'Ride Like The Wind'
17位に入りましたのは、Christopher Crossさんです。先のSailingとは違い、こちらはメキシコとの国境を目指して逃げる犯罪者を歌ったようですが、WikiにはLittle FeatのLowell Georgeさんに捧げたとも書いてありますね。
また、Crossさん自体も、らりるれろの状態でこの曲を書いたんだよ、なんて書いてありますが、この辺の感覚が分からないんですよね。捧げた主の
Billboard Top100を振り返る 1980 19th KC & The Sunshine Band 'Please Don't Go'
1970年代を代表するバンド、と、この顔ですよね。彼のスキッ歯は忘れません。19位はKCの’Please Don't Go'が入ってます。アップテンポでノリノリで、まさにフィーバーな曲が有名な彼らですが、この曲はバラードなんですね。でも結構うるさい曲です。特に後半にかけての盛り上がり方がすごいですね。静かには聴けません。
KCさんたちはフロリダで1973年に結成されたバンドなんですが、レコード店
Billboard Top100を振り返る 1980 20th Styx 'Babe'
1980年の年間チャートを見てきて、だんだんと大詰めに近づいてきました。20位がStyx のBabeです。70年代に、Come Sail Awayのスマッシュヒットがあるものの、チャートで1位を取るのは、この曲が最初のようですね。
日本でも有名な彼らですが、もとはプログレ寄りの長い曲が多かった、アルバムオリエンテッドのバンドだったのですが、メンバーチェンジを重ねながら、曲が短くなっていき、チャー