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フィルムカメラをとことん楽しむ①

こんにちはこんばんは、カメラマンをしておりますisasakaです。
ただいま絶賛!写真・デジカメ入門本の販売や、撮影依頼カメラ講座も受け付けています、isasakaです!
よし、自然に自己紹介を兼ねて宣伝も出来ましたね。
ちょっと項目が多いのですが、特にフィルムカメラを始める方はよろしければお付き合いください!

ここから本題!!

はい、わざとらしくてすみません。コロナで仕事激減なんです…!
さて、ちょっと思うところもあって、これからフィルムカメラを買って素敵な写真ライフをスタートさせようと考えている方はもちろん、既にフィルムカメラで撮影してSNSにアップしている方も対象に、私の知っている限りのフィルム写真の楽しみ方をお伝えできればと思います。

内容がたくさんあるので、数回の投稿に分けてお話していこうかなと思います。また、冒頭でくどく宣伝したように、ただいまコロナにより仕事が激減しているので、基本的には最後まで無料公開ですが、一部の応用などより突っ込んだ内容の部分のみ有料公開にさせていただくかもしれません。もし気に入っていただければご助力頂けましたら幸いです。最終的には加筆して本に出来ればと妄想したりしています。

フィルムで楽しめる事の全貌!!

今回は、「これからどんな記事を書いていくか」といった前書きの様なものをザックリとご紹介しようかと思います。まずはご覧いただきましょう。

・フィルムカメラ(レンズ)を購入する
・フィルムを購入する
・フィルムカメラで撮影する
・フィルムを現像する(お店にお願いする)
・写真をプリントする(お店にお願いする)
・フィルムを現像する(自分で現像する)
 ※モノクロフィルムの場合
・写真をプリントする(自分でプリントする)
 ※モノクロフィルムの場合
・写真を額装して飾ってみる

結構あります。私が説明できるだろう内容だけで結構あります。
ここで重要なのは自分がどこまで、どれを楽しみたいか。です。決して最初から最後までやる必要はありません。ですがこんな事も出来るんだ!という情報を知らずに終わるにはあまりにも勿体ないくらい色んな楽しみ方があります。
今回はダイジェストで紹介していくので、フィルム初心者の方は追々これをしたいなぁ。フィルムを既にお使いの方も、ここまでやってみようかなぁ。など少しでもお役に立てたらと思います。
ただ一つ。おそらく、ほぼ確実に、これからフィルム関連商品は高騰し、カメラは壊れやすくなると思います。なので始めるなら早い方がいい!と思います!それでは早速紹介していきましょう!


フィルムカメラを購入する

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文字通り!説明することがあるのかと思うかもしれませんが、思うところがあった部分の一つです。フィルムカメラはもはや新品で売っているものは少ないです。そこで中古品を購入するわけですが、何せ古い商品です。さらに精密機械です。
沢山の方が当たり前のように購入し使っているカメラですが、本来購入時にはある程度の注意と覚悟が必要な商品です。わざわざ書く必要があるのかと思う方もいるかもしれませんが、そのあたりの事を今一度、持っているカメラを例に説明しようと思います。
同時にカメラの種類(一眼レフ・コンパクトカメラ・中判カメラ)なども紹介して、これからカメラを購入する方に少しでも参考にしていただければと思います。すでに持っている方はもう少し先をお楽しみください!


フィルムを購入する

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はい文字通り!これはもう最終的にはお好みで。という感じになるので、比較的簡単な説明になるかと思います。数多くのフィルムを同じ条件で比較するのは私個人ではちょっと厳しいです。すみません。
大まかな種類と、使ったことのある物の所感となどを、と思っています。


フィルムカメラで撮影する

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一番楽しい所かもしれません!ここはカメラによってテンポは違えど、私が説明するカメラの場合、基本的にはデジカメのマニュアルモード同様に撮影するだけです。違いはフィルムの感度は変えられないという事でしょうか。
どこまで自動で、どこからマニュアル作業をしないといけないか、操作はカメラによって違うので、購入する際によく確認しましょう!
全てマニュアルで行いたいのか、お手軽にフィルムを楽しみたいのか、よく考えましょう!
また、フィルムを撮り切った後、そのままでは何も見えません、いや、見てはいけません。フィルムを巻き取って光に当たらないようにした状態にしてカメラから取り出します。この時巻き取らないでカメラを開けると、全てが台無しになります。開ける時はフィルムを巻き取ったか、よく注意しましょう。

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フィルムを現像する(お店にお願いする)

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巻き取った状態のフィルムをお店に持っていきましょう!現像してもらうためです!フィルムはそのままでは撮った写真が見れません。薬品を使って化学反応を起こし、おそらく皆さんが見たことのある、色が反転したフィルムの状態になります。また、反転しないタイプのポジフィルムというものもあります。(上からカラーネガ・モノクロネガ・ポジフィルム)

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フィルムは実は「なま物」です。最悪の場合カビが生えたりもします。撮り終えたフィルムは出来るだけ早めに現像に出すことをお勧めします。現像した後も湿気の多い所などは避けて保存しましょう。カビが生えます。そしてネットで見たので本当かはわからないのですが、ネガを捨てる方もいらっしゃるようです。考え方は自由ですが、ネガは元データです。個人的には大切に保管することをお勧めします。

写真をプリントする(お店にお願いする)

現像時に聞かれると思いますが、同時プリント(現像と同時にプリントもしてもらう)をお願いすると、ネガとプリントが仕上がってきます。ドキドキの瞬間です!また、現像だけしてもらい、仕上がったネガを(色が反転した状態で)見てから、「このコマをプリントしてください」というのも可能ですが、最初は同時プリントで良いかなぁと思います。

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また、今はプリントしないで現像とCDにデータを書き込みという方法も定着していますね!皆さんはこちらの方が多いのでしょうか…?この場合だとすぐにSNSにアップできますし、アプリで加工も出来るので便利ですね!
ですがプリントしたことがない方は、気に入ったカットだけでもプリントしてみるのをおススメします。プリントされた写真はそれはそれで良いものです!
ちなみに最近プリントすることに関しても記事を書きましたのでお時間があれば読んで見てください→「プリントされた写真を飾ってみませんか?」


フィルムを現像する(自分で現像する)

※モノクロフィルムの場合です。カラーも自分で出来ないことはないようですがいろいろあってあまりおススメしません。また、カラーでしたら近所のお店で即日仕上げも可能なのでそちらでよい気がします。
ですがフィルムは自分で現像することも可能です!モノクロの場合は即日仕上げを受けているお店は少ないのではと思います。ので、完成までの時間を短縮したりといろいろ利点もあるかと。
現像の方法はまたここに丁寧に書こうと思っていますが、長くなるので既にザックリと記事を書いているのでそちらを紹介しておきます(下記画像から飛べます)

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写真をプリントする(自分でプリントする)

※こちらもモノクロです。
さて、モノクロフィルムを現像したらもうぜひここまでやって欲しいところですがちょっといろいろと必要なものが増えてしまします。

・引き伸ばし機(プリンターのかわり?)
・印画紙(プリント用紙)
・セーフライト(真っ暗な中でも使えるライト)
・イーゼルマスク(印画紙を固定するもの)
・タイマー(ん~、タイマーです)
・ピントルーペ(印画紙にピントを合わせる時に使います)
・液を入れるバット(最低3つ必要です)
・etc...

見出しの写真にあったこのあたりのものですね。

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こちらはまだ記事はないのですが…印画紙=フィルム、引き伸ばし機=プロジェクターと思って頂ければわかりやすいかと。
引き伸ばし機(プロジェクター)で映した景色(現像したフィルム)を、印画紙(フィルムに)に焼き付けるといった感じです。伝わるかな。。。
とりあえず全部自分で決めれます。
フィルム選ぶところから現像、それを好みの印画紙に好みの濃さ、コントラスト、明るさでプリントする所まで、全て自分で行えるのです!
もう趣味なのですからやりたい人はここまでやっちゃいたいと思う方も少なくないのではないでしょうか?私はやっちゃいました。とても楽しいです。
あの古い映画で見る、「赤い部屋で紙をチャプチャプして仕上がった写真を天井いっぱいの紐に吊るす」あれが出来ちゃうんです。やるっきゃない!!


写真を額装して飾ってみる

プリントした写真、どうしますか?そうです、飾りましょう!お気に入りだからプリントしたんです、そうです、気軽に額装して飾っちゃいましょう!

簡単にアクリル板で挟むだけのスタイリッシュなタイプもありますし、先ほどリンクを張った「プリントされた写真を飾ってみませんか?」の最後にあるように、マットと言われる額の中に厚紙のあるタイプにするとより高級感が出ます。マットの機能や、他にも色んな方法があるので、そちらも含めながら紹介しようと思います。

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あとがき

さて、出来るだけ簡潔に書きましたが、思った以上に長くなってしまいました。それだけ色んな楽しみ方があるという事ですね!
これらの事柄を順番に(間に関係ない投稿も挟むと思いますが)書いていこうと思います。下記のマガジンという機能を使ってみようかなぁと考えています。

フィルムカメラをとことん楽しむ!!

完結には少し時間がかかるかと思いますが、お付き合いいただけましたら幸いです。
皆でフィルム文化。というより写真文化ですね。デジカメもフィルムも楽しく盛り上がればいいなと思います。

今回記事の途中で貼ったリンクは

「プリントされた写真を飾ってみませんか?」
「フィルムの自家現像ってどうやるの?」

また、最初の自己紹介で書いたカメラ入門本や写真販売のサイトは
isasaka BOOKS
講座に関しては下記で紹介しています。
「出来るだけ簡単に覚える!カメラの使い方」講座をネットでも始めてみた。
こちらもよろしくお願いいたします。

以上です。続けて読むのは疲れるかもしれませんが、よろしければお時間のある時にご覧いただけたらと思います。

それではお付き合いいただきありがとうございました。
まずは続き、フィルムカメラ(レンズ)を購入するをお楽しみにしてください!ではまた。

2020/5/25 isasaka

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