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フィルムの自家現像ってどうやるの?
はいこんばんは!カメラマンをしておりますisasakaです~!
前置きなんてどうでもいい!だってこのタイトルを見てクリックしてくれた方はもう見たい内容が決まってますもんね!早速どうやってるのか説明していくぜ!しかも最後まで無料だ!アンビリーバボ!イエーイ!あとモノクロフィルムだ!注意してくれよな!(テンション高めにいってみましょう)
とりあえず現像するときにわたくしが使うアイテムはこちらだ!薬品はもう作ってある!とりあえず現像するときの流れだけでも見てもらおうという感じだ!
さて、結構あるけど正直見てもわかんないね!でも大丈夫!使う順番に説明していくから安心してくれ!
まずはフィルム!
お前が居ないと話にならない!もちろん撮影済みだ!この中に傑作が潜んでいるかもしれないと思うと興奮するぜ!
35mmフィルムなら安心だがこのブローニーフィルムは隙間から光が入らない様に気を付けてくれ!感光していると結構がっかりするぞ!
現像タンクと現像リール
これの代用品は恐らく無い!ちょっと高いが専用品を購入するんだ!左のグルグルしているのがリール!これにフィルムを巻いていく!巻いた状態でタンクに入れて作業するぞ!
購入の際は35mmフィルム(普通のやつですね)用と、120用など種類が少しあるので注意が必要だ!
余談だが35mmフィルム1本用のタンクだとそれしか使えない、しかし120用のタンクだと35mmのリールが2本入るので便利だ!しかし2本撮り切ってから(2本まとめて)じゃないと現像出来ないので自分の撮影ペースにあった物を買うんだ!フィルムはなま物なので出来るだけ早く現像した方がいい!
ダークバッグ
家に暗室があれば必要ないが、恐らくこの記事を参考にと読んでいるあなたの自宅に暗室は無いだろう!上のフィルムをリールに巻く作業は光を当ててはいけない!なぜかって!?フィルムが感光して台無しになっちゃうからさ!そこで暗室、またはこの遮光された布の中で作業を行う!ジッパーが二重についている。そこに今回はフィルム、現像タンク、そしてリールをぶち込む!そしてジッパーを閉め、下のでっぱりから両腕を突っ込むのさ!
暗室内、バッグ内ではこんなことが行われている!参考にしてくれ!
これは現像済みフィルムだ!間違っても現像前のフィルムを光に当てるなよ!
この状態のリールを現像タンクに入れてフィルムの準備は終了だ!
次は薬品にいってみるぜ!いえーい!
現像液と温度計、計量カップ(+水)
薬品は最低3種、今回は5種使う!!この現像液は特に他の薬品と混ざらない様に注意が必要だ!ほかの薬品が現像液に混ざると中和されきちんと現像出来なくなるぞ!サノバビッチ!
この計量カップで現像液の量を計る、両方100均だ!正直現像液が入っている容器も日に当たる所に保管しなければペットボトルでもいいのではないかと思うぞ!知らんけど!そして沸騰させて冷ました水道水だ!わたくしは現像液と水を1:1で希釈して使う。水割りだ!
停止液+定着液と計量カップ
基本的には各薬品ごとに使う計量カップを決めておいた方がいいだろう!間違っても現像液とは(以下略
停止液で現像液の働きを止める。そして文字通り定着液でフィルムに定着させる!何をかって?まぁ一言で言うと感光した銀だ!銀塩写真っていうだろ?その銀だ!詳しくはググってくれ!
富士QW、Agガード、クリップ、スポンジ
フィルムが定着したら水で薬品を洗い流すのだが、その時間を短縮させるのが富士QWだ!2リットルのペットボトルに入れているぞ!
そして水洗が終わったらクリップで吊るし、スポンジで水を拭きとり、銀の劣化を防ぐAgガードを塗る!この2種類はまぁ使わなくても現像は可能だ!
実際に現像する
まずは現像液を用意する!今日は気温26℃。薬液の温度は22℃。丁度常温で現像に適した温度になる!この時期は温度調整が不要なので、現像やプリントが楽でいいぜ!!!!!
使うフィルムと現像液で現像時間は異なるが、今回は富士のフィルム/アクロス100+現像液/ミクロファインで行う!1:1の割った現像液で22℃だと現像時間は10分30秒!30秒て!厳密!!!!!
忘れていたが時間を計るものも必要だ!時計かスマホは持っているだろう!時間に縛られたくないやつは感覚で現像すればいい!結果はどうなってもしらんぞ!
残りの停止、定着液も準備していざスタートだ!!
乾いたフィルムに現像液がいい感じにいきわたるように、まずは前浴をする!わたくしはする!水道水を入れて1分ほど倒立撹拌(タンクを上下逆さに)する。そして水を捨てる!
なんじゃこりゃー!!!!!!!!!!気にするな!現像を始める!
わたくしは時計を見ながら、ちょうど00分になった時に現像液をいれる!なぜかって!?今何分だっけ?っとなるからさ!HAHAHAHA!!!!!!!
メーカーにもよるが、わたくしは現像液を入れてから1分ほど倒立撹拌を行い、タンク内で気泡が付かない様に叩く!1分放置!10秒くらい撹拌!叩く!を繰り返す!好きな曲を数曲聞いていればあっという間だ!
現像時間終了20秒前くらいに蓋をあけ、現像液をもとの入れ物に戻す!戻している間に現像終了時間がくるって寸法だ!!そして即座に停止液を入れる!!
急いだので写真は無い!!
停止液を入れ30秒~1分ほど撹拌して排出!
あとは落ち着いて定着液を入れる!現像が停止したいま、我々はもう焦る必要などないのだ!また1分ほど撹拌し、気泡取りをして、今度は時間が来るまで放置する。定着液が新品なら5分ほどまって排出だ!
あとは水洗い!おわりが見えてきた!!
まずわたくしは水を入れすぐ捨てる。そして再び水を入れ1分ほど撹拌する!
お次に富士QWを入れ、また1分ほど撹拌する!撹拌ばかりで腱鞘炎になっちまうぜ!だがその撹拌もこれで最後だ!!!
基本使い捨てでいいと思うが、もう一本現像するのでペットボトルに戻す!まだまだ役に立ってもらうぜベイビー!
あとは10分流水で薬品を落とすだけだ!その間にカラカラのスポンジを濡らしておき、コーヒーでも飲んでおけばあっという間さ。
さて、水洗が終わったら!あとは干すだけだ!クリップで先端を挟み、適当な場所につるし上げろ!いや!はためかせろ!これがわたくしの傑作ネガだ!!!!!!
そしてスポンジで水分を吸い取る。この時はそうだ…レディを扱うように優しくだ…慌ててもいけない…そうだ、そっと包み込むんだ…
そして乾いた肌に美容液だ!乳液だ!Agガードをフィルムの裏面にのみ塗る!スポンジにしみ込ませて先ほどのように優しく作業するんだベイビー
あとは乾くのを待つだけだ!よっぽどの湿気じゃなけりゃ2時間でだいたい乾くだろう!急いでなければもう少し待っておけ!
その間に(水洗の間でも)片付けだ!手際のいい奴は男女問わずもてるぜ!
現像液はまぁいろいろ言われているが、最近は油の様に新聞などにしみ込ませて捨てるのがいいとのうわさだぞ!詳しくは自治体に聞いてくれ!
他の液は元に戻して、計量カップは水で洗い流す!特にせっけんなどは不要だ!
あとは洗ったリールをクリップの下につければいい重りになってくれる。これで自家現像は終了だ!
数時間後に乾いたフィルムをハサミでカットして、ネガファイルなどにしまえばオッケーだ!そのまま箱に突っ込んでる猛者も知り合いに居るぞ!傷がつくかもしれないので個人的にはおすすめしないぜ!
では3時間昼寝したのでネガを回収してこよう!Just do it!!!!
Oh...!ナイスネガ!グッドトーン!ハレルヤ!
ライトボックスに乗せて早速見てみよう!なければその手に持ってる端末やタブレット等で画面を白くしろ!輝度も上げろ!それで十分いける!
ちなみにネガを確認するにはルーペがあると便利だ!しかし!正直この状態で見て白黒反転状態に脳内変換できるやつは少ないだろう!そこでだ!
何かアプリもあるらしいがわたくしは見ての通りアナログ人間だ!知らねぇぇぇぇぇ!そこでいつもの味方、Photoshopで反転させるぜ!
オーイエー!!素敵な写真が撮れてやがる…!!恐ろしいぜ、自分の才能が…!!!!!!あとはアルバムに入れておけば整理しやすいぜ!
以上で現像する手順に関しては終了だ!楽しんでくれたか!?言うまでもない!楽しめよ自分のマイライフを!フォトライフを!ライフイズビューティフル!
自家現像のメリットはそうだな、
①時間を無視して値段だけで言うと安くつく!
(初期投資はちょっと要る)
②お店の外注先が下手だと嘆く心配もない!
(だいたいモノクロはお店から工場に出しているが、傷など付いていたので自家現像に移行した)
③やろうと思えば撮影したその日のうちに仕上がる!
④実験ぽくて楽しい!(個人差があります)(8本とか貯めるとしんどいです)
⑤ネガを引き出した時に楽しい!!天才!!全知全能!!となる
そんな感じだ!!メリットを逆に捉えるとデメリットにもなるぞ!自分でする手間、フィルム使用本数が低いと店に出す方が安いかもしれない、自分が失敗するかもしれない、やらないと永遠に上がらない、手が臭くなる。等だ!
確固たる意志がないと少ししんどいかもしれない!!しかし!!⑤の快感と自家現像時の趣味やってる感は変えられないものがある!!
そしてさらに「手焼きプリント」という⑤の快感の上をいく行為が控えている!わたくしはカラーネガはほぼ使わないのでモノクロの手焼きプリントのみだが、これが最高に楽しい!!古い映画で見る赤い部屋で写真をチャプチャプさせてるアレだ!!
あれは最高にクレイジーだ!集中しすぎてあっという間に朝になっていることもあるぞ!!
そのうちこんな感じで記事に出来たらと思っている。楽しみにしていてくれ!そして最後に!
よくこのうっとうしいテンションの記事を読んでくれたな!礼を言うぜ!
はいそんなわけで自家現像はこんな感じの工程で行っています。独学なので完璧かは知りませんが、いちおうこんな感じで今までやってきています。
また詳しく、必要な道具やプリントの工程など、時間とこの記事の評判が良ければ書いてみようかと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。
ほかの記事は普通のテンションなので、良かったらそちらもご覧いただければうれしいです。
追記:割と好評だったのでこんな連載を始めました
「フィルムカメラをとことん楽しむ!!」
こちらもよろしくお願いいたします。
出来るだけ無料公開していくつもりですが、サポートもしていただけるとうれしいです!
ではまた! 2020/5/19 isasaka
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