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ムー大陸の16菊花紋《癒守の地球物語3 Part3》

3次元のウイルス感染を恐れた南極の壁の外側の存在や宇宙人は、3次元に寄りつかなくなった。それでも神は人間を救おうとして力を尽くしていたが、感染力は勢いを増すばかりで、南極の壁の外側と宇宙を守るため、3次元を幽閉するしかなかった。

The Earthの中央に位置する、南極の壁に覆われた3次元(地球)

南極の壁の外側の存在も宇宙人も神も、ウイルスに犯され切った3次元を、このまま放っておく以外に術はなく、自然消滅(滅亡)させるしかないと思っていた。
 
しかし、そんな3次元を、シリウス、オリオン、ベガ、マクシニアス(アルクトゥルス+プレアデス)の4神と、レムリア星人は救おうとしている。


最後の審判

レムリア星人は、シリウス、オリオン、ベガ、マクシニアスの4神の協力を得て、今度は3次元の人間を8つの次元の層に振り分けることにした。その8つの層の頂点には、少数の波動や意識が神レベルに高い魂が集まり、底辺には大多数の波動と意識が低い魂が集まるようになっており、頂点に向かうほどに次元は上昇し、魂が存在する数が少なくなるピラミッド型になっている。

8つの層のピラミッド。①が一番波動や意識レベルが高く、⑧が一番低い。上の層へ行けば行くほど次元が上昇し、魂の存在する数が少なくなる。

その8つの層のピラミッドの1~3層目に入ることができるのは、3次元に幽閉されウイルスに感染してもなお、そのウイルスに打ち勝つ強い精神力と愛の力を持った者で、レムリア星人は、この1~3層目に入れた者をThe Earthに戻したいと思っているのだ。
 
そこで、レムリア星人は3次元の人間にThe Earthに暮らすにふさわしい者であるか否かの試練を与えることにした。この試練は「最後の審判」と呼ばれている。

ムー大陸のシュメール文明

ムー大陸はThe Earthと同じく、石や大気や水などの自然エネルギーを利用し、重力をエネルギー源とした、生態系を乱さない超科学文明であった。人工物である月と同じメカニズムで作られた大陸は、宙に浮き移動できたため、4神はムー大陸をThe Earthの中心部から遠く離れた次元へ移すことができたのだった。

支配者層の頂点に立つ数ファミリーのアヌンナキが、大洪水を引き起こす直前に、神からのメッセージを受けたムー大陸の選ばれし4色人は、船に乗り込んだ。そして大洪水の水が引いた後、3次元の(現在の)イラク・イラン方面に降り立った。そして、その地にムー大陸の文明であるシュメール文明を築いた。
 
この選ばれた人々は、幽閉された3次元が、数ファミリーのアヌンナキによりコントロールされることを知っていた。そして、そのアヌンナキが黒一色に敷き詰めるであろうオセロゲームの盤を、白に変えるための駒としての困難なミッションを担っていたのであった。

半神半人

シリウス、オリオン、ベガ、マクシニアスの4神は、3次元に残された4色人を助けるため、動物と人間のDNAを掛け合わせた半神半人となり地上に現れた。

古代エジプトの半神半人

動物は、1kmも離れた獲物を捕らえたり、夜でも色を見分けられる視力や、1トンを超える重さのものを持ち上げる筋力、数キロメートルも離れた匂いをキャッチする優れた嗅覚があり、時速300kmを超えるスピードで飛ぶことや、10kmも離れた場所にいる仲間と、低周波や超音波でコミュニケーションを取ることができ、災害などを察知する予知能力といった、人間にはない超能力を持っている。

その動物と、動物には無い顕在意識を持つ人間のDNAを掛け合わせることにより、半神半人と呼べるほぼ完璧に近い生物が産まれた。半神半人は世界中に存在し、3次元の人々を導き助け、文明の発展を手伝った。

最高神「ラ・ムー」と16菊花紋

ムー大陸の最高神は「ラ・ムー(Ra・Mu)」であった。「ラ・ムー(Ra・Mu)」の「ラ(Ra)」は太陽神を指し、「ムー(Mu)」は月神を指す。

ムー大陸の「ラ・ムー」信仰は神道に似ている。神に姿はなく、聖書もなく、教祖もいない。しかし日本人は皆、神道が何であるのかを“知っている”。しかしその“知っている”ことを、言葉で説明するのは困難であろう。なぜならそれは宗教ではないからだ。

ムー大陸の選ばれし4色人たちによって、シュメール文明でも「ラ・ムー」信仰は続いた。現代もなお日本人は、この「ラ・ムー」信仰を受け継いでいる。
 
ムー大陸のシンボルは16菊花紋である。アメリカ合衆国の星条旗の50の星が、北アメリカ大陸の50州を示すように、16枚の花弁は、The Earthの16大陸を示しており、中央の丸は「ラ・ムー」である太陽と満月を表していた。

16菊花紋

また選ばれた4色人により、この16菊花紋も受け継がれた。しかし彼らにとっての16菊花紋の中央の丸は、最高神「ラ・ムー」を表すだけではなく、南極の厚い氷で閉ざされた3次元(地球)も表していた。

16菊花紋の中央の丸は、南極の厚い氷で閉ざされた3次元(地球)でもある。

これから、3次元にまん延するウイルスに感染した人類は、アヌンナキに家畜のように扱われ、生態系を破壊する科学を発展させ、全ての富をアヌンナキに吸い上げられることだろう。そして自らが発明した科学により、地球も人類も破滅に向かうであろう。しかしそれは通過点に過ぎないのだ。

その通過点では、この世の終わりであるかのような災害が起こり、「最後の審判」が行われ、3次元は次元上昇する地球と、次元下降する地球に分けられる。その後も、人間にとっては気が遠くなるほどの長い通過点を超え、最終的に地球は高い次元に到達する。
 
ムー大陸の選ばれし4色人のミッションとは、その高い次元に到達した地球に、The Earthの16大陸の12種族が集い共に暮らせる世界を作ることである。その高次元の地球では神々も肉体を持ち、彼らと共に暮らすことができるのだ。
 
ムー大陸の選ばれし4色人にとっての16菊花紋の中央の丸は、彼らのミッションのゴールである、完成された未来の高次元の地球でもあるのだ。

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『癒守の地球物語』はフィクションです。

◇ 筆者:八多恵子 ◇

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