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大人になって知る、親から子、子から親に対する想い ~年末年始の気づき②~

今回の帰省で、母が毒親だったわけ、父が怒らなかったわけが初めて明かされました。そこで今回は、両親の子育て論を中心に、私なりに感じたことをまとめていきます。

①「帰りの遅かった父」の考え方

三十年前は残業も当たり前で、平日に父親と晩ご飯を食べた記憶はありません。帰宅時間も遅く、小学生時代は寝る頃か、寝たあとに帰ってきていた父。子どもと関わる時間が少ないのは本人も自覚していたようで、父が私たち子どもに手を挙げたり怒ったりしなかったのは、「普段家にいなかったから」だと今回の帰省中に語っていました。

②「子どもの教育は母の役目」

かわって、母はいつでもガミガミと私たち姉妹に怒りをぶちまけ、時にはげんこつも有り。父に言わせれば「自分が家にいなくてしつけが出来ないから、母が代わりに教育してくれた」とのこと。父は外で稼ぎ、母は家で子どもの教育という役割分担をしていた、と言うことのようです。

もちろん、子育てを終えてからずいぶん経っていて美化されている節もありますが、私たちの幼少時代に父がそのような考えでいてくれたのはありがたいことだなぁと思いましたね。どちらも熱心な教育家だったら今ごろ、私たち姉妹の人生は別物だったに違いありません。父が手を挙げなかったおかげで、今の私たちがある。父には感謝です。

③母と妹

しつけの一環とはいえ、母にされたのは子供心に傷つくことばかり。後に私は、叩かれたくなくて大人しくしていましたが、妹は反発することも多かったようで、母からは手痛い仕打ち(今でいえば虐待のようなことを)されていましたね……。それでも妹は「母親のことは嫌いになれないよね」というのですから、母娘というのは難しい関係だなぁと痛感しました。

しかし逆に言えば、言いたいことを言う方が互いの考えを理解できる、とも言えそうです。私はよく「何を考えているか分からない」と言われるので、もうちょっと意見を言った方がいいのかもしれません。

もちろん、頭の中ではものすごく考えているし、意見も持っているのですよ? けれども、何しろ母が聞く姿勢を取ってくれないので(聞くより「聞いてよ!」タイプなので)真面目に意見を言いづらいんですよね……。そう考えると、やっぱりほどほどの距離感で付き合い続けるしかないのかなぁとも思います。

……もっと色々話したような気がするのですが、飲みの席だったのであとのことは忘れてしまいました😅なんだかんだいって、悪者にされた母も笑って酒宴に参加していたので、今となってはすべてが思い出話、です。

結論:しつけをするのに体罰はいらない!

結局のところ、しつけと称して手を挙げた母の印象がすこぶる悪かったのに対し、家にいなかったとはいえ怒らずに見守ってくれた父の印象はとても良かったことを考えると、子育てにおいて体罰は必要ないのかな、と改めて思ったのでした。

やはり、恐怖を与えて従わせるというやり方はよくない。同じ家で長く暮らすのですから、互いに心穏やかに暮らしたいものです。私は子育て中なので、今回の両親との会話(昔話)は今後の子どもとの接し方を考える良い機会になりました。

両親もだいぶいい年になってきたので、楽しく話せるうちにまた対面して、笑い合いたいなぁ。子ども時代にはギスギスしていたけれど、大人になってようやくちゃんと話せるようになったから、楽しい思い出作りをこれからしていきたいと思います🥰


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