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敏感な親子のゆっくり生活#4 ちょっとずつ「学校へ行く」勇気を持つ


突然娘が泣き出したのは、
登校班の集合時間が間近に迫ったときでした。

前日までは、
友達と一緒に帰ってきたのを
嬉しそうに話していただけに
「急に来たな!」感。

班で行くのは諦め、
二人でゆっくり学校まで歩いて行きましたが、
あと一歩、
歩道橋を渡るところで足が動かなくなり、
結局その日は休ませることにしました。

学校は幼稚園と違い、
遊ぶ時間がないからつまらない、
といったことは以前からこぼしていましたから、
まだ学校生活に慣れていないことで
疲れが出たのでしょう。


子どもには休む意味を考えさせるため、

「家にいるなら家の手伝いをすること」
「ママは一緒には遊ばない」

を条件に一日過ごしました。

子どもは私の出した条件を呑み、
ひとりの時間を過ごしていました。

その間、私は読書をしていたのですが、
ちょうど子どもの脳の発達に関する文章
見つけ、はっとしたのです。

人生で経験するストレスは「樽効果」と呼ばれ、
いっぱいになるとほんの小さなストレスでも
我慢できなくなる

例えば子どもと公園に行き、同じことをし、
同じ言葉をかけた(同じシチュエーション)なのに、
今日になって突然かんしゃくを起こす、
といったことが起こる。
我慢する機能が正常に働かない仕組みになっている。
「潜在意識を変えれば、すべてうまくいく」
(アレクサンダー・ロイド著)

また、

人の中には「苦痛と快楽のプログラミング」が
生まれながらに備わっている

6歳まではそれが、
生存する上で必要な機能でもある。
(同上)

とも書かれていました。

これはつまり、6歳頃まで
苦痛=悪=命の危険があることだから逃げたい。
快楽=善=心地よいことだからやりたい。

という本能レベルでしか行動できないということ。

ただ、年齢が上がると、
勉強が苦痛でもその努力が志望校合格に
繋がると分かって耐えられるようになったり、
お酒を飲んで気持ちよくなるのは知っているけど、
飲み過ぎて体調不良になるということを
経験すれば、飲む量を自制することが出来る。
「理性」でコントロールが可能になるのです。


この本を読み、
小学校低学年、まして一年生では、
まだ本能に支配されている部分が大きいし、
ストレスをためる「樽」も小さいから
すぐにいっぱいになって溢れてしまうのだ
と理解しました。

親なら誰しも(また自分の親もそうであったように)
「6歳になったら学校に行くもの」だと
理由さえ説明せず子どもの背中を押すものですが、
ことHSCは敏感が故に疲れやすいことを理解し、
思い切って学校を休んだり、
「みんながしているから」と同じことを強制しないよう
先生の理解を求めたりする必要がある
のではないかと思います。

大人だって、
疲れたときには有給休暇をとる権利があるのですから、
子どもだって休んでもいいんじゃない?
そう思ったんですよね。

自分の感情を表現する言葉を知らない子どもだからこそ、
大人が子供の気持ちに寄り添い、

感情に「言葉」を与えてあげることも大事だと思います。

子どもが自分なりに学校での振る舞い方を身につけるまでは
一歩ずつ、前進できればいいかな。
いましばらく、見守っていきたいと思っています。

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