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酒類 「醸造酒」①

今回は、"醸造酒"について詳しくみていきましょう。

前回は、"お酒とはなんぞ?"

といった基本的な解説をいたしました。

◇醸造酒とは?

原料である穀類・果実などに含まれる糖を酵母菌が分解し、
発酵してアルコールに変化したもの

○特徴

・蒸留酒にくらべてアルコール度数は低い(3~20度程度)
・古くから製造されてきた製法

○代表的なお酒の種類

・日本酒

・ワイン

・ビール

○アルコール発酵とは?

・酵母・細菌などの作用で、
ブドウ糖などからエタノール(エチルアルコール)
と二酸化炭素(炭酸ガス)を生成する反応のこと。

・ビール、日本酒、ワインの醸造やアルコール工業に応用されている。

○醸造酒の作り方

この発酵には一般に、

・米、小麦、とうもろこし、いもなどのでんぷんを糖にする"糖化工程"
・糖をアルコールにする"発酵工程"

この2つがあります。

また醸造酒の中でも、

・果実や糖類などは直接酵母による発酵が行われる"単発酵酒
・糖化と発酵工程を経て作られる"複数発酵酒

というような分類がされます。

さらに"複数発酵酒"には、

・糖化と発酵を別々のタンクで行う"単行複発酵酒
・同一のタンク内で行う"並行複発酵酒

この2つがあります。


※bitesjapansquadの投稿:きぴり

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