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蒸留酒④「ジン」
今回は、 蒸留酒の種類である"ジン"について
詳しくみていきましょう。
◇ジン
大麦・小麦・ライ麦などの穀物を
原料のお酒であり、蒸留の際、
ジュニパーベリーやシナモンなどの
香気成分を含むボタニカルを
数種加えてつくられています。
もともとはオランダで薬用酒として
開発されました。
ジュニパーベリー
和名“セイヨウネズ”の実。
ヒノキ科の木の実であり、松のようなウッディ(木っぽい)な香りを放つ。
![](https://assets.st-note.com/img/1655985479210-vvRAyr3Q7g.jpg?width=800)
○語源
1660年 オランダのライデン大学医学部教授
フランシスクス・シルヴィウスが作った、
解熱・利尿用薬用酒、
イェネーバ(蘭: jenever、英語読み: ジェネヴァ)
がその起源。
○特徴
ボタニカル
(ハーブや果物の皮・スパイスなど、草根木皮)
で風味づけされたもの。
ボタニカル由来の香りが強く、
ハーブのような華やかな風味が際立つお酒です。
○種類
●ドライ・ジン
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・現在主流
・ロンドンが主産地
・19世紀にイギリスで誕生した新しい蒸留器を使用し作られるようになった
・ジュニパーベリーなどの植物香料を使用している
●イェネーバ
・オランダでが主産地
・原料を糖化・醸造した液体に副材料を加え、単式蒸留する
●シュタインヘーガー
・ドイツが主産地
・生のジュニパーベリーを発酵してつくる
・ドライ・ジンよりも控えめな風味と甘味でマイルド
●オールド・トム・ジン
・ドライ・ジンが作られるようになる以前、雑味を抑えるために砂糖を加えてつくられていた
・製造方法はドライ・ジンと同じであり、そこに砂糖を2%加える
ジンには銘柄によって特徴的な風味・香りをもつお酒があります。
現在その銘柄も沢山存在しているので、
色々と飲み比べてみてはいかがでしょうか。スイーツや料理の際に香り付けで使ってみるのもおすすめです。
※bitesjapansquadの投稿:きぴり
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