Photo by narukuni 140字小説【最後の笑顔】 4 こし・いたお 2024年2月23日 05:46 友人は昔から変わっていた。狭くて丈夫な所が大好きだった。トイレ、押し入れ、小学生の時には一人で授業を抜け出し、体育準備室にある飛び箱の中に籠っていたこともあった。狭い所が大好きな神経質で気難しい奴だった。晩年は病魔と闘い辛かったはずなのに、死に顔は笑っていた。この箱のお陰だろう。 ダウンロード copy #小説 #ショートショート #小学生 #超短編小説 #友人 #140字小説 #超ショートショート #140文字 #140字SS #神経質 #晩年 #病魔 #死に顔 #なるくにさん #せまいところが好き #体育準備室 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート