Kindleを使い始めて、新しい本棚を手に入れた気分になって読書生活が豊かになった話
私にとってKindleで本を読むようになったきっかけは、つい最近のことなのだが、アニメをパソコンで見ている時に同時に横でKindleを開きながらちびちび活字を追いかけているという娯楽スタイルに目覚めたからである。
別にアニメも読書も、一つの作品に集中して向き合うことは悪い事ではないのだが、それはなんというか今の時代のやり方ではない気がする。
その根拠として最も大きな理由が、個人的な話ではあるのだが、1万円札の肖像画の人物の変更にある。
福沢諭吉は学問の象徴であり、学問とは一つのテーマにじっくりと向き合うことが推奨されるものだ。
対して、渋沢栄一は経済の象徴であり、経済、まあありていに言えばビジネスのことだが、それは一つのテーマというよりは日々の様々な業務を同時並行的にこなしていくのが主流である。
ゆえに、ネット上でのコンテンツの消費スタイルも多窓的になっていくという時代の潮流が読み取れるのだ。
まあそんなこんなでまだ書籍も殆ど揃っていない空っぽのKindleを、これからどんどんいろんな本で埋め尽くしていく喜びが、新しく生まれたのである!
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