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丸が怖いなんてさ。


「おじさん構文」
「おばさん構文」

という言葉を目にした。

よくわからなかったので調べてみると、

最近の若者は、
LINEなどで文章を書く際に
句読点をつけないらしい。

そして、文章の最後に「。」
丸がつくと怒っているようで怖いのだそう。
マルハラスメント(マルハラ)などと言われるそうだ。

そしてびっくりマーク、
赤いびっくりマークはダメなんだそう。
長い文章もありえないし、
短すぎる文章もやっぱり怒っているようで
なんだか怖いんだそう。
だからと言って絵文字を使いまくるのは
やっぱりおじさんおばさん、なんだそう。


とんでもねぇや。


丸が怖いなんてどうかしてるよ。

「わかりました」
は怖くなくて
「わかりました。」
は怒ってるように見えて怖いって
いうことなんだよ。
そんなことって。

わたしには丸がある方が丁寧に見える。


文章って句読点があるから読みやすいし、
文章として成り立っているんじゃないのか。

最後の丸が怖いってなんだろう。
どんな感覚なのか残念ながら
わたしには理解できないことだけど、

わたしがおばさんになったから
この感覚についていけないのだとしたら、
ついていけなくて良いや…と思う。
いや、でも今のアラフォーのわたしだけでなく、
ハタチのわたしでも、アラサーのわたしでも、
きっとその感覚は分からなかっただろうと思う。

わたしは、美しい言葉や美しい文章が好きだ。
それは昔から変わらない。
だからこそずっと本を読むのが好きで、
そしてそこには必ず句読点が存在する。

歳を取って、「今時の若い奴は」なんて
言いたくないし言うつもりもさらさらないけれど、
自分が生きていく中で関わっていく人は、
美しい言葉、美しい文章を、
どんな時でも使える人がいいなと思う。

友人同士で、崩したい人同士の間でのみ、
いくらでも文章は崩せばよい。けれども、
正しい句読点を否定するのは違うんじゃないかい。
ましてそれを"ハラスメント"なんて
あまりに滑稽だよ。

セクハラめいた内容や一方的な自分語りなど、
送られてきて迷惑に思う内容に対してのみ
「おじさん/おばさん 構文」と言えば
理解を示す人は多いはずだ。


丸い穴の中に顔を突っ込んでいる鳩。
こういう、どういう状況?という写真や
偶然撮れた謎の写真などが、時々わたしの
カメラロールの中に存在している。
珍しく、少し批判的な内容の記事だったから
写真は和めるものをと思った結果
こんな謎の写真になってしまった。


それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。


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