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自営業しててピンチな時、踏ん張り時は必ずやってくる。そんな時にやるべき投資。

前回の記事から続きになりますが
ピンチな時。踏ん張り時って必ずありますよね。

そんな時、己に負けそうになりながらも
乗り越えるためやるべき投資。

もちろんどうピンチなのかにもよりますが
どうしよーって思い詰めてしまう時って原因の大半は資金による不安が多いのではないでしょうか?

資金が十分あればどんどん挑戦していける。
広告宣伝も打ち続けることができる。
人件費もそこまでシビアにならなくていい。
なんなら成長に向けてどんどん投資できる。

理想ですよね。
突き進めー!!って言ってる自分が想像できますよね。

そこにたどり着いたとしても何度も何度も大きな波がやってきては自分のメンタルを削っていきます。

資金が減ってきたとき何を考えますか?
広告やめよかな。
スタッフ30分早くあがってもらおうかな。

もっと無くなってくると
電気をつけっぱなしにするな。
火を使わないならすぐ切れ。
オーブン使わないならすぐ切る。
ゆっくり動くな。もっとはやく!

内に内に視野が向いてしまって
細かいことばかりに口を出していく....

もちろん無駄をなくすとか。節約は大切です。
そこは絶対に無視できません。

そうでなくて内にしか向いてなくて
他に方法が見つけれずそこばかりに目が向いてしまうのはただの気休めです。

電気をめちゃくちゃシビアに消したって
年間どれだけ浮きますか。
ガスに意識を向けて火をすぐ消す!ってやって
年間どれだけの利益が生まれるのか。

そしてそれを言われるスタッフは..

「わかってますって。。」

理解はしてくれるでしょうけど
まぁ嫌になってきますよね。

ただ、業態と何人で店をしてて
任せれる人間が何人いるのか?にもよりますが
2.3店舗に増やしていきたい!どんどん
成長させていきたい!
と考えてる方にあてはまると思います。

きっとそんな細かい事に口を出すっていうのは経営者が本来やるべきことではないのかなと。
自分が離れることができる状態にあるのであれば
外に出て人と繋がって1000万2000万の利益を作ることが経営者の仕事です。

年間1万円ほどの節約になるガスを消せっていうのは店長やリーダーに任せましょう。

少し話をもとに戻すと、
資金が減ってきたとき。踏ん張るときにこそ
お金をかけるべきもの。

人件費です。

無駄にするわけではなく大事なのはスケジュールを組んでスタッフの実力も踏まえて今後どうしていくか、どう教育をするか、どんなお店作りをするかを考えたうえで!です。

人件費を削ると上手くいかないことが多いです。

人件費を削ると新人に教える時間が奪われます。
成長するため大切なことを伝える時間が無くなります。
自分がその分仕事に追われ視野が狭くなります。
教えれてないので忙しくなってきた時に対応できずお客様に迷惑がかかり二度と来てくれません。
スタッフのモチベーション下がります。
やめる子もいるかもしれません
時代が変化してもそれに気づく時間ありません。
学ぶための本も読めません。
人が育たないので自分の休みが作れません
家族との時間もありません。
趣味に費やす時間もありません。。

もう、、、すべてが悪循環。。
ですよね。

だからこそ
人財というように人に投資を怠ってはだめなんです。
人が成長すれば店のためにどうすれば売上あがるか。一緒に考えれるようになります。
なんならどこかからインプットしてきて教えてくれるようになります。
忙しくても対応できるので生産性があがります。
お客様も幸せになれる。

「人財育成」

そこはしっかり投資していきましょう。

今は大変かもしれない。
苦しいかもしれない。
お金がない。
(そこもなんとか工面するのも経営者の仕事です)

でも未来は必ず良くなる。
忙しくなる時のために未来に向けて投資をしていきましょう。

今後生き残っていくお店は
お金があるところ。大きな会社ではありません。

変化に強く、そして信頼できる人財がいる店が
これからの更に厳しい時代を生き残ることができるのではないでしょうか。

人は変えることはできません。
発言を変え、表情を変え、未来を変える。
まずは自分が変わって周囲の仲間を巻き込んでいきましょう。