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noteデビュー/個展『気配の蜜』を終えて


絵画と写真の融合「金色夢」

先日、8年ぶりの個展『気配の蜜』(小伝馬町アイアイエーギャラリー、7月16日~21日)を終え、あらためてこの猛暑のなか、ギャラリーまで足を運んで下さった方々への御礼、そしてご購入いただいたプリント作品の発送準備までを無事に済ませることができました。

その間、ふと思い立ち、個展での「こぼれ話」なるものをFacebookにいくつか書いてみたところ、コメント欄に思わぬ反響をいただいたり、もっとどんどん書けとの嬉しい激励もいただきました。

思えば "撮って書く"を信条に、旅行ジャーナリストという肩書きで世界のあちこちを取材して歩き、さまざまなメディアに発表していたのは、もう遠い昔。雑誌全盛時代でしたので、印刷物として手元に残っているものもあるにはありますが、多忙にかまけてデータにはしておらず、おまけにPCのクラッシュで茫然自失して以来、肝心の"自己リカバリー"も果たせぬまま長い年月を経てしまいました。

うん、そう、そうなんです。今回の個展はそういう過去を清算しつつ、仕事を離れてもなおプリントや原稿に残す意味を改めて自分に問いかける良い機会になったのは幸運と捉えるべきなんですね。

人に作品を見てもらうこと、あるいは見聞きしてきたことを伝えるという行為を通じて共有できる何かがあるということは、とても幸せなこと。その実感を得たことが noteデビューに繋がりました。

過去に雑誌掲載した内容には「初出」も記し、記憶が許す限り多少は加筆すると思いますので、感想やコメントも含め、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

絵画と写真の融合「あめつちの詞」


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