NOCTO岡村泰三

旅行ジャーナリスト。散文家、画家、写真家として創作活動のかたわら、2008年にオールド…

NOCTO岡村泰三

旅行ジャーナリスト。散文家、画家、写真家として創作活動のかたわら、2008年にオールドレンズ専門店『ブリコラージュ工房NOCTO』を立ち上げ、ネットを中心に運営。

ストア

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    水彩『蓮のお喋り』インクジェットプリント(額装済み)

    小部屋の中からおしゃべり好きなワンちゃんたちが顔を覗かせているような蓮の実を透明水彩で表現したオリジナル作品です。原画を高解像のスキャナーで取り込み、発色性や耐候性に定評のあるアワガミ製のいんべに自家プリントしました。エディションNo.をサイン横に手書きします。額装済みですので、このまま飾っていただけます。
    ¥3,600
    Taizo Okamura Art and Photography
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    『Into the Zone 5(イントゥ・ザ・ゾーン5)』(額装あり)

    透明水彩によるオリジナルの抽象画をAdobeのフォトショップでAi化し、A4サイズの和紙に自家プリントしたAi画像です。 色や形の中に原画にはない記号的解釈が織り込まれ、深い色味と相まって謎めいた山間のような風景に仕上がっています。 ■仕様 用紙;ピクトラン 局紙 画像サイズ ;縦163mm ✖️横163mm 紙サイズ ;縦297mm ✖️横210mm額サイズ ;縦307mm ✖️横246mm
    ¥8,800
    Taizo Okamura Art and Photography
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    『Into the zone 4(イントゥ・ザ・ゾーン4)』額装なし

    透明水彩による抽象画をAdobeのフォトショップでAi化し、A4サイズの和紙に自家プリントしたAi絵画です。色や形の中に原画にはない浮世絵師ふうの記号的解釈が織り込まれ、異形のエロス漂う画像に仕上がっています。■仕様用紙;ピクトラン 局紙画像サイズ ;縦286mm ✖️横203mm紙サイズ ;A4(縦297mm ✖️横210mm)
    ¥3,300
    Taizo Okamura Art and Photography
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    水彩『蓮のお喋り』インクジェットプリント(額装済み)

    小部屋の中からおしゃべり好きなワンちゃんたちが顔を覗かせているような蓮の実を透明水彩で表現したオリジナル作品です。原画を高解像のスキャナーで取り込み、発色性や耐候性に定評のあるアワガミ製のいんべに自家プリントしました。エディションNo.をサイン横に手書きします。額装済みですので、このまま飾っていただけます。
    ¥3,600
    Taizo Okamura Art and Photography
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    『Into the Zone 5(イントゥ・ザ・ゾーン5)』(額装あり)

    透明水彩によるオリジナルの抽象画をAdobeのフォトショップでAi化し、A4サイズの和紙に自家プリントしたAi画像です。 色や形の中に原画にはない記号的解釈が織り込まれ、深い色味と相まって謎めいた山間のような風景に仕上がっています。 ■仕様 用紙;ピクトラン 局紙 画像サイズ ;縦163mm ✖️横163mm 紙サイズ ;縦297mm ✖️横210mm額サイズ ;縦307mm ✖️横246mm
    ¥8,800
    Taizo Okamura Art and Photography
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    『Into the zone 4(イントゥ・ザ・ゾーン4)』額装なし

    透明水彩による抽象画をAdobeのフォトショップでAi化し、A4サイズの和紙に自家プリントしたAi絵画です。色や形の中に原画にはない浮世絵師ふうの記号的解釈が織り込まれ、異形のエロス漂う画像に仕上がっています。■仕様用紙;ピクトラン 局紙画像サイズ ;縦286mm ✖️横203mm紙サイズ ;A4(縦297mm ✖️横210mm)
    ¥3,300
    Taizo Okamura Art and Photography
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最近の記事

遠い夏

#夏の1コマ

    再生

    キャノンFDマウント50mmF1.4のマウント分解と組み立て

    キャノンFDマウントのレンズをご自身でメンテナンスしようとしても、マウントが分解できない、あるいは分解したまではいいけど、今度は組み立てができなくなったというお嘆きをよく聞きます。そこで、今回はFD50mmF1.4を例に、マウント分解と組み立てのポイントをご説明します。

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    一枚の写真(開平楼閣)が生まれるまで

    先日の私の個展でご購入くださったお二方から掲載許可をいただきましたので、手前味噌ですが、一枚の写真が生まれた経緯を少し記させていただきます。 撮影地は、中国広東省江門市に位置する開平という町。 wikiなどで「開平楼閣」の語を検索すればわかるように、華僑洋館とも呼ばれる高層楼閣のある住宅で、その稀有な歴史と世界でも類例のない姿かたちから2007年、世界遺産にも登録されました。 私がこの建物を最初に知ったのは、六本木のZen photo galleryで拝見した尾形一郎氏と

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    ホフマン窯の火が熄えるとき

    🔹窯の上の職工たち ふたりの工人が黙々と働いていた。 周囲に"粉炭"と呼ばれる細かい粒状の石炭を盛った木箱が並び、辺り一面その粉と煤に覆われている。 ときおり、工人のひとりが足もとの孔(あな)から引き上げる鉄製の棒だけが、その先端から鮮やかな炎の色を放っていた。 立ちのぼる熱気に聞きながらも、私は夢中でシャッターを切った。 日本ではもう見ることのできないホフマン窯での実作業である。ここは燃えさかる窯の上、つまり窯の天井裏だ。 ホフマン窯とは、登り窯を平地で長くのば

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    韓国・済州島に眠る旧日本軍施設

    異物を宿したまま、人々は痩せた大地を黙々と耕した。その間、半世紀あまり。今や一面に豊かな実りを見せる緑の園は、まぎれもなく農民たちの汗の結晶である。 時を経れば歴史の風化は免れないが、異物に張りついた過去がたやすく風景に溶け込むこともまたありえない。戦争の遺構とはそういうものだ。 韓国の南海上に浮かぶ麗しの島、済州島。その南西部大静邑(テジョンウ)に広がる広大な平野に、かつて旧日本海軍が建設した航空施設の遺構が点々と残され、一種異様な光景を形作っている。 農地の只中に散

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    ハノイ、迷宮のかたりべ

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    恋恋台湾/70年代の九份を知る男

    🔹モノクロ写真の老夫婦 「ポスターの老夫婦は私のおばあちゃん、おじいちゃんです。おじいちゃんは以前、九份で金鉱を掘るための工具を作る鍛治屋をしていました。おじいちゃんは若い頃、ハンサムでプレイボーイで、よく酒場通いをしていました。 おばあちゃんは九份でも有名な気性の激しい女性で、包丁を片手によく酒場へおじいちゃんを連れ戻しに行ったそうです。私が子供の頃、おばあちゃんはいつもこうこぼしていました。 『吏員役人が厳しければ厳しいほど、かえって盗賊が大きな罪を犯すように、私

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    ベトナムの首都ハノイに足しげく通っていた90年代、仏領インドシナ時代の面影を遺す旧市街にお気に入りの宿があった。 とある文献に「トンネルハウス」(※別項あり)という語が使われたくらい間口が狭く、そのぶん奥に深く、薄明かりしか届かない、日本でいう"ウナギの寝床"然とした安宿。 当然ながら壁は薄く、路地にこだまする物売りや従業員らの声、トイレの水音、おまけに"あの時の声"まで筒抜けという生活感に満ち満ちたところが魅力といえば魅力だった。 そのホテルの1階、フロント前がカフェ

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    青空と赤土とバイク・タクシー

    🔹高原都市ダラットの朝 ぬかるみの坂道を上りきると、視界が急に広がった。 「わっ、わっ、ちょっと待って!」 先を急ごうとするタクシードライバーの袖を私は思わず引っ張った。 「なに? 止まりますか!?」 ドライバーは不意を突かれたらしく、慌ててブレーキをかけた。 とたんにハンドルを取られ、危うくもろともコケそうになる。 ドライバーは盛んに頭を下げたが、私は思わず笑いがこみ上げてきた。 これぞベトナムの旅、足元はグチャグチャのぬかるみだからコケたところで大した怪我をす

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    先日、8年ぶりの個展『気配の蜜』(小伝馬町アイアイエーギャラリー、7月16日~21日)を終え、あらためてこの猛暑のなか、ギャラリーまで足を運んで下さった方々への御礼、そしてご購入いただいたプリント作品の発送準備までを無事に済ませることができました。 その間、ふと思い立ち、個展での「こぼれ話」なるものをFacebookにいくつか書いてみたところ、コメント欄に思わぬ反響をいただいたり、もっとどんどん書けとの嬉しい激励もいただきました。 思えば "撮って書く"を信条に、旅行ジャ

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