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#323 コンマリさんの「ときめく片付け」から考える子育て

 教育格差という言葉があります。資本主義社会の中においては、あらゆるサービスを受けるには、金銭的対価が必要です。特に、学びが多様化し、多くの教育コンテンツがある。子どもの将来を考える保護者の方にとっては、より良い、そして多くの学びを経験させてあげたいと思っているのではないでしょうか。

 子どもに関する教育ビジネスは、少子化が進む中で、高額化している。そんな中、教育格差というものが広がっているのではないかと考えます。

『「子どもの夢」と「親の懐事情」 こんなにかかる!?義務教育後の教育資金 リアルな声とプロに聞く対策』という記事を見つけました。保護者の方の子どもに対する一生懸命さと、その気持ちに比例して起こる経済的問題に不安を抱えていると言えるでしょう。

近藤 麻理恵さん。こんまり(KonMari)の通称でも知られる片づけコンサルタント。2010年発売の『人生がときめく片づけの魔法』で一躍時の人となった人物です。近藤氏のキャッチコピーはなんといっても著書のタイトルにも入っている「ときめき片付け」。

 その中で彼女は、

片づけの極意は、「何を捨てるか」ではなく、「何を残すか」。モノを一つひとつ手にとって、触れてみることが重要です。体の反応を感じて、ときめくモノは残し、ときめかないモノは手放す。こうすることで、自分にとって「持っていて幸せになる」「心がときめく」モノだけに囲まれた生活を手に入れることができます。

と語っています。

 もちろんある一定水準の経済力は必要だし、そこに対する改善は必要不可欠。しかし、無数の教育コンテンツのある中であれもこれもとなると、飽和状態になるし、それこそ経済力が追いつかない。教育において「本当にときめくもの」を探すこともまた大切なのかもしれません、


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