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#103 学校マネジメントこそ民主主義の精神で

その組織をどのように運営するかは

組織自体のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。

そもそも

組織運営(いわゆるマネジメント)の構造は権威主義型となっています。

役職によって序列があり、その序列によって裁量権が上がり、背負う責任も大きくなり、その結果給料も違う。

「トップが変われば組織が変わる」と言われたりしますが、
それはトップにたつ人が、いわゆる「下」に属する人たちの行動をコントロールする力を持っているからです。

一方、日本国は、民主主義制度を採択しています。
私たちが属する大きな組織(=日本)を運営する人たちを自らが選ぶことができるのです。そしてその運営がおかしいと思えば、国民がトップを変えることもできます(日本は間接民主主義なので、厳密にはそうではありませんが)。

ともかくも
組織運営の定石と民主主義の考え方
は相反するものなのです。

もし仮に「民主主義」が、人類が辿り着いた最適解であるならば
学校という場は
決して権威主義的ではあってはなりません。

学校という組織をまとめるいわゆるトップがトップであること
それ自体がそもそもおかしいなと思います。

管理職の役割
なぞは本質的には存在しないのかもしれません。

逆に教員自身も管理職任せにしてはだめなのです。
民主主義が生存するためには、「一人ひとりが主体的にその運営に関わる意思を持つ」ことが必要不可欠です。

学校マネジメントで大切なこと
それは
「みんな」でやる
その一言に尽きるのではないでしょうか。

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