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「日々の忙しさ」と「向き合い方」について整理しておく@正月休暇だからこそ

『日々の生活ってなぜこんなに忙しく、「やりたいこと」ができず、「やるべきこと」ばかりに追われるのか』。

と、ありきたりな言葉を並べてみたものの、この記事を書いているのが2024年正月休みで、年末まで激務だったはずなのに、今は全く「忙しくない」ことに驚いています。

今回は、この『「やりたいこと」と「やるべきこと」のギャップ』と、それの『対処法(向き合い方)』を、2024年忙しくなること必至の自分に向けて記録しておきます。


(1)基本的に多忙な現代人

2023年に限らず、これまでを振り返ってみると、大体いつでも、(めちゃくちゃ抽象化して)大分類・中分類・小分類のタスクたちが、自分の頭の中にごちゃ混ぜにして放り込まれていた記憶ばかりが浮かびます。自分の場合は、仕事の責任、自己実現(英会話)、資産運用、副業の準備などなど。

一部はスケジュール帳やTodoリストに整理されてたけれど、そのほとんどが脳内のCPUのみで処理されていて、処理能力を超えると他責的なヤバイ思考に陥っていました。(冷静になると、もうちょっとは整理できたであろうものの、忙しいとそんな余裕すらないw)

私に限らず、現在を生きる多くの人が、①仕事や学校の予定(社会事象)に加えて、②プライベートや家事(個人事象)を抱えていて、同時に、③進学・就職準備、資格試験、ライフプランなどの中長期的な目標(将来事象)も控えています。

そして、それらの1つ1つの事象の中に無数のタスクが潜んでいて、日次ベースではタスクがほとんど終わらずに、思い描く「ゴール」や「なりたい自分」と、「無風で終わる毎日」の差分はまあまあツライものがあります。このツラミは自分だけはない、はず。

ともかく、それら無数のタスクを、自分の脳内だけで処理仕切るのは、ほぼ不可能で、多くの人がスケジュール管理、メモ帳、日記など、デジタル・アナログは問わず、外部ツールも活用しながら日々乗りこなしている、はず。

ツールの話は別の機会にするとして、向き合うべきは、1年365日、1ヶ月30日、1日1440分では、到底時間が足りないのが、多くの現代人の抱える「リアル」ではないでしょうか。

(2)正月休みは正常化のチャンス

多忙な現代社会を振り返りながらも、SNSのタイムラインを見ていると、正月三が日に「1年の抱負」や「目標」が流れてくることは興味深い。忙しくて先のことや1年のゴールを語るなんて、1月10日以降聞いたことないのに、この3日間だけはやたらめったら多い印象です。

「これなんで?」と考えてみたら、1年の区切りという意味以上に、お正月休みが、「やるべきこと」から一時離脱して、「やりたいこと」に自分の意識を向けられる期間だからなのです。

普段の喧騒から自分が離れられるだけでなく、顧客、ライバル企業、同級生やイベント、各種サービスなど社会全体が休止モードに入り、普段の事象から開放されるのが、年末年始の休暇となります。

新年やお正月の「やるべきこと」はもちろんあるものの、普段の日常に比べて、「やりたいこと」に目を向ける余裕(時間、意識)が生まれやすい。
目標そのものよりも、この事実が重要で、裏を返せば、(お正月が過ぎて)「やるべきこと」で日常に埋まってこれば、「やりたいこと」など簡単に後回しになってしまうんです。

(3)「手段」を上手く活用する(「向き合い方」の理解)

私は、この年末年始の休暇を利用して、3週間ぶりにオンライン英会話を再開、2週間ぶりにジムでワークアウトを行いました。年末の忙しさに怠けてサボっていて、なかなか再開できていなかったのは、「気分が乗ってきたら」という自分のモチベーションに頼っていたから。これに他なりません。

これ、何を言っているかというと、文字面にすると、「英会話(ジム)ができていなかった」という事象しか表れていませんが、その裏には、「ダラダラしていた」「早起きできなかった」という別のタスク(ネガティブタスク)が発生していたのです

つまり、本来のタスクを行う前に、目的外のタスクを設定してしまっており、その結果、やる必要もないタスク(ダラダラ)で日常が埋まり、本来すべきタスクがこなせない負の連鎖に突入していました。

  • 失敗パターン

    • 暇になったら、英会話(ジム)を再開する。

    • 気分が乗ってきたら、運動をする。

    • 朝、目覚めてから(覚醒してから)、ベッドから出る。

    • モチベーションが高まったら、勉強をする。

ではなく、以下となるわけです。

  • 成功パターン

    • 英会話を再開するから、無駄なタスクを入れないで済む。

    • 英会話の先生が待っているから、仕事から早く帰る

    • ジムに行くから、規則正しい生活が送れる。

      ≒ 正常なタスクをこなすことで、忙しさが緩和される

思考を逆転させて、「やりたいこと(の下に紐づくタスク)」を優先して取り組むために、逆算して考えることが超重要。
「朝早く起きたらランニングに行く」、のではなく、「2月のマラソン大会に出て恥をかかないために、ランニングを習慣化する。そのためには、朝しか時間がなく、早起きするには23時までにはベッドに入る。そのため、食事は、20時までに・・・、仕事は・・・」と、目標ありきとなるわけです。

自分の英会話とジムの出発点は、そんなに大層なゴールありきではありませんが、いずれにしても逆算思考で、「予定を先に入れてしまう」ことが重要と再確認しました。

つまり、「1年の抱負」や「目標設定」はそれだけでは不十分で、(正月休みが開けたら絶対また忙しくなることを見越して、)忙しくない時にルーティンや行動を先取りして予定に落とし込むことが、スケジュールの「正常化」に極めて有効になります。

もちろん、1年単位の目標にだけでなく、月次や週次レベルでも有効で、週末休暇などを利用して、本来するべきタスク(「やりたいこと」に紐づくタスク)を優先して取り入れることで、スケジュールの「正常化」が行なえます。

なので、何が言いたいかというと、自分の「やりたいこと」でガンガン予定を埋めていこうぜ!と、そしたら振り返った時に、充実した、時間に追われない(逆に追いかけてる)生活を送れてますよ!と、いうわけです。

今年も気合いを入れていきましょう!

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