いっぽんのお酒、

日本酒をきっかけとして、地域を元気にしたい。という思いで活動しています。「日本酒のこと…

いっぽんのお酒、

日本酒をきっかけとして、地域を元気にしたい。という思いで活動しています。「日本酒のことがよくわからない、けどちょっと日本酒って気になるな」という方々に、「日本酒がちょっとだけ好き」になっていただくように活動中。

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    「いっぽんのお酒、」についてのこと、関わっているメンバーについての記事を更新していきます。

最近の記事

一粒一粒削り出す!酒米が精米されるプロセスを解説します!

こんにちは、たくさん飲めない唎酒師のがっきーこと宮垣慶子です。 新米の季節がやってきましたね。みなさんが聞いたことがあるであろう酒米の山田錦は、10月下旬が収穫時期です。収穫後に精米されて、酒造りに使われていきます。 今回は私の視点から、みなさんが日本酒をより楽しめるように、酒米と精米工程についてご紹介します。 1 振り返ってみます、精米歩合についてまずは、以前公開したこちらの記事について簡単に振り返ります。 「精米歩合」とは、玄米から表層部を削って残ったお米の割合をパ

    • 日本酒っていつ、だれが作ったの? 日本酒の歴史を紐解こう〈初級編〉

      こんにちは、たくさん飲めない唎酒師のがっきーこと宮垣慶子です。 皆さん、朝晩涼しく過ごしやすい季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか?風邪を引きやすい時でもあるのでくれぐれも注意してくださいね。 さて、今回は私の視点から、みなさんが日本酒をより楽しめるように、日本酒の歴史をご紹介していきます。 日本酒がいつどのように誕生したのか、そしてどのように広まっていったのか。日本史と合わせて分かりやすく解説していきます。 酒蔵を訪問できるツアーやオンラインイベントを開催する酒

      • オンラインで「いっぽんのお酒、」プレイベントを行いました。

        みなさん、こんにちは! ようやく関東でも梅雨が明けて、本格的な夏がやってきました。今年は遠出する旅行を控えて、近隣でのお出かけを楽しむしとも多いようですね。 私たち「いっぽんのお酒、」プロジェクトでは、これまでリアルイベントの開催の準備を進めてきましたが、現状をみてオンラインでの開催ができないか議論を進めてきました。 そして、先日、オンライン版「いっぽんのお酒、」プレイベントを開催しました。今回はその様子を振り返って、今後のアクションについて考えていきます。 あらためて

        • 日本酒の香味成分のバランスに関わる指標である「精米歩合」を解説

          こんにちは、がっきーこと宮垣慶子です。 先日、たくさん飲めない唎酒師である私の視点から日本酒の紹介する記事を公開したところ、たくさんの方に読んでいただき反響をいただきました! 本当にありがとうございます!!! 今回は、その続編として日本酒がより楽しめるようになる専門用語を分かりやすくご紹介していきます! それでは、解説していきます! 1.前回の内容とその応用編先日の記事で、下の表の左列にある「本醸造酒、吟醸酒……」を目印に、食事やシーンに合わせて日本酒の選び方をご紹介

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          2本

        記事

          「おいしい」って言ってもらえることが嬉しい。 栗又孝行さんが懸ける、農業への思い

          日本酒を楽しむためにご協力いただいている農家さんのストーリーを伝えるシリーズの第2弾。 前回は茨城県つくば市の川上農園さんをご紹介しました。 さて、今回は茨城県土浦市露ヶ浦沿岸で三代目になるレンコン農家の営んでいる栗又孝行さんをご紹介します。 幼少の頃から畑が広がり農業が身近な地域で育ったからこそ培われた知恵と真心を込めて野菜を育てています。 「おいしい!」って言ってもらえることが励み ー 栗又さんが農業をはじめられたきっかけから教えてください。 祖父がここ土浦でレ

          「おいしい」って言ってもらえることが嬉しい。 栗又孝行さんが懸ける、農業への思い

          「日本酒って、実はシンプル!」お酒の弱い私が唎酒師になって気づいたこと

          はじめまして、がっきーこと宮垣慶子です。 私たちは、日本酒のプロジェクトを始めたんんですが、実は、お酒が弱くて日本酒たくさん飲めないんです… それでも、味や香り、作り手さんのストーリーを知ることはとても好きなので、お店に行くときはどの日本酒にしようか人一倍、考えて選んでいます。 (少量しか飲めないからこそ....) そんなお酒は弱いけど日本酒へのこだわりが強い私が、なんと唎酒師(ききざけし)の資格をとりました!パチパチ!👏 そこで今回は「日本酒ってなんか難しそうだなあ

          「日本酒って、実はシンプル!」お酒の弱い私が唎酒師になって気づいたこと

          【茨城の農家紹介!】食べる楽しさを伝えたい!めんどくさいことをあえてやる川上農園さんのチャレンジ

          先日から少しずつ記事をご紹介していますが、早速応援のコメントを頂き、喜びを感じながら、記事を仕上げました。 私たちがどのようなことを考えながらやっているか、ぜひこちらの記事を読んでいただけたら嬉しいです。 そんな「いっぽんのお酒、」プロジェクトを進めるうえで、提供する食材のストーリーも一緒に届けたいと思っています。 まず第一弾は、「if design project」の「農×地域」チームに紹介してもらった、茨城県つくば市で川上農園の川上和浩さんです。農業に対する想いやこ

          【茨城の農家紹介!】食べる楽しさを伝えたい!めんどくさいことをあえてやる川上農園さんのチャレンジ

          【お知らせ】いばらき移住定住ポータルサイトRe:BARAKIにて、if design projectが紹介されました

          私たちのプロジェクトが誕生するきっかけになった「if design project」について、いばらき移住定住ポータルサイトRe:BARAKIにてレポート記事が公開されました。 私たち「いっぽんのお酒、」プロジェクトからはがっきーこと、宮垣さんがインタビューに答えています。 私たちのプロジェクトについての紹介や「if design project」を通して考えたこと、気づいたことについてお話しているので、ぜひご覧ください! 新型コロナウイルスの影響でイベントの開催は延期し

          【お知らせ】いばらき移住定住ポータルサイトRe:BARAKIにて、if design projectが紹介されました

          老舗酒類メーカー・明利酒類が取り組む、地域とお酒をつなぐ新しいチャレンジ

          こんにちは! 前回のnoteで、茨城県主催の「if design project」から私たちのチームが誕生した経緯をお伝えしました。 今回、私たちのプロジェクトの地元企業でもあり、企画をつくるにあたりご協力をいただいている明利酒類に、お酒を作る思いについてお聞きしました。 江戸時代末期創業!全国250蔵で使われている酵母をつくる明利酒類 明利酒類は、江戸時代末期の安政年間に創業した加藤酒造店が前身の茨城県の酒蔵の中でもトップクラスの規模を持つ総合酒類メーカーです。

          老舗酒類メーカー・明利酒類が取り組む、地域とお酒をつなぐ新しいチャレンジ

          日本酒プロジェクト始動!ぼくらがはじめる「いっぽんのお酒、」とは

          はじめまして。 私たちは茨城県が主催する地域課題解決プログラム「if design project」から生まれました。 このプログラムに参加した私たちは、茨城県内のフィールドワークを通して地域課題を目の当たりにしました。 その後、チームで議論を深めていく中で、茨城をより知ってもらう、知りたくなるきっかけをつくるために、「いっぽんのお酒、」というポップアップイベントを企画することにしました。 このnoteでは、私たちのこれまでのプロセスをご紹介しつつ、どのような地域課題を解

          日本酒プロジェクト始動!ぼくらがはじめる「いっぽんのお酒、」とは