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tama
2020年4月20日 21:14
小学6年生のある日のことである。放課後、校庭で友達と鬼ごっこだったか氷鬼だったかドロケイだったかをしていた時に、ふと思った。「あぁ、今というこの瞬間は、もう二度とこないんだ。そして、そう思った今この瞬間の感覚を、私は何度も思い出すことになるような気がする」言葉にしてみると、なんだか恥ずかしいのだけれど、あの時私は、確かにそう思った。思ってしまった。それだけは、覚えている。まるでその瞬間