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ごはんをたべるようにことばをつづる

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365日つれづれなるままに。 ぺったんぺったん、言葉をついて、 おもちみたいに美味しいものが出来たらいいな。
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#言葉

夏と秋の間に、

夏と秋の間に、

夏と秋の間に、
忘れきれなかった思い出の匂いが
強烈に立ち込める

全てを捨てた、あの夏は、
わたしを変えた、あの夏は、

肌を撫でる涼しい風が切ない、
だなんて思ってる、
センチメンタルなワタシが、
まだここに居てしまったとサイレンが鳴り
溢れ出す人生への敗北感

でも、そんな、ワタシで、
居たいとも願うばかりです

負けてやるよ、そんなもん

~詩をじっくり味わう。ことばを語感でたのしむ。~【わお!×詩のソムリエ 渡邊めぐみ】イベント 体験レポート

最近、詩に触れたのはいつでしょうか?
国語の授業までさかのぼる人も多いのでは。

わたしも、詩といえば一行ずつ朗読する(なんともたいくつな)時間・・・というイメージが強かったのですが、ワークショップでその印象は一変!

「ことば」というお料理を前に、
食卓を囲むような、ゆるやかで温かい時間。
みんなでことばを味わうこと、楽しむこと、表現すること。
ひとことでは表せない、幸福感がありました。

今回

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言葉のままで終わらない、言葉を届けたかった。

言葉のままで終わらない、言葉を届けたかった。

親指が勝手に動く。
仕方ないことだ、誰も悪気はない。

その文章がたとえ、何時間、何十時間、何百時間かけて書いた愛に溢れる言葉であろうと、人は興味が無ければ、容赦なく親指がひたすら上へ動いてしまう。

トドメに空高く画面上へとスワイプ!
バイキンマンがキランと空の彼方で輝くシーンを思い出す。

書き主が丹精込めて書いた言葉達は、
忽然と読み手の掌から消え去る。
読み手の記憶からも。

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