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2024年に読んだ本 7

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第7弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)







『東京都同情塔』 九段理江


1冊目です。
これは小説ですね。

最新の芥川賞受賞作で

僕はね、この本を
芥川賞の発表がある日の直前に
書店で見かけていたんですね。

表紙が綺麗な水色で
タイトルも
パッと聞いてどんな物語が
想像できないものなので
ちょっと気になってまして

でも、結局買わずに帰って

芥川賞発表後に書店に行ったら
売り切れていて

そこから数日後に何軒か回って
やっと手に入れました。

ちょっと調べてもらったら
わかると思うんですけども

あらすじを読んでもね、
どういう物語なのか
わからないんですよね全然
雰囲気も伝わってこないんですよ。

でね、これは
全編読んだ僕の
本当に個人的な感想なんですけども

小説ってね、
ここからここまでっていう
期間を決めて
その間に主人公や
その周りの人物に降りかかった出来事を
主観的かつ客観的に描いたり
頭の中で考えた事を
描写するものだと思うんですよ。

描くのは全てでは無くて
例えば
ストーリーの進行上
特に必要性の無い出来事や
日常は省いたりされると思うんですね。

そりゃそうですよね
全てを描こうとしたら
いくらページがあっても
足りないですから

どこを採用して
どこを切り捨てるかは
著者の裁量に任されていると
思うんですけども

僕はね、この本を読んでいて

今これはどこを描写しているんだ?
って感じたりとか
なんでここを切り取っているんだろう
って思う事が多くて

かなり集中して読まないと
読み逃すというか

読み逃すという表現が
あっているのか
わからないですけど

よくあるフォーマットで
書かれたわけでは無いので

本を読み慣れていない人は
注意が必要かもしれないですね。




『依頼人は死んだ』 若竹七海


2冊目です。
今年に入ってからこの著者の方の
『葉村晶シリーズ』を順番に読んでまして
これが2作目ですね。

このシリーズね、
どの作品も
表紙のイラストが非常に
可愛らしくて
本棚に飾りたくなるんですよね。

前作と同じような感じで
通勤時間でもサクッと読めるような
短いミステリが9本入ってます。

どれも切れ味鋭くて
文章を必要最低限まで
削っているから
一つ一つのお話が
すごく内容は濃いのに
すぐに読めてしまうんですよね。

これはもうすぐに3作目も
読みはじめようと思います。




『犬を盗む』 佐藤青南


3冊目です。
これも小説ですね。

Amazonのサブスクで
オススメに上がっていて
気になったので読みました。

帯のコメントに
「細かい違和感を憶えておいて。
最後に『なるほど』と思うから」

と書いてあるんですけど

まさにその通りだと思います。

タイトルにも入っているし
表紙もワンちゃんの絵なので
犬をテーマにした
特殊ミステリかと思いきや

ワンチャンを飼った事がなくて
知識もほぼ無い僕でも
楽しめるような
ある意味王道のミステリでしたね




はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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