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2023年に読んだ本 8

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2023年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第8弾です。

記事数が多くなってきたので
今までの記事をマガジンに
まとめました。

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)




『家日和』 奥田英朗


1冊目です。

これは小説ですね。
家や家族に関する短いお話を
集めた短編集です。

奥田英朗さんは僕が最も好きな
作家さんの1人なんですが
割と久しぶりに読みましたね。

奥田英朗作品って
僕は個人的に
かなりギャグっぽい要素多めの
馬鹿馬鹿しいものと
少し怪しげな雰囲気を纏った
重厚なものの
2種類に分けられると
思っているんですけども

これは完全に前者ですね。

思わずクスクスと
笑ってしまうような
読みやすい短い話が
何作も入っています。

こういう小説ってね
こんな書き方をすると
失礼に当たるかもしれないんですけど
代表作にはなりづらいと思うんですね。

めちゃくちゃ面白くても
やっぱり重厚なミステリとかの方が
大きな賞とかも取りやすいと思いますし

色んな人の印象に残って
読み継がれやすいとは思うんですけども

殺人事件や大事件を扱った推理小説とかよりも
日常に寄り添った
世間からすればなんでも無い出来事を
感情の機微を乗せて
丁寧に描いた作品が僕は好きなんだな
って思いましたし

通勤途中なんかにも
楽しみながら読めると思うので
オススメですね。




『革命前夜』 須賀しのぶ


2冊目です。

これは8年ほど前に
刊行された小説ですね。

1980年代後半に
音楽を学ぶために
東ドイツに留学した日本人が主人公ということで

外国を舞台にした小説ってね
ちょっと読みづらいイメージが
あると思うんですよ。

地名も人名もなかなか覚えにくい
ですし

ただこの本は
巻頭に登場人物の
紹介がされていたおかげで
個人的にはこんがらがる事なく
読めましたね。

物語のスケールがかなり大きいので
1冊目とは違う
脳味噌の部分が刺激されたように感じます。




『ネバーランド』 恩田陸


3冊目です。
これも小説ですね。
借りて読みました。

これはね、良い意味で
あらすじ詐欺というか
装丁詐欺ですね。

僕は、本を読む前に
裏表紙にあらすじが書いてあったら
そこを確認してから
スタートするタイプの人間なんですけども

あらすじを読んでも
表紙についてあった帯を読んでも
この本は
「青春」小説であることが
大々的に銘打ってあったんですね。

にも関わらず
読み終わって僕は
これは「青春」なのか?
と思いました。

あくまで個人的にですが

でもよく考えたらね
青春なんて定義の曖昧なもので

1回辞書で引いてみましたけど

それ合ってるか?
という内容でした。

まあ僕の青春も
今この文章を読んでくださっている方の
青春ももちろん全く違うものだと思うので
これはしょうがない事なんですけども

青春小説とか
青春映画、青春マンガ
みたいな括り方をされると
真っ先に思い浮かぶのは

眩しくなるような友情があって

甘酸っぱい恋があって

誰にも話せない悩みや葛藤があって

みたいなものだと思うんですよ。

でも、それを踏まえた上で
もう一度
この小説を振り返ると
青春小説に当てはまっているような気がするというか
ど真ん中な気さえするんですよ。

不思議な感情ですね。

気になった方は
確認してみてください。




はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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