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今年読んだ本 5

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2022年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書いていく記事の
第5弾です。

記事が溜まってきたので
前回までの分を
マガジンにまとめました。

前回に引き続き今回も
読んだ順番に書いていこうと
思います。


めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわみたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
省きつつ進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと僕が関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)







『シェア』 真梨幸子


1冊目は小説ですね。

真梨幸子さんの本は
結構久しぶりに読みました。


最初に読んだのが確か
僕が小学校高学年か
中1くらいの頃ですね

本屋さんに行きまして

パッと目に止まった
『殺人鬼フジコの衝動』
という本を買って

家に帰って読んだ時に
衝撃が凄くてですね

10年以上前に読んだので
内容は正直あんまり
覚えていないんですけど

子供ながらに

これ学校で読書の時間に読んでいいんか?
みたいな

そもそも
タイトルで既にインパクト
ありますからね。

そこから真梨幸子さんの本は
何冊か読んで
久しぶりにこの本を手に取ったんですけど

読みはじめてすぐに
作風というか
作品が纏っている雰囲気みたいなものが
思い出されて

ああ、こんな感じやったなぁ
って勝手に懐かしく思いながら
読めました。

内容についてはあんまり言えないんですけど

シェアハウスを舞台にした
ミステリーですね。



『さるのこしかけ』 さくらももこ


はい次はエッセイですね。

さくらももこさんのエッセイの中では
これが第2弾に当たるんでしょうか

今順番に読んでいっている最中なんですけども

僕は個人的には
第1弾よりも楽しめましたね。


まず衝撃的な事実が2つもありまして

さくらももこさんの
代表作である
『ちびまる子ちゃん』って

主人公は作者の
さくらももこさんがモデルで

他の登場人物も
実際に一緒に学校に通っていた
同級生とか
家族がモデルに
なっているわけじゃないですか

だから、実在する人物を
描く場合は本人に許可を取ったり
していたらしいんですけど

はまじには
なんの連絡もしていないらしいですね。

良いやつだから
多分許してくれるだろう
って書いてましたけど

よく考えたらね、
完全に自分をモデルにした
キャラクターが
毎週のようにテレビで放送される
アニメに出てくるって
不思議な感覚ですよね。


あともう一つビックリしたのが

『ちびまる子ちゃん』
『サザエさん』って時間帯連続して
放送されているじゃないですか

さくらももこさんは
『サザエさん』の作者である
長谷川町子さんに会ったこと
ないらしいんですね。

なんか子供の頃から
アニメの放送を
続けて見たりしてたので

なんとなく
『ちびまる子ちゃん』
『サザエさん』って
セットみたいな
感覚だったんですよ。

仮面ライダーと戦隊ヒーローの
感覚というか

『ドラえもん』
『クレヨンしんちゃん』
感覚というか

なんとなく
兄弟アニメ姉妹アニメみたいな
感覚でいたんですけど

会ったことないってのは
驚きましたね。



まだ僕は
さくらももこさんのエッセイは
2冊しか読んでないんですけども

昔あった出来事とかが、
そこは隠した方がいいんじゃないか
と思ってしまうような事実まで
包み隠さず
鮮明に描かれているんですね。

だから、
例えば今
コンプライアンスについて

もっと緩くした方が良い
っていう考えを持っている人でも

これは緩すぎへんか?
って感じると思います。


読み終わってすぐ3冊目買ったんで
また書こうと思います。



『兇人邸の殺人』 今村昌弘


次は小説ですね。

これはね、
ネタバレになる可能性があるんで
内容は書けないんですけど

僕は読んでる途中で
あ、これもしかしたら
シリーズ物かも
って気づきまして

調べたらシリーズの3作品目
だったんですね。

その時点で結構読み進めて
しまっていたんで

途中で辞めるのもなぁ
って

完全に僕の調査不足なんで
僕が悪いんですけど

せっかくやったら
シリーズの1作目から
順番に読みたいじゃないですか

なので一応
3作目から読んでも
問題無いかだけ調べて
読み進めようと思ったんですけど

変な調べ方したら
ネタバレ踏む可能性あるじゃ無いですか

だからもう覚悟を決めて
読むことにしたんですけど

全然問題無かったです。

わからないですよ

もちろん順番に読んだ方が
よく理解できるし
面白いとは思うんですけど
気になる箇所はそんなに無かったです。



『コンビニ人間』 村田沙耶香


はい、今日はこれで最後にしようと思います。

村田沙耶香さんの本は
今年初めて読んで、
これが2冊目だったんですけど

今回も衝撃的でしたね。


これはタイトルの通り
コンビニを舞台にした小説なんですけども

僕もね、今現在コンビニでアルバイトを
してまして

細かいコンビニあるあるみたいなのが
沢山出てくるんですよ。

しかも今まで言語化されていなかった
みんながホンマにうっすら感覚的に
思っていたようなあるあるなんですね。

著者の方も長年コンビニでの
アルバイト経験があるということで

確かにそういう事あるなぁ
って共感できる場面が
多かったです。



なんかね、コンビニで働いているとね
不必要な不安に駆られる瞬間があるんですよ。

例えば、
夜勤の時間
シフトに入ってるとね

僕が今働いているコンビニは
深夜になると
お客さんがほぼ居なくなって

めちゃくちゃ暇な
数時間があるんですけど

ふら〜と外に出たら

人が誰も歩いていなくて
ネズミだけ1匹
ウロチョロしている瞬間とか
あるんですね。

見渡す限り誰もいなくて

そんな状況がしばらく続くと

この街に
僕と都会を這いずり回るネズミ
しか存在していないような
錯覚に陥るんですね。

もしかしたら
自分自身も都会を這いずり回るネズミ
みたいなもん
なんじゃないかっていう



他にもね、

働いている間って
単純作業が多いですから

あぁ、俺今日
普通の事しかしてないなぁ

ってふと思う瞬間があるんですよ。

普通じゃない事がしたくて
東京に来たはずなのに
普通の事ばかりしてしまっているな
って

で、帰り道ね

僕の今住んでいる家の
最寄り駅に着いて

長ーいエスカレーターを
登って
改札階まで行くんですけど

このエスカレーターね
ちょっと不思議なことが
ありまして

3台あって下から見ると

右から降り、昇り、昇り
の順番であるんですね。

だから、降る時は
1台しか選択肢がないんですけど

昇る時は
真ん中のエスカレーターと
左のエスカレーター
どっちで昇るか
選べるんですよ。

だから、乗客は
バラけるかと思いきや

めっちゃ偏るんですね。

真ん中がめっちゃ混んでいて
左スカスカ
みたいな

なんでそうなるのか
わからないですけど


僕はその駅をほぼ毎日
使っていて

満遍なく乗ってるのを
見た回数
だいぶ少ないんですね。

だから僕は、
少ない方に乗るように
してるんですよ。

人気の無い方を
選ぶようにしてるんですよ。

ちょっとでも
普通を避けるために

エスカレーターに乗ること自体が
普通なんですけど

こんなん気持ちの問題ですから

願掛けみたいなもんですわ

『靴紐は絶対に右から結ぶ』
とかと一緒ですわ

でもしばらくしたら
気がつくんですよ。

この
人が少ない方を選ぶ
という行動は

レジに並ぶ時に
並んでいる人数が
1人でも少ない列を選ぶ

という

コンビニ的要素を
含んだ思考を
してしまっている
ということに


まあ完全に考えすぎなんですけどね。




はい、今日はここまでです。

またね、
読んだ本が溜まってきたら
書こうと思います。

ではまた明日



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