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妊娠5か月間で感じたこと

大変お久しぶりです!この度、新しい命を授かりました、妊娠5か月のいおりです🌸 現在も求人票作成代行など最前線で頑張っています(笑)

生まれて初めてのマタニティーライフが始まった中で、今回は妊娠したからこそ分かったことを記録してみました。
皆さんの先輩や後輩、同僚や部下が妊婦さんになったときや、ご自身がご懐妊された際に何か参考になることがあれば幸いです。

この5か月間、妊娠して大変だったこと

現在は妊娠中期、安定期に入ったばかりなのですが初期のときはいろいろありました。

1)妊娠直後の体調の変化が怖かった

最初からかなり驚きました。真夏でお風呂も入った後なのに、夜寝るときにタートルネックを着て毛布もかぶっていないと寒く感じたり…
↑寝ればおさまったので風邪をひいたわけではなさそうでした。

今まで何とも思わなかったしょうもない出来事に腹を立てることも増えました。(しかも4日間連続…。)

自分ではどうにもできない反応があり、夫婦でビックリしていました。が、要因が妊娠だと分かったとき、夫は「やっぱり妊娠してたのか…」とホッとしたそうです。私は妊娠が分かったときはトイレから叫んで出てきました(笑)

2)お店から漂う、美味しそうな匂いがアウトになった

妊娠6週目くらいでダメな匂いがだんだん増えました。慣れると問題ないのですが、ニンニクやたまねぎ、料理名がパッと分からない複雑な香りがした際は「うぅ…やばい…ここから早く撤退したい…」ととっさに走りたくなるくらい危険を感じました(笑)

私の場合、何度も吐いたり(吐き悪阻)、よだれが出ると苦しくなって水が手放せない(よだれ悪阻)といった苦しすぎる悪阻がほぼ無かったのですが、臭いだけは気を付けました。

もしも妊婦さんと一緒におでかけ、ランチやディナーに行く際はどんな匂いがダメそう?と聞いてみてから外出先を決めた方が良いと思います!

3)食べられるはずの鶏肉が食べられなくなった

これも食費や献立を考えるときに凄く悩みました…。急に鶏肉のようなゴロゴロしたお肉を見ると、写真だけでも気持ち悪く感じるようになってしまいました😨
↑今はおさまりましたが、量は少なめにしています。鶏肉はやっぱり美味しいです(笑)

シチュー、親子丼などに入れる鶏肉は美味しいはずなのに「なんか味変わったよね?」と思い始め…何度も検証した結果、一番食べやすかった豚肉の細切れなどの薄い豚肉をメインにすることになりました。

原因は分からないのですが、特定の食べ物が急に嫌になってしまうこともあるので、妊婦さんは少しずつ食べてみましょう。

4)勘弁してくれ!お手洗いネタ!!

もうこれが一番厄介かもしれません(笑)
滅多に便秘になったことが無かったのに、2日に1回は便秘になって酸化マグネシウムにお世話になり、赤ちゃんや子宮が大きくなるほど頻尿になるのでトイレの回数が急増します!

仕事では取材アポもあり、お昼ご飯後のアポやMTGがあると「トイレ我慢しませんように…」としっかり準備して臨んでいますが、もう終盤になると私の脳みその半分以上は「ごめんなさい、トイレ行って良いですか?」になります(笑)

水を飲まなければいいのでは?という人もいますが、赤ちゃんが大きくなると羊水を飲んで排泄するようになり、羊水の入れ替えも頻繁になるため、むしろ水分補給をしなければならないのです。

もう水を飲んでトイレに行くのが仕事なのです!!「何回でも良い、お手洗いは行きたいときに行きなさい」と言ってあげてください!

5)立ちっぱなしなんて絶対に無理!

普段から立ち仕事の人であっても、お腹に血や酸素が巡ることが多くなり、頭に血と酸素が少なくなることも増えます。立ちくらみが増えます。
私も今まで何ともなかったのに、ショッピングモールを1周しただけで「少し座って休憩する…」と息を整えたくなったり、神社の祈祷でたまたま立ちっぱなしだったときも「ごめん、フラフラするから…そこに座らせてもらう…」と言って座ったくらいです。

座れば何でもできるのか?というと、そうでもないのですが立ちっぱなしよりは楽です。重い荷物を持つなんてもってのほかです。怪我する前に座りましょう、座らせましょう。

6)ちょっと頭を使っただけ、動いただけで電池切れ…眠い!

眠り悪阻とも言いますが、寝てはいけないタイミングで爆睡しそうなくらい眠い日もありました。また、少し動いただけで2,3時間は平気で昼寝できるくらい眠気を感じるようになりました。

私の場合は便利なことに、眠気にもピークがあって土日に一番眠くなるのに合わせて昼寝したり、体力を消耗しなければ眠くならないと気づいて朝に仕事を一気に終わらせるようにすると、楽になりました。

7)検診や検査で有給休暇が消える

妊婦検診は会社がもちろん休みをくれるものの、検診休暇は基本無給になるので有給休暇を使うことにしました。が、大変なことになります(笑)

はじめは2週間に1回の検診になるので月2日は有休を使ってしまいます。からの、私は一度も引っかかったことがない血液検査で再検査になり、出生前診断と結果告知などもあり月4日も有休をはたきました。

幸い、そのときに夏季休暇が有給で付与されたので半休にして少しずつ有給休暇を使えました。この時点で、もしも有給休暇が少ない人は無給で休んで検診に行かないといけなくなるかもしれません。
※有休がないからなどといって検診に行かない、行かせないは絶対にダメです!!

8)自分の体調よりも赤ちゃんの方が心配

妊婦さんからすると、毎日エコーを見るわけではないので、赤ちゃんの状態の方が圧倒的に心配になります。出勤すると「具合はどう?大丈夫?元気?」とたくさんの方から声をかけられ、嬉しい気持ちになりますが…内心「ウチの子は今、心臓が動いているんだろうか?」と冷や汗をかいています。しかも検診で我が子を見るまで、ずっと。

妊婦さんの中には直属の上長には妊娠報告はしても「職場の皆さんには安定期(妊娠5か月)になるまでは絶対に言わないで欲しい」と思う方もたくさんいます。理由は、その間にお別れする可能性が最大15%もあるからです。

私も妊娠してから知りましたが、はじめは9週、12週、16週の壁があります。それを突破すると24週、28週(妊娠後期、妊娠8か月)、36週(珠算直前なんで週1回で検診に行く時期)が目安になるようですが、9週を迎える前に流産してしまったり、12週を超えても出生前診断で選択を迫られるケースもあります。
※ほかにも悪阻があり、妊娠検査薬で陽性が出た!おめでただ!!と思ったら実は胞状奇形だった、というパターンもあります。

自分の目で我が子を確認するまではずっと不安、それが妊婦さんの試練だと私は感じました。

9)くしゃみと笑いに要注意

お腹に力が入りそうになるくしゃみをするとき、お笑い番組を見てつい笑ってしまうとき、実はお腹が数秒間、痛くなることもありました。別にくしゃみや笑いが悪影響になることはないようですが、子宮が大きくなると周りの靭帯も伸びたりするので振動でズキズキすることがあります。

なので私はくしゃみのときはお腹を支えてからするようにしたり、大笑いしそうになったときは声量を下げようと意識していました。

10)空腹になると絶不調になってしまう

私はとにかくお腹がすくと気分が悪くなる、覇気がなくなる傾向がありました。朝のお出かけ前にはゼリーやヨーグルトなどを食べて出かけないと「苦しい…家に帰る前にご飯が食べたい…外食したい…」となってしまいます。妊娠して間もないころは晩御飯をしっかり食べたのに、夜中にお茶漬け、ラーメン、コーンポタージュ、お味噌汁ご飯などを食べないと眠れない日もありました。

お腹が空かなければ大丈夫なので、基本的に朝はヨーグルトや牛乳+フルグラ、夜はご飯2杯分食べる食生活になりました(笑)でも、これだけ食べているのに5か月間で体重は一切増えていません、むしろ減っています。赤ちゃんが私の栄養を吸っているからです!皆さんしっかりご飯を食べましょう!!

妊娠、我が子から学んだこと

妊娠生活、大変なこともあったけど有難いことももちろんあります!というハッピーなオチで〆たいと思います(笑)

1)一緒に成長していける喜びがある

私がエコーで初めてみた我が子はたったの5mmで、もう点にしか見えませんでした(笑)最初は胎芽と呼ばれ、恐竜みたいな形からスタートします。途中、首が直角に折れた恐竜のような形になり、徐々にしっぽが消え、人のような頭ができてきて、人間の形になっていって胎児に成長していくんですよね。
で、2週間後にエコーで見たら急に1,5cmになってたりして「え、そんなハイスピードで大きくなるの?!もう二頭身になるの?!」と診察台でビックリしてました(笑)初めて心臓がトクトク動いているのが見えたときは感動して涙が出ました。

我が子がそんなハイペースで大きくなるのに、私はどう成長しよう…と改めて考え、育児本に限らず、育児に関するInstagramやTwitterを読み漁って勉強し始めました。保活(保育園を探す活動のこと)も本格的に始め、自分は子どもとどう接したいのか、幼いうちは何を優先的に教育しようかを一生懸命考えました。が、あんまりにもガリ勉だったからか、助産師さんから「適当に生きるコツ」を教えていただいたりしました(笑)

いざ妊娠したら「この子のために私は何ができるだろう?」をこんなに真っ向から考えたり「この子はどんなことをして私たち夫婦をゲラゲラ笑わせてくれるんだろう?」と楽しみになったりして、本当に子を授かったことに感謝しています。

2)頑張りすぎたことを認識できた

自分が何となくこだわっていたこと、気にし過ぎていたこと、考え過ぎていたこと、無理していたことをやっと客観的に気づけて良かったと思います。我が子が「お母さん、もっとテキトーにやればいいやん」と教えに来てくれたのかもしれません。

「ちょっとくらい美味しいものを食べたって、寄り道したって、失敗したって、手を抜いたって良いじゃない!それが言えるようにならないと産後大変よ~!!」と助産師さんにも言われたので、少し大らかになる練習を続けていこうと思います。

3)幸せをより実感できた

私にバスや電車で席を譲ってくださった方、ありがとうございます。など、何でもないことに深くお礼を心の中でも声に出しても言っています(笑)

緊張感がある診察をしてくださる産婦人科の先生方、真面目すぎる私に肩の力を抜きなさい!と言ってくださる助産師さんたち、仕事でいつも気遣ってくれる職場の皆さん、妊娠する前から心身ケアしてくださっている鍼灸の先生、妊娠おめでとうとお祝いのメッセージをくれた同級生や同期、恩師の方々、暖かく見守ってくれる家族、そして世界で一番大好きな夫、みんながいなければ絶対に今の私と我が子はいませんでした。本当に感謝しかありません。

私より遥かに小さいのに、遥かに強い我が子に引っ張ってもらって妊娠16週を迎えられたことは奇跡中の奇跡です🌟
今までは「仕事と夫婦の生活と、ちょっとの趣味だけ」みたいな生活だったのが「人生、他にも面白いことがあるんだけさ、あなたやってみない?」と我が子に声をかけてもらえたような気がしました。

マタニティーライフは本当にいろんなことがあり、涙もあれば闘いや葛藤もありますが、優しい気持ちとは何か?愛とは何か?自分が成し遂げたいことは何か?など哲学的な話も考えられる素敵な機会だと思います。

職場だと「体調は?!引継ぎは?復帰時期は?!」と淡々と仕事のことに目が行ってしまうこともありますが、妊婦さんも妊婦さんの周りにいる方も、息抜きした際に人生のイロイロを振り返ってみると何か発見があると思います。

しんどいときは我慢せずにツライと言い、周りに助けを求めましょう。
そして幸せなときは「私は生まれてきて良かった」と言ってみてください。
お腹の子がきっと「素直でよろしい」と笑ってくれるはずです。

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