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コーチングを学んで得られたこと   クライアントが得られること

自粛中、コーチングを勉強してみようか、という方の参考に、私自身がコーチングを学んで実感している変化について書きたいと思います。これは学ぶ側だけでなく、コーチングを受けるクライアント側もジワジワ実感していける変化=コーチングを受けるメリットだと思います。


コーチングの勉強をし始めた頃に、「コーチ度チェックリスト」という性格・行動の確認を行ないました。全部で16項目あるのですが、改めてチェックリストを見返してみると、当時まだできていないと判断していた項目で、強く変化を感じるものがありました。

それは、

「どんな状況にあっても、前向きで積極的な発想を持つことができる」

ということです。

(他の項目でも、同じようにこれは今はできている、と感じるものもありますがこの項目については大きく変われた気がします。)

振り返ってみれば、コーチングを学ぶ前の私は、些細な事でもクヨクヨしたり、不安になったり、気になって眠れないという日もありました。また、ショックだったことや怒り、悲しんだことなど何時間もグルグル負のループに入って悩んだり、それ自体が時間の無駄とわかっていても、抜け出すことができない蟻地獄でもがいているような、そんな時もありました。

誰かに話してスッキリして気晴らしにはなるけど、根本的な解決にはならず、ずっとどこかで気にしてたり、また形を変えて再現する。そんな日々を送っていたように思います。

そんな私でしたが、コーチングを学んでいるうちに自然と、そんなモヤモヤする時間、悩んで眠れない夜がどんどん無くなっていきました。勉強を始める前、コーチに、「悩む時間がほとんどなくなるよ」とは言われていましたが、正にそんな感じです。合理的な悩み方をするので、ネガティブな気持ちで悩む時間がほとんどなくなります。


コーチングを学ぶと、何故「どんな状況にあっても、前向きで積極的な発想を持つことができる」ようになるのか??

コーチングでは、物事のマイナス面ではなく、プラスの面に目を向けるので、自然とプラス思考になるのでは、と考えています。

勿論それは、コーチとして学ぶ側だけでなく、コーチングを受けるクライアント側も、物事をポジティブにとらえるようになります。コーチングは基本、継続セッションで定期的に続けていきますので、クライアントにも自然とコーチング的なモノの見方が習慣化し身についていっている様子が感じらとれます。

このような見方を体得したクライアントは、面白い程道が開けていきます。例えば、現状のようなコロナの影響で仕事がゼロになったクライアントも、セッションを進めるにつれ、自粛の度合いは酷くなっているにも関わらず、新たなチャンスを得たり、予想もしなかったような新たな道へ進まれていたり、コーチの私でもワクワクしてくるようなお話も出てきます。

勿論、セッションをただ受けるだけではなく、コーチングの成果はクライアント自身の行動次第ですが、コーチング的視点の影響は大きいと思います。

有名な心理学者が、「人が悩むのは、物事そのものではなく、物事のとらえ方に悩む」といったように、実は物事そのもの(出来事そのもの)の解決より、とらえ方(受け止め方)を変えることで、問題そのものが問題ではなくなる、ということがあります。

こんな風に、例え自分では変えることができない問題も自分の中で解決でき、前向きな気持ちで進んでいけるのがコーチングの良さだなぁ、と日々実感しています。

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