自分の存在を肯定してくれてありがとう

こんにちは、戌亥です。

ここのところ昼食はうどん。チンして出汁とお湯かけて出来上がりなのでついつい頼ってしまいます。こどもも好きで食べてくれるし。ワカメとキャラクターのおさかなチップ（インスタントうどんなどに入っているペライはんぺんみたいなやつ）を入れるのが最近の定番。

息子は乳児の頃、ゲップがあまり上手にできませんでした。最初は不安でしたがゲップの際吐くことも2回ほどしかなく、とってもおりこうさんでした。大量に買ったガーゼも活躍せず知人にあげることに。

夜は頻繁に起きましたが、授乳すれば落ち着いて寝てくれたので、たまに起こるギャン泣きにはこちらも泣いてしまうほど不安になったりもしました。

こどもができたことで自分の体のことを考えるのはもちろん、こどもの体のことや住環境のことなど目線をだいぶ下げて視点も変えて物事を見るようになりました。

お母さんになりたい。と早くから思っていた割に、どんな風に育てたいとかどうしたいとかあまり想像してきませんでした。ただ、ハグはめっちゃいっぱいする。手をいっぱい繋ぐ。などスキンシップはいっぱいはかりたいと思っていました。

妊娠を計画的にして妊娠した時、「奇跡！わたしもついにお母さんになれる！」と嬉しすぎて飛び上がったのは一瞬で、年齢のことがネックでその後生まれて顔を見るまでずっと不安でした。

小さく産まれた息子は、当初いつ退院できるかわからないと言われていましたが、生きようとする気持ちが強かったのか、母乳もしっかり飲んでくれたのでわたしが退院した次の日に退院することができました。

そんな息子ももうすぐ2歳。ありがたいことに大きなけがも病気もすることなく健やかに育ってくれています。言葉も少しずつ覚えてわたしのことも「あーしゃん、あーしゃん」と呼んでくれます。

この前初めて、息子が寝ている間に買い物へ行こうと主人に留守番をお願いしました。1時間経たないぐらいで主人からLINE電話があり、出ると電話口で『あﾞーじゃん！あﾞーじゃん！』と嗚咽。泣き叫んでいる息子の声でした。

その声を聞いてわたしは息子にとって唯一無二の存在。お母さんなんやな。って思いました。運転中泣いている声を聞いてかわいそうなことをしたなって気持ちとこれからも君のこと大切にするよって気持ちが溢れてきました。

手を繋ぐ時も主人ではなくわたしを選んでくれる。小さな手を繋ぎながら散歩することが幸せ。最近はダーって走っていくから危険ですが・・いつまでも続くわけではないこの瞬間瞬間を大切にしています。

睡眠不足も2年目やし、自由に買い物へも行けないし、だんだんわがままになってきて気に入らないとブーって言うようになったし、イラっとすることも増えてきましたがやっぱりかわいい。そう思える自分も好き。

良くも悪くもお母さんになったらって想像しなかったから今の現実を受け入れられているのかもしれない。子育てに関することも検索しなくなった。昔は不安なことはすぐ検索したけど、それで本当の安心は得られない。それよりもプロに見てもらった方が早いし断然安心できる。

自分の為にもこどもの為にも健康でありたいと思うようになったし、わたしが倒れたら息子はどうなるって思ったら検診もきちんと受けようと思える。

わたしの姿が見えずギャン泣きする息子の姿を見たら愛おしくて、自分の存在をここまで肯定してくれる、必要としてくれる存在に出会えて感謝の気持ちが湧く。

人間の成長を目の当たりにし、日々発見があり、小さな命に色んなことを教えられています。ありがとう、大好きな息子くん。