〜AI活用仕事術vol.1〜 「ChatGPT機能アップデートまとめ」
当社では『新しい働き方をつくる・学ぶ』をテーマに、AIツールを活用し社内の業務効率化を進めています。
この記事では最新AI技術「ChatGPT」を使った仕事の効率化について皆さんのお役に立つような情報発信をしていきたいと思います。
今回は第1回ということで、先日、openAI社によって発表された「ChatGPT」の機能アップデート情報から「初心者でも安心！今すぐにでも使いたい機能！３選」を皆さんにお伝えしたいと思います！
1.New!「GPTs」
・GPTs(GPT Builder)の概要
まず最初にご紹介したいのが「GPTs」。こちらは日常生活や特定のタスクに特化したChatGPTをカスタマイズできる革新的な機能なんです。
GPT Builderという便利なツールを使えば、プログラミングの知識がなくても自分自身でオリジナルのChatGPTを手軽に作成ができるんです。しかも、その過程はとってもシンプル。会話を始めて、指示を出し、必要な情報を追加するだけ。さらに、Web検索や画像作成、データ分析などの機能も自由に選べます。
例えば、ボードゲームのルールを学んだり、お子さんの数学教育に役立てたり、様々な可能性が広がります。そして、2023年11月末には、「GPT Store」もオープン予定だそう。ユーザーが作成したGPTを公開し、他の人が検索して使えるようになるんです。GPTの使用者が増えれば、その分の収入を得ることもできるそう。
・「GPTs」の使い方
使い方は簡単！
画面左の「Explore」をクリック。そこから「Create a GPT」を選択しましょう。次に、「Create」ボタンをクリックしどんな機能が欲しいか、どんな用途に使いたいかを入力して、「Save」ボタンを押せば、あなた専用のGPTが使えるようになります。
また、詳細な設定をするには「Configure」を選択し、「名前」、「説明」、「説明書」（ここで細かい動作の指定）を入力することで可能です！
「＋」ボタンを押せばヘッダー写真の設定もできるんです。
これで、あなたも簡単にオリジナルのGPTを作成できます。ぜひ、この機能を活用して、あなたの日常や仕事に役立ててみてくださいね！（はじめに有料版に加入する必要があるのでその点はご注意を）
2.New!「GPT-4 Turbo」
・「GPT-4 Turbo」概要
続いて「GPT-4 Turbo」について紹介します！
「GPT-4 Turbo」の最大の特徴は、そのコンテキストウィンドウの大幅な拡大です。従来のGPT-4と比べて、処理能力が大幅に向上し、なんと12万8000トークン、つまり300ページ以上のテキストを一度に処理できるようになったんです。これにより、より長い文脈を理解することが可能になりました。
また、この「GPT-4 Turbo」は、2023年4月までの最新のデータを学習しているため、より正確で最新の情報に基づいた回答を提供できます。ユーザーは、最新の情報を求めるクエリに対しても、より信頼性の高い回答を期待できるようになりました。
更に素晴らしいことに、「GPT-4 Turbo」は画像入力にも対応しています。これにより、テキストだけでなく、画像に関する分析やキャプション生成などの機能も提供されます。そして、コスト効率も向上し、これらの高度な機能をより手頃な価格で利用できるようになったというのは、多くのユーザーにとって喜ばしいニュースですよね！
・追加機能が同時利用可能に
この最新バージョンでは、ユーザーが複数の追加機能を同時に使えるようになりました。
これまで、ChatGPT Plusのユーザーは、ドロップダウンメニューから様々なツールを選択して利用していました。例えば、画像を生成する必要がある時は「DALL·E 3 ベータ版」を、インターネットリンクが必要な時は「Browse with Bing（Bingで検索）」を選ぶ、といった操作が必要でした。
しかし、ユーザーからのフィードバックを受けて、OpenAIはこのドロップダウンメニューを廃止し、「GPT-4 Turbo」が自動的に最適なツールを選択するようにアップデートしました。これで、たとえばプロンプトで画像を要求すれば、「GPT-4 Turbo」は自動的に「Dall-E 3」を使用して回答します。
この改善により、ユーザーはより効率的に仕事をできるようになりました。さまざまな機能をより簡単に活用できるようになったことは、AIの利便性をさらに高める重要なステップです。これにより、私たちの日常生活や仕事において、AIの活用がさらに広がること間違いなしですね！
３．New!「Assistants API」
・機能概要
最後に「Assistants API」についていくつかのポイントに分けて紹介します！
カスタマイズ可能なアシスタント:
このAPIを使えば、自分だけのAssistantsを作り、知識を拡張し、さまざまなモデルやツールを呼び出してタスクを実行できます。高度な機能の利用:
Code Interpreter、Retrieval、Function callingなど、開発者にとって有用な高度な機能が利用可能です。これにより、複雑なプログラミング作業から解放され、アプリケーションの実装に集中できます。
長いスレッドの使用:
持続的で無限に長いスレッドが使用でき、スレッドの状態管理をOpenAIに委ねることで、コンテキスト長の制約を回避できます。
プライバシーの保護:
Assistants APIに渡されたデータやファイルは、モデルのトレーニングには使用されないため、ユーザーのプライバシーが保護されます。
アクセスとテスト:
Assistants Playgroundを通じて、コードを書かずにAPIを試すことができます。詳細は「Playground - OpenAI API」や「Assistants overview - OpenAI API」で確認できます。APIを使用するには、BetaヘッダをHTTPリクエストのヘッダに渡す必要があります。
このAssistants APIの導入により、エージェントなどの実装がより容易になり、開発の幅が大きく広がることが期待されています。これからのAIの進化がますます楽しみですね！
まとめ
みなさん、今回は「ChatGPT」の最新アップデートによって追加された魅力的な新機能を「初心者でも安心！今すぐにでも使いたい機能！3選」としてご紹介しました。これらの新機能は、使い勝手が良くて、本当にすぐにでも試したくなるようなものばかりです！
もちろん、今回ご紹介したのはほんの一部。もっとたくさんの機能や可能性があるんです。興味を持った方は、ぜひ自分で調べてみてくださいね。ChatGPTの世界は広く、日々進化しています。新しい発見がきっとあるはずです。
この記事を読んで、少しでも新しいAIの世界に触れてみるきっかけになれば嬉しいです。ぜひ、新機能を試してみて、日常生活や仕事に活かして頂ければと思います。
次回もお楽しみに！
■その他記事はこちら
〜AI活用仕事術vol.2〜「AIの力で業務革新！リアルに使える先進的な活用法とは」
〜AI活用仕事術vol.3〜「スピードUPと品質向上を実現する記事作成術」
〜AI活用仕事術vol.４〜「提案書作成時間が1日から30分に！“GoogleColabとChatGPTの連携とは”」