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高校生の明日を切り開く力を ”地域” で - BEAU LABO 4期 ディレクター紹介 vol.13 田川 裕大 - Inside BEAU Op.67


好奇心を今、追求しよう。



みなさんは、これを見たとき何を思い浮かべるのだろうか。
このnoteを読んでくださっている方であれば、これがBEAU LABO のキャッチフレーズであるとわかるであろう。そして、これは僕の高校時代に持っていた気持ちでもある。

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みなさんこんにちは、田川 裕大(たがわ ゆうた)です。
BEAU LABO チーフディレクターと地域コミュニティラボ ディレクターをしています。


僕のいままでを振り返っていこうと思います。

僕は2001年福井県の越前市という地域で生まれました。
小さい頃の自分を一言で表すと、これしか出てきません。

”人を乗せて走る鉄道がすき”

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京都府 鉄道博物館にて 500系新幹線


小さなことはまちを駆け抜け、いろんな人たちを乗せて運んでいく、鉄道がすごく好きでした。どれくらい好きだったかというと、毎日駅に行き、見ていたくらいです。


そんなある日、祖母からひとつのおもちゃをもらいました。
みなさんご存じだとは思いますが、プラレールというおもちゃです。

そんなおもちゃをもらい、自分のお家の部屋に線路を引き、電車を走らせていました。



こんな情景だれにでもあるのではないか、と思ったあなた。

そう、僕もほんの1週間前までその情景に何の違和感の覚えていませんでした。



しかし、僕はふと気づきました。
自分が毎日、家で一人でプラレールのレールを引いて電車を走らせているだけではなかったんです。鉄道が好きであったことは変わりません。でも、線路を敷くだけではなくて、そこに住宅街、商店街、など一つ一つの駅に特色のある”まち”を各々作っていたんです。



そう、幼稚園、小学生の前半までの僕は電車を走らせるだけでなく、”まち”をつくっていた。



それに気づいた自分は、小学生の後半と中学生のことを思い出しました。



その頃の僕は、親からゲーム機を買ってもらいました。
みんなが持っていたから、欲しくておねだりしました。
懐かしいです。



しかし、そんな僕は、していたゲームがほかの人と全く趣味が合わなかったんです。



なんでか、それは、まちづくりのゲームをしていたから。
シムシティという地域経営のゲームやA列車で行こうという鉄道によるまちづくりをしていくゲームをしていました。



そして、高校生になり自分は現実世界の”まち”に出たのです。
中学生までは、家でのまちづくり、ゲーム内でのまちづくりをしていました。そんな僕は、いつの間にか仮想現実の中でまちをつくることだけをしていくのではなく、今目の前にある課題に向き合いたいと考えたのです。
その時の自分の目の前には、消滅していくまちの姿がありました。
テレビで人口減少によって素敵なまちがなくなってしまうかもしれないと知り、自分が今、動くしかないと思いました。

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その後、自分は本当のまちに出て、いろんな人たちとはなしながら、理想のまちについて研究をしていきました。こういう一歩から街にかかわっていきたいと思ったからです。



しかし、すんなり現実世界での挑戦ができたわけではない。恩師の先生の存在がそこにはありました。



「君がしたいなら、今興味のあることに夢中になれ。おれはいつでも付き添ってやるし、応援する。」そんな言葉をかけられたことがその時の自分の背中を大きく押してくれたんだと思います。



そう、僕の今までの生まれてからの人生は一貫していた。



”まち”を創るのが好き。




ただ、この一言であると僕は思う。
人が自分の住んでいる”まち”について語れない。
実態が実際に伴っていない。
そして、一番は地域で活躍する若い人材が少なすぎることである。

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このようなことに課題感をもち、高校生から自分たちの地域や地域のひとつの場所について知っていくことができれば、もっと主体的に人生を考えて、生きていくことができるのでは、との思いで今、BEAU LABO の企画・運営を行っています。


興味のあることに今、夢中になる。



興味のあることについて専門家や様々なバックグラウンドを持つ同世代、少し上の世代のロールモデルとの出会いを通じて、深めていくことができる環境が、”地域にしかない独自性の高い資源”を活用して創っていくことができると信じて、今後も一人ひとりの高校生に向き合い続けたいと思います。

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まずは、今興味のあることに全力で打ち込んでみること。それをすることによって、自分が本当に楽しいと思っていた部分がどこか分かったり、これは合わなかったと知ることが出来たり。

やってみたいことには、ずっと仮説でしかないからこそ、【仮設定】でもいいから、とにかく今してみたいことに素直になって打ち込んでみることが大切だと僕は思っています。




今期を通して挑戦していきたい課題、検証したい仮説

自分自身、地方には無限大の可能性があると信じています。日本は少子高齢化が急速に進行しており、課題先進国といわれています。
その中でも特に地方がそれらの課題が都市部に比べると非常に課題がすぐ近くに迫ってきています。


このような地方は言ってみれば、世界最先端の学びができる環境であると僕は思っています。


だからこそ、一人ひとりの高校生が福井という舞台で実践的な学びができる環境を作っていきたいと思います。だからこそ、高校生にはこの期間で、自分の殻を破り、自分の興味のあることを何度も何度も仮説検証を繰り返し、興味のあることを追求していける習慣を身に着けていけるように自分自身もディレクターとしてかかわっていきたいと思っています。

明日を自分自身で切り開いていく力を今、目の前にいる高校生につけていってほしい。
全力で、あなたの人生に伴走します。

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BEAU LABO 4期生 地域経済ラボ / 地域コミュニティラボ 所属高校生



世界を変える人ではなく、明日を自分自身の力で切り開いていくことができる人を増やしていくことが重要であり、そのような人達は地方から生まれていく。




豊かな自然


地域にしかない文化や産業


地域のコミュニティ


背中を押してくれる多くの人たちがいる



そんな地域にしかない

住んでいる人からしたら当たり前なものが

挑戦しやすい環境を創り

これから時代を背負う人たちの

明日を切り開いていく力につながっていくんだと

僕は確信しています。


田川 裕大



田川裕大(Yuuta Tagawa)
BEAU Platinum Partner,COO,Founder
一般社団法人BEAU理事
BEAU LABO チーフディレクター
地域コミュニティラボ ディレクター

福井県立大 経済学部2年
福井県立丸岡高校 地域協働部 アドバイザー
福井県立鯖江高校出身

田川 裕大 プロフィール写真


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