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「時間管理」することが目的ではなく、何かを成すための手段だという事 No.835

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2023年4月16日 「DAYONE日記」No.835
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日、朝から読書会に
参加させていただきました。

P・ドラッカーの
「プロフェッショナルの条件」を
読み進めています。

今回も、
様々な学び・刺激があったのですが
改めて、「時間を管理する」という事について
考える機会になりました。
(他にもあるので別の機会に書きます…)

そもそも、
「時間管理は大事」ということは
誰も分かっているはずなのに、
人は何故かすぐに楽に流されてしまう…。

それは、
真に「時間の価値」についての
理解する必要があるという事。

ドラッカーとしては…

「成果を上げる者は、仕事からスタートしない。
 時間からスタートする」

と言及している通りで、
仕事を含めて何かを始める場合、
全てにおいて必要になるのが時間なのです。

つまり、
時間なくして何もできない。

さらに、
時間というのは、他のものに代替えできない。

極端にいえば、
時間に置き換えるものが存在しない。
そして、時間はお金でも買えない。

つまり、
誰にでも平等にある時間ですが
実は、とても貴重だという事です。

読書会の中でも、
「時間=命そのもの」という話もあり
本当にその通りだと感じたのです。

昔読んだ本でも
人生というのは、時間という手元のカードを
経験に変える作業だ。

と言われているのを思い出しました。
時間をどんな経験に変えるかが大事だと。
(時間を無駄な経験や浪費していないか…)

ドラッカーは…

「時間に対する愛情あるほど、
 成果を上げている人を際立たせるものはない」

と言及しています。

だからこそ、
時間に対して意識を向ける必要が
あるということです。

ここまで
時間についての希少性を書いてしますが、
さらに大事なことがあります。

それは、本質的に…

「なぜ時間管理する必要があるのか?」

という事。
そこについて突き詰める必要があります。

大切なのは、
「時間を管理する」という事ではなく、
「ある目的のために時間管理する」という事です。

つまり、
時間管理するのが目的ではない、という事です。
それは、あくまで手段なのです。

むしろ、時間管理をして、
「自分がすべき事」や「自分が成すべき事」。

その目的のための手段として
時間をどのように使い、配分するのかを考える。

手段として、
適切に管理していく必要があるという事です。

という事は、
目的がなければ時間管理を考えても
意味がないのです。

時間管理をどこまで広げるか個人差は
あると思いますが、仕事にとどまらず人生という
事まで捉える事もできます。

どこに自分の目的を置くか?
それによって、時間管理に仕方や方法も
変化していくのです。

いずれにしても、
目的が先で、時間管理が後ですね。

本当に、
時間というのは、誰にとっても
平等かつコントロールできるものとして
与えられている産物です。

この平等に与えられたものを
どのように使うのか?

他人に時間を奪われてしまって
終わるのではなく、自分のためにいかに使うのか?
それが大事になるのです。

目的をしっかりと持ち、
その手段としての「時間管理」。

この順序を大切して、
これからも日々取り組んでいきたいものです。

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