見出し画像

マネジメントには求心力が必要 No.778

===========
2023年2月19日 「DAYONE日記」No.778
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
===========

おはようございます。

昨日は、会社のマネジメント職の
研修会が丸一日ありました。

久しぶりに会う同期もいて
ある意味、再会の場にもなったので
良かったです。

ただ研修が長かったですが…

その研修の中で
ベテランの支店長が人材育成について
講演をされました。

その方は、
私自身も大変お世話になった方ですが
本当に物腰も柔らかく
人間力の高い人格者です。

そんな支店長から
マネジメントについて自論を
熱く語ってくれる講演になったのです。

メモを振りかえながら
特に印象に残ったのが部分がこちらです。

「マネジメントは、
 部下から求心力を高めることが大事。
 影響力とも言えるかも知れません。

 そうしないと、
 部下から見れば何もしないのに
 指示するだけの人になってしまうのです。

 大事な事は、自分が実績を出すこと。

 それは何でもいい。

 でも、1番分かりやすいのは
 組織の課題を見つけて、それを自分で
 解決すること。

 例えば、
 会社の中で収益を稼ぐ力が弱いという課題を
 見つければ、それを自分が率先して取り組み
 収益を上げるように努力をしてみる。

 別にそんな大それた事でなくても
 長年要請しながら、何も出来なかったトイレの
 改修工事の予算を取ってくれた。

 そんな事でもいいのです。

 要するに、誰もやらないことをやってみる。

 そうすると、
 この人は少し違うと思ってもらえるし
 何か期待できる人だと思ってもらえるのです。

 その積み重ねが求心力になるのです。

 この求心力こそが、
 マネジメントにはとにかく必要。

 なぜなら、人を動かすのに
 自分の話を聞いてもらえないと
 そもそもダメなのです。

 だから、自分が部下にとって
 信頼できる人、安心できる人、しかるべき人に
 なるためには実力がなければならない
 という事です。

 それを忘れずに取り組んでください。」

という話をされたのです。

この話を聞いて、
私は身の引き締まる思いになりました。

マネジメント職でも
本当にやらない方がたまにいます。
むしろ、マネジメント職になってから
やらなくなるという表現が正しいかも知れません。

そういう方々は、
部下に指示だけしているだけ人なのです。
そして、往々にして責任を取らない…。

だから、
そういう方々の下で働いている部下は
不満や文句を言っている人が多いのです。

「上が働かない…」
「なぜ、あの人の言うことを
 聞かなければならないのか?」

ということを…。

それは、やはりそのマネジメント職が
しかるべき人になっていないという事。

部下からの求心力や信頼がないからです。

やはり、
リーダーやマネジメントというのは
自分にも実力がなければならないのです。

実力ある人からの話だからこそ
部下も信頼をしてくれるのです。

昨日の支店長の話も
しかるべき実績を出されている
支店長だからこそ、話す言葉に重みや深みがあり、信頼できるのです。

であれば、自分はどうするのか?

部下にとって、
この人の下なら安心できる。
信頼できる。成長できる。守ってもらえる。

と感じてもらえるように、
自分を磨き、実力をつけながら
率先垂範して取り組んでいくことが
大事になると感じたのです。

むしろ、そうなれるように
新たに決意をすることになりました。

もう一度、自分を見つめ直す意味でも
とても有意義な研修の場になりました。

そして、支店長には
講演ありがとうございましたと
深く御礼を申し上げたいです。

これからも努力して
成長したと言ってもらえるように
取り組んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,634件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?